ハルビン駅へ 日露中・交錯するロシア満洲の近代史

  • 講談社 (2014年10月1日発売)
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Amazon.co.jp ・本 / ISBN・EAN: 9784062139984

みんなの感想まとめ

ロシアの植民地経営を中心に、ハルビンを通じて描かれる近代史が魅力的に展開されます。シベリア鉄道の開通を軸に、ハルビンがいかにして西洋化したモダン都市となったのか、詳細な資料を元に深く掘り下げられていま...

感想・レビュー・書評

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  • ロシアの外のロシア、ハルビン。
    中国人やユダヤ人など誰もが制限なく生活し、束の間の多様的な社会が体現された街。

    街に鉄道が通ることの意味も、現実として記されていて面白かった。
    「鉄道はパン種のようなものだ。これは、人々の間で文化的な発酵を引き起こす。途中、まったく未開の人々が住むところを通過するとしても、鉄道運行をこなせるだけのレベルにまでその人たちをあっという間に引き上げてしまう」

    ただ長くて読みにくくて、私には6割くらいしか理解できていないんじゃないかという自覚がある。

  • ふむ

  • ロシアの外側のロシアとしての自由なハルビン、日本の外側の日本としての台湾。よしとするものはあれど、その土地は元は寒村。そういえば、荒畑寒村はどうやって号を選んだんだろう。ユダヤの強さ。

  • 日本語訳が最低!サッパリわからん、金返せ〜(ー ー;)

  • 山内昌之先生はちょい辛な書評を週刊文春にあげていらっしゃるようですが、その書評を読んで興味持ちました。
    買って読んでみようかと思います。



    「寛容なるロシアの極東政策」より

    …興味深いのは、ロシア人が開発した満洲とハルビンの魅力をこわした元凶が日本だという著者の見方である。「ロシア人が自制し、中国人も遠慮したのに、日本人は寛容さに欠けた」というのだ。
    …日本人の存在そのものが悪というより、その登場に孕まれていた両義性や二律背反性こそ、悪を含めた歴史の屈曲した進路や複雑性を解く手がかりであり、ハルビンが帝国主義の残照となる根拠になったのではないか。

    ふむふむ…。


    ウルフ先生…。飲んでしたたかに酔われた後、〆にラーメンを食べに行くと札幌駅某ビルの「ラーメン共和国」へ「リパブリーック!!ラーメン!!」と叫びながら向かわれた後姿を思い出します…。

  • ハルビンと言えば上海と並んで中国にありながら列強の租借地として西洋化したモダン都市のイメージだが、本著は帝政ロシアがアムール川「探検」からハルビンの地を満州開拓の拠点として設置してから1910年辺りまでを詳細な資料を元に描き出した「ロシアから見たハルビン」史である。
    アメリカ人のロシア史研究家からみた満州の歴史は、日清・日露といった今までの視点とは全く違った風景を見せてくれる。

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著者プロフィール

【訳者】半谷 史郎(はんや・しろう)
1968 年愛知県生まれ。東京大学大学院総合文化研究科博士課程修了。現在、愛知県立大学外国語学部教授。専門はソ連史。著書に『中央アジアの朝鮮人』(岡奈津子と共著:東洋書店、2006 年)。訳書にテリー・マーチン『アファーマティヴ・アクションの帝国』(共訳:明石書店、2011 年)、ディビッド・ウルフ『ハルビン駅へ』(講談社、2014 年)、アレクセイ・ユルチャク『最後のソ連世代』(みすず書房、2017 年)がある。

「2025年 『史録 スターリングラード』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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