- Amazon.co.jp ・本 (205ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062134507
作品紹介・あらすじ
6人の直木賞作家が贈る、芳醇、至高のアンソロジー。ワインは愛をはぐくみ、愛は物語を生む。
感想・レビュー・書評
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ワインモチーフの短編集。文章もワインワインしてないから、ワインに詳しくなくても問題ない。むしろ、ゆっくりといいワインが飲みたくなる。
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余裕があるとき、ほしいとき、どちらのときにもおすすめしたい一冊。様々な作者による、ワインに纏わる短編集。日当たりのよい室内で読みたい。
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直木賞作家6名による、ワインをモチーフにした短編集。
“6人の直木賞作家が贈る、芳醇、至高のアンソロジー。ワインは愛をはぐくみ、愛は物語を生む。”―帯より。
◇石田衣良
「父の手」……岩の原ワイン(上越市、岩の原葡萄園)
◇角田光代
「トカイ行き」……TOKAJI ASZU HETSZOLO 1995 6put(ハンガリー、トカイ)
◇重松清
「ひとしずく」……CHATEAU BEYCHEVELLE 1962(フランス、ボルドー)
◇篠田節子
「天使の分け前」……CHEVALIER-MONTRACHET 1990(フランス、ブルゴーニュ)
◇藤田宜永
「腕枕」……CHATEAU HAUT BRION 1971(フランス、ボルドー)
◇唯川恵
「浅間情話」……登美(甲斐市、登美の丘ワイナリー)
何年も前に買った1冊を再読。短編集って、何年か経って読み返すと、内容覚えてないことが多いんですよね。
今回読んで、作品として面白かったのは、「父の手」「トカイ行き」。
でも、なんとなく内容の記憶があるのは「ひとしずく」「天使の分け前」。…なんででしょ?
「父の手」の物語が印象的で、よーく冷やした白ワインを飲みたくなりました。でも、ハンガリーの貴腐ワイン・トカイワインも一度ぜひ飲んでみたいなぁ。
余談だけど。
「浅間情話」の『登美』が作られている、登美の丘ワイナリーは何度か行ったことあり。見晴らしよくてオススメです。残念ながら『登美』は飲んだことありませんが…。貴腐ワインを試飲しました。
短編集だから仕方ないのかもしれないけど、もう少しボリュームがあってもいいかな。
『Vintage'07』もぜひ読んでみたい。 -
ワインがテーマのアンソロジー。
可もなく不可もなくといったところでしょうか。
でも角田光代さんの話を読んでいたらトカイワインを飲んでみたくなりました。 -
六人の直木賞作家による、ワインに関するアンソロジー。
高級なワインを一口ずつゆっくりと味わうような感覚でした。
特に角田光代さんの「トカイ行き」と重松清さんの「ひとしずく」がお気に入りです。トカイワイン、呑んでみたいな。そして「ひとしずく」のような夫婦になりたい。 -
6人の作家さんによるワインに因んだ短編集。
石田衣良さんが好きなのでこちらの本を図書館で借りましたが、どれも読みやすかったです^^
安心して、心安らかに読める1冊。 -
『トカイ行き』人って、ひょっとしたら、わかりあえないということを知るためだけに出会い、恋なんて苦労の多いことをして、ともに過ごそうとするのか?
大人になったから合わないんじゃない、わかりあえないと知るためにともにいたんじゃない、私たちは自身を満たすために大人になり、満たすためにだれかと出会うのだ。 -
6人の直木賞作家が描く、ワインにまつわる短編集。個人的には、さり気無くワインの存在を描いている石田衣良さんの『父の手』が好き。唯川恵さんの『浅間情話』は、とても印象に残るお話で最後にしっかり締めてくれたって感じでした。
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ワインでもいろいろ印象は変わるね〜♪
でも、どれもおしゃれ☆