一瞬の風になれ 第一部 -イチニツイテ-

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 4564
レビュー : 800
  • Amazon.co.jp ・本 (242ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062135627

作品紹介・あらすじ

春野台高校陸上部。とくに強豪でもないこの部に入部した二人のスプリンター。ひたすらに走る、そのことが次第に二人を変え、そして、部を変える-。思わず胸が熱くなる、とびきりの陸上青春小説、誕生。

感想・レビュー・書評

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  • 『風が強く吹いている』で感動の嵐に包まれていたら、次はぜひこれを!と
    熱心に薦めてくださったブクログ仲間さんのおかげで巡り会えたこの本。

    関東大会も夢じゃない記録が出そうだったレースでバトンを落として失格になっても、
    落としたメンバーを責めるどころか、全員が痛みを共有し
    バトンを渡した方と渡された方両方で「自分が悪い」と責任の取り合いを始める
    高校生たちの、この爽やかさ♪まさに青春です!

    天才サッカー選手の兄と天才的スプリンターの連、という天才ふたりに挟まれて
    自信が持てず、レースのたびにトイレに駆け込む金髪少年の新二、

    あらゆるスプリンターのお手本になりそうな天性の走りができるのに
    まったく欲がなく常にマイペースで、辛い合宿からは夜逃げしてしまう連、

    調子がいいように見えて実は気配りの人、根岸、
    占星術・易・風水に拘り、「最悪のジンクス王」の異名をとる浦木、
    安定感のある走りと誠実な人柄で部員を支える守屋、と

    個性豊かな少年たちが文字通り「イチニツイテ」、
    この先どんな成長を見せてくれるのか、楽しみでたまらない第1巻。

    • nobo0803さん
      ぜひぜひ第2巻、3巻と読み進めてください♪
      最後はきっと、まろんさんにも彼らと一緒にレースをしている緊張感そして感動が訪れるはず!!
      ぜひぜひ第2巻、3巻と読み進めてください♪
      最後はきっと、まろんさんにも彼らと一緒にレースをしている緊張感そして感動が訪れるはず!!
      2012/10/02
    • まろんさん
      3巻もあるので、なかなか手を出せないでいましたが
      400mリレーだけあって、ほんとに疾走感のある描写で、どんどん読んでしまいますね!
      高校生...
      3巻もあるので、なかなか手を出せないでいましたが
      400mリレーだけあって、ほんとに疾走感のある描写で、どんどん読んでしまいますね!
      高校生たちがかわいくって、きゅんきゅんしながら読んでいます(笑)
      2012/10/03
  • これを読むと、高校時代をもう一度やり直したくなる。

  • これは今まで読んだ青春もの中で一番良かった作品。疾走感あふれるいい作品です。

  • ほとんどの時が悔しいんだぞ。
    試合に負けたり、
    練習がうまくいかなかったり、
    人が自分より強くなったり、怪我したり。
    9割がた悔しいんだ。
    嬉しい時なんてほとんどねえよ。

    だけど、そのぽっちりの嬉しい時が、
    全部の悔しいや苦しいに勝るんだよ。
    でなきゃ、誰が部活なんてやる?

  • はあああぁぁぁ。
    出てくる人みんながあったかい。だから本がほかほかしてる。神谷くんの気持ちが胸にじりじりと伝わってきて、笑ったり涙が出そうになったりした。
    この文章の書き方好きだ。神谷くんから直接詳しく話を聞いているみたいで、自分も本の一部になった気がする。さっそく続きが読みたい!!!さわやかな本だなー。

  • スポーツの楽しさ、すがすがしさを感じることができ、入り込みやすく、さらっとよめて、面白かった。

  • きっと小説でも、説明文に慣れない人が読むには読みやすい文が続いて、さくさく読めると思います。実際の短距離走のシーンなどでは、一瞬の出来事って事を意識したのか、ほとんど状況説明のないあっさりとした文章。一人称視点とも合わさって、よほど主人公に感情移入しないとドキドキ感は味わえません。それでも、慣れれば心情の動きはつかみやすく、すかっとした青春小説として合っているのかなと感じてきます。どっしりと本につかりたい人にはもうひとつ何かが欲しいんじゃないかな?て思うことしかり。

  • 中高生を描いた小説は、「そんなこと高校生は言わないよー」と思うようなセリフが多かったりするのですが、この作品はそういうぶれが少ないと思いました。リアル。なのに爽やか。

  • きのう読み始めてきのう読了。ずっと読もうと思っていたのを、ようやく!
    久しぶりに佐藤多佳子さんを読んで、ああやっぱりこのひとの文章好きだな、と思う。ことばになっている以外の、余白の部分というか、ことばとことばの間の空白の使い方がものすごく上手で、ことばにならない部分でびんびん伝わってくる。そして、「黄色い目の魚」の木島を読んだときもそう思ったけれど、男の子のたりィな、とかめんどくせ、っていう気持ちを描くのがうまいなぁと思う。佐藤さんの作品は、女の子視点より男の子視点の方が好きかも。
    二巻も近々読みたいなぁ。

  • 感想やらなんやらは第三部にて。
    20120514読了。

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著者プロフィール

1962年東京都生まれ。1989年に「サマータイム」で月刊MOE童話大賞を受賞してデビュー。『イグアナくんのおじゃまな毎日』で産経児童出版文化賞、日本児童文学者協会賞、路傍の石文学賞を受賞。『一瞬の風になれ』で吉川英治文学新人賞、『聖夜』で小学館児童出版文化賞、『明るい夜に出かけて』で山本周五郎賞を受賞。そのほかの作品に『しゃべれども しゃべれども』『神様のくれた指』『黄色い目の魚』『第二音楽室』などがある。

「2018年 『シロガラス5 青い目のふたご 5』 で使われていた紹介文から引用しています。」

佐藤多佳子の作品

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