臨界点

  • 講談社 (1970年1月1日発売)
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Amazon.co.jp ・本 / ISBN・EAN: 9784062135498

みんなの感想まとめ

警察の裏金をテーマにしたこの小説は、権力の闇と正義の葛藤を描いています。元警察官でジャーナリストの中川が不可解な死を遂げ、その事件を追う刑事たちの姿が描かれる中、組織の巨悪に立ち向かう彼らの正義感が鮮...

感想・レビュー・書評

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  • 元警察官でジャーナリストの中川の死体が東京湾で発見される。
    不可解な形で事件性なしとして捜査本部が解散される中,
    月島東署の楠木とその後輩の菊山エリカ,大都新聞の記者新城が事件を追う。

    著者自身が元警察官でジャーナリスト,さらに2010年に亡くなっていて,
    自殺とされていることを知ると,何やら怖ろしくなるが,
    それを別にして純粋に小説としても楽しめる。

  • 刑事・警察物。組織の巨悪と刑事達個人の正義との戦い。悪だけでは救われないけど、刑事1人ひとりの正義感があるから未来はある。ただ、ラストはもうひと工夫してほしかった気がする。

  • この手のネタは嫌いじゃない。
    実際いろんな裏があるんだろーなーって思うけど、それでも交番のお巡りさんはいろんな意味で好きです。おもろい組織だわ。

  • 黒木昭雄初の小説「臨界点」
    《あらすじ》
    東京湾晴海埠頭の沖合で男性の死体が発見された。検視で首には紐状のものによる圧迫痕、側頭部には擦過打撲傷群を認めたため、所轄の月島東署は殺人事件の可能性が高いと判断。遺体を医大の法医学教室に回すとともに、捜査本部を設置した。指紋照合の結果、被害者は元警視庁巡査部長でジャーナリスト中川一邦と判明。そして司法解剖での所見も頭蓋内損傷及び頸部圧迫による窒息死、殺人を示唆していた。
      ところが、司法解剖を執行した法医学教室から捜査本部に届いた“精密鑑定”なる報告書には、前回の所見を覆し、事故死を意味する“溺死”の文字。それを受け、捜査本部はわずか3日で解散した。警視庁捜査一課の楠木宗一郎警部補は、一連の経過に不審を抱き、月島東署刑事・菊山エリカ、大都新聞社社会部記者・新城康之らとともに、極秘で事件の再調査を開始した。調べが進むにつれ、楠木らは中川が命をかけてまで追い続けていた衝撃の事実の断片に遭遇する。それは日本全国を未曾有の大混乱に陥れる重大な機密だった。
    追う者と追われる者が錯綜する中、次第に明らかになっていく事件のどす黒く暗い闇。真相の核心にたどり着ついた楠木たちを待ち受けていたのは……!! 元警視庁巡査部長がリアルに描いた本格警察小説。

    講談社 モウラより抜粋

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