千の命

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 34
レビュー : 5
  • Amazon.co.jp ・本 (304ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062134569

感想・レビュー・書評

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  • 評伝と時代小説の違いはなんだろう。これは私には時代小説。良くわからないけれど、違いはある。

  • お産というのは、どれだけ大変なものか、命をかけて女は出産していたのだ、ということを知らしめてくれる本。

    江戸時代中期に産科を確立した玄悦を主人公に読みやすく進んでいく。

    普通の女性は、子どもは(痛みはあっても)簡単に産めるものと深刻に考えていないと思う。産婦人科で働いていた私には、その考え自体が問題ではないかと感じるのだが…

    異常分娩は妊婦の命まで奪うという事実。現代であっても分娩はとても危険なものなのだ。帝王切開があってもそのタイミングを誤ると命にかかわる。また胎児が損傷してしまうことも多い。

    江戸時代を舞台にしたこの本から、出産に対する大変さ、それを救おうと生き悩む男たちの生き様を、少しでも感じとってくれたら、と願う。

  • まだお産でたくさんの人がなくなっていた時代、胎内で亡くなった胎児を外に出す手立て ― 回生術を初めて生み出した人物、賀川玄悦。
    そんな賀川玄悦の一生を、物語としてまとめた一冊。

    玄悦の、医学、人々への思いに、ただ感動。
    また、ただの伝記本ではなく、一人の人間としての生き様にも共感を覚えた。

    たくさんの人に読んでもらいたい!
    ・・・のだけど、刺激が強いので、出産を経験していない女性にはお勧めできないかも(^^;

  • 京都弁が懐かしい。2008.06.13

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著者プロフィール

歴史小説家

「2019年 『梅と水仙』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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