江戸おしゃれ図絵 衣裳と結髪の三百年

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 48
レビュー : 7
  • Amazon.co.jp ・本 (170ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062138031

感想・レビュー・書評

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  • 江戸時代における着物の着こなしの流行を調べた本。

    着物というものはどうも「こういうふうに着るもの」という正解が求められて窮屈な印象があるのですが、着物が "日本の作法"でもない時代にはいろいろな形や着こなしがあったのだと知り面白かったです。

    現在は "日常に着る" という着方がほぼなくなって、堅苦しい作法としての着こなししか残っていないのでは、という気がしました。

    挿絵は当時の文献から著者が描き起こしたものらしいのですが、着物の形や着こなし方を知るのには、ちょっと捉えづらく思えるのが不満といえば不満です。

  • すごいです!今まで、時代劇の髪型にこんなにも違いがあると想像したこともありませんでした!
    こんな内容、よく調べたなと思います。現代の参考資料などほとんどないのに、と思ったら、ちゃんと江戸時代に書かれたものをひもといて、分かりやすい現代語にしてくれて。
    絵もこの方の本職のようですが全て資料そのままでなく、描き直されているからこそ、ここまで統一感のある、見やすい本になっていると思われます。
    私も昔のものがなんだか好きなのですが、著者はもっともーっと深くどっぷりはまっていて、ファンになっちゃいました。

  • 三百年、太平の江戸。その中で度々出された改革・禁令もなんのその。女も男も、粋に装う!!
    初期、中期、後期……小袖の袖は伸び、裾は長く引き、帯は幅広に、そして、髪は結い上げ、上へ、上へ。
    そして着物や帯の染め、織り、柄の流行も変わっていく。
    江戸時代の人々が三百年をかけて追い続け、練り上げた衣装美。そこから鑑みる彼らの美意識を色鮮やかなカラーイラストで解説。

    本当のファッションはヨーロッパではなく日本にあった。
    戦国時代が終焉。そして待っていたのは長い太平の世。戦争の無い時間が生んだ衣装と結髪の流行史を紹介する大江戸ファッション辞典。

  •  着物の形、着付けの方法、髪型。どれ一つとっても、今私たちが「江戸時代のもの」として目にしているものとは違います。江戸時代って300年。その中でもかなり変化しています。

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著者プロフィール

1955年仙台市生まれ。江戸衣裳と暮らし研究家、日本画家。衣裳デザイナーを経て早稲田大学で学び、江戸に関する研究・著作活動を行う。2002年、日本橋再開発に作品が起用される。この作品は江戸東京博物館正門前の外通路に拡大版として転移されている。2004年国立劇場より制作依頼を受けて描いた『伝統芸能絵巻』(全四巻)はローマとブタペストの国立美術館でも展示された。著書に『江戸衣装図鑑』『お江戸の結婚』『絵で見るおふろの歴史』『江戸の子ども ちょんまげのひみつ』などがある。

「2017年 『廓の媚学』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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