狂骨の夢

著者 :
  • 講談社
3.65
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本棚登録 : 197
レビュー : 24
  • Amazon.co.jp ・本 (978ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062136273

作品紹介・あらすじ

狂骨は井中の白骨なり-髑髏のみせる幻、骨の記憶を黒衣の男が解き明かす。

感想・レビュー・書評

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  • 髑髏を巡る複数の謎を解き明かす、京極堂シリーズ第3弾。

    装丁がとても素敵な本なのですが、1kg近い重さの本を支えるのが辛かった。。(何も考えず図書館で予約し、受け取ってビックリしたゴロ寝読書派の私…)
    前2作と比べて一番ラストの憑き物落としが最もこじつけ感なくぴたっとはまった感じ。邪教と思われた立川流の真の本尊を説くくだりにはここまで読んできた自分すら『救われた』ような清涼な気持ちになった。

    潮騒サラウンドのどんよりした空気感漂う世界でも相変わらず自由すぎる榎木津、男に生まれたら斯くありたいと思わせるハードボイルドな木場(長門とのコンビを心から再び見たい…)など、魅力的な人物描写力はさらにアップ。そして何より今回はアダっぽさが魅力の女性・朱美さんに持って行かれた。
    この結末、大好き!

  • 淵に幽霊の印刷がしてあってギョっとしたw
    京極作品三冊目。
    内容は今までで一番面白かった!過去の本を読んでいると
    あの時でてきた人だ~と嬉しくなる
    京極堂の活躍が随分後半になってからだけど
    一番おいしいところをさらい、全てを収縮するその絶技は
    本当に面白い

  • 色んな事件が起こり、登場人物も数多く、中々複雑だったが面白かった。
    今の時点でこのシリーズの中では一番好き。

    5月22日  読了

  • ひとつの髑髏をめぐって起きる殺人事件。京極堂が登場するまでが長い。神話や宗教の言葉が多くて難しかった。

  • ぶあつい!
    読むのに時間かかった。

    けど、面白いから苦じゃない。

    色々な事件や謎が絡み合い、登場人物がどんどん増えていく。
    名前だけしか出てこないような脇役も、最終的には事件にからんでいたり。

    そんななので、最後の謎解きの場面では
    誰がそこにいて、誰がいないのか混乱してしまった。

    このシリーズに出てくる登場人物の中では、
    榎さんが一番すき。

  • いつもよりちょっと理屈っぽい印象を受けたのは
    登場人物にあまり感情移入できなかったからだと思う。
    とは言え、相変わらず京極堂の憑き物落としはお見事です。
    http://matsuri7.blog123.fc2.com/blog-entry-57.html

  • 図書館に文庫版がなくハードカバーのを借りてしまいました。重い。
    フロイトや宗教の話がさっぱりで今回も軽く読み飛ばしてしまいました。
    こういうのを楽しめないなら京極堂シリーズは読むべきじゃないのかな、と思いつつ
    でも話の展開や登場人物の面白さでつい読みたくなります。

  • 講談社ノベルス版『狂骨の夢』は、一九九五年五月に刊行されました。
    『文庫版 狂骨の夢』は二〇〇〇年九月に刊行されました。
    文庫版として出版するにあたり、本文レイアウトに合わせて大幅な加筆・訂正をおこない、体裁の一部を変更しましたが、ストーリーなどは変わっておりません。
    『分冊文庫版 狂骨の夢』は二〇〇五年八月に刊行されました。
    本作品は「分冊文庫版」を底本としてハードカバー化したものです。

  • 落ちがある程度読めた。ので、どきどき感不足。

  • 再読。でも加筆増幅版読むのは初めてだし、初読に近いかも?
    これは……映像化は無理ですか? でも文章で読むとまんまとひっかかります。もうわけわからなくて振り回されっぱなしだったのが、真相ではすとんと納得。にしてもこの事件を起こしてしまった動機ともいえるものが、皮肉というか悲劇というか……。

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著者プロフィール

京極 夏彦(きょうごく なつひこ)
1963年、北海道小樽市生まれ。小説家としてだけでなく、世界妖怪協会・世界妖怪会議評議員(肝煎)など妖怪研究家であり、他にも装幀家、アートディレクター、俳優など様々な顔を持つ。
広告代理店を経てデザイン会社を設立。1994年、そこで暇つぶしに書いた『姑獲鳥の夏』を講談社に送ったところ極めて評価を受け、同年、即出版・デビューに至る。瞬く間に執筆依頼が殺到する人気作家に上り詰めた。
1996年に『魍魎の匣』で日本推理作家協会賞、1997年『嗤う伊右衛門』で第25回泉鏡花文学賞、2002年『覘き小平次』で第16回山本周五郎賞、2004年『後巷説百物語』で第130回直木三十五賞、2011年『西巷説百物語』で第24回柴田錬三郎賞など、数多くの受賞歴がある。
代表作に「百鬼夜行シリーズ」「巷説百物語シリーズ」「豆腐小僧シリーズ」など。

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