獣の奏者 I 闘蛇編

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 3371
レビュー : 483
  • Amazon.co.jp ・本 (326ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062137003

感想・レビュー・書評

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  • 少女エリンは、獣ノ医術師である母を戦闘用の獣・闘蛇を死なせたことで責任を問われ、処刑され喪ってしまう。里から逃げた彼女は、養蜂家の男ジョウンに拾われ養われる。ある日遠出する養父に内緒でついて行って、山中で遭難したとき、王獣という翼をはやした獅子のような生き物と出会い、魅了される。その姿が忘れられないエリンは、王獣の医術師になる決心をする。闘蛇に王獣に蜜蜂、生き物の生の営みに触れ、人間に飼いならされる獣の生き方に疑問を持つエリン。彼女が今後その答えにどう導かれていくのか、次巻以降が楽しみ。

  • ファンタジーはあまり読まないのだけれど、長男があまりにも勧めてくるので読んだ。
    さらっと読む部分もあったけれど、この巻の最後、母親をなくした王獣を世話するシーンがとても良かった。
    二巻も読みたい。

  • 愛した本

  • 闘蛇と呼ばれる生き物を飼育する村で生活していた少女エリン。
    早くに亡くなった父のことを知らず、
    忌避されるよそ者でありながら闘蛇を世話する技に長けた母と
    穏やかに暮らしていたが、
    突然、複数の闘蛇が謎の死を遂げたことにより、
    過酷な運命にさらされることになる…。

    エリンの聡明な思考。そして観察し、熟考する性格。
    その知識欲で、活路を開いていく姿がとても好ましい。
    上橋先生のファンタジーは地理、世界観等練られているので、
    国の仕組みや、造語を整理しながら読まないといけないのだが、
    じっくり読むのがとても楽しい。

  • そういえば「獣の奏者」読んでなかった。王獣と闘蛇、真王と大公、ねじれる政治体制と世界の軋みの予兆。これは期待しないわけにはいかないオープニングです。ハイファンタジーではあるけれど、養蜂の描写は現実的に違和感なく、しかも説明臭くなく楽しめ、だからこそ、物語に説得力を与えている。そして、そこでもここでも物語の核心に触れるような問題意識が浮かび上がってくる。楽しみ~。とりあえずこのシリーズ読み終わったら、他のも読み返してみよう。ほとんど忘れてるし。

  • 私は精霊の守り人シリーズが好きでこの本も読んでみました!やはり面白い!
    二巻目が楽しみです!!

  • 獣ノ医術師である母と暮らすエリン。しかしある日、母が世話をしていた闘蛇が全滅してしまう。その責任を負い、母は処刑されることに。エリンは母を助けようと処刑場に向かうが、逆に闘蛇に襲われてしまう。そのとき母は指笛を吹き、闘蛇を操ってエリンを助けてくれた。「これは大罪だから、誰にも言うな。真似をするな」と言い残して。
    闘蛇に遠方まで運ばれたエリンを拾ったのは、ジョウン。養蜂をしながらのんびりと暮らす彼は自然と生きる術や自分の知る知識をエリンに与えながら、彼女を育ててくれた。
    時は流れ、ジョウンは息子の勧めで首都で暮らすこととなる。エリンはそれに反対し、ジョウンのつてをたどって獣ノ医術師となる学校へ通うことに。そこでエリンが目にしたのは、傷ついた王獣。餌も食べず、水も飲まない王獣を、エリンは治療することができるのか。

  • 児童文学レベルじゃないよね。

  • 2018/04/25
    守り人シリーズのファンだったので、こちらも読んでみました。さすがのディテールです。
    主人公が少女ということで、子供のころに読めていたらどんなにわくわくしただろうかと思いながら読み進めました。
    まだ一作目なので、これからどんな物語に転じていくか楽しみです。

  • 鹿の王を読んでからこの著者の他の作品も読んでみたいと思っていたのですが、この獣の奏者の一巻となる闘蛇編がなかなか無くて…ようやく図書館で発見!
    やっぱり文章が上手くて読みやすく、どんどんと物語の世界に引き込まれていきます。

    闘蛇編、とっても面白かった!
    次巻の王獣編にも期待大!

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著者プロフィール

上橋 菜穂子(うえはし なほこ)
1962年、東京都生まれの児童文学作家、SF作家。
1992年『月の森に、カミよ眠れ』で日本児童文学者協会新人賞、2000年『闇の守り人』で第40回日本児童文学者協会賞、2003年『神の守人 来訪編、帰還編』で 第52回小学館児童出版文化賞、2004年『狐笛のかなた』で 第42回野間児童文芸賞受賞他、2015年『鹿の王』で第12回本屋大賞など、多数の受賞歴がある。
2014年には「小さなノーベル賞」とも呼ばれる世界的な賞、国際アンデルセン賞作家賞を受賞している。

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