- Amazon.co.jp ・本 (166ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062134972
作品紹介・あらすじ
クラス内での選挙や多数決。今までなんとなく決まっていたと思ってたことにも、じつはこんなからくりが-。ごまかされないためにも知っておきたい、みんなが納得できる、ものごとの決め方。
感想・レビュー・書評
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多数決とじゃんけんに限らず、さまざまな決め方の公平性とか仕組みとかを紹介した本。
「なかなか完全に公平な決め方はない」というような記述がそこかしこに出てくるんだけど、ちょっと穿ちすぎというか、いちゃもんに近い「不公平」もちらほら。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
「ものごとを決める」あらゆる方法を紹介した小中学生向けの書籍。なので、タイトルだけ見れば魅力的ですが、内容は大人が読むには簡単すぎますね。
「1 多数決」「2 選挙」に関しては政治の仕組みめいたことも解説されてあり、子どもがニュースに興味を持つきっかけにも使えそう。また文中では「票が割れる」「事実上の一騎撃ち選挙」「無風選挙」など、ニュースでよく聞くことばの解説もなされているため、本当に丁寧に書かれているなあという感じです。多数決を行うことの意義なんかも説明されています。ぶっちゃけ、僕自身の勉強にもなりました。
ところが「3 ジャンケン」以降になると、単なる方法の紹介に終始してしまった感があります。それまでとは毛色が異なり始めたというか。それまでに比べ、子どもだまし的な内容になっているかな。読んでて面白いことも多かったですが「1 多数決」「2 選挙」と同じ本である必要はない、といったところ。
【目次】
まえがき
1 多数決
2 選挙
3 ジャンケン
4 コイン投げ
5 くじびき
6 ジャンケンに代わるこんなルールもある
あとがき
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