そこは忘れかけていた魂のよりどころだった。「神社面白クラブ」が巡りに巡った、全国の鎮守の森。日本人の原点を旅する。
大野芳(おおの・かおる) 一九四一年愛知県生まれ。ノンフィクション作家。『北針』で第一回潮賞ノンフィクション部門特別賞受賞。 著書に『近衛秀麿――日本のオーケストラをつくった男』(講談社)、 『絶海密室』『瀕死の白鳥――亡命者エリアナ・パブロバの生涯』(以上、新潮社)、 『8月17日、ソ連軍上陸す――最果ての要衝・占守島攻防記』『「宗谷」の昭和史――南極観測船になった海軍特務艦』(以上、新潮文庫)、 『死にざまに見る昭和史――八人の凜然たる〈最期〉』『無念なり――近衛文麿の闘い』『裸の天才画家 田中一村』(以上、平凡社)、 『天皇は暗殺されたのか』(二見文庫)など多数。 「2020年 『伊藤博文を暗殺したのは誰なのか 安重根と闇に隠された真犯人』 で使われていた紹介文から引用しています。」