カシオペアの丘で (上)

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  • 講談社 (2007年5月1日発売)
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Amazon.co.jp ・本 / ISBN・EAN: 9784062140027

みんなの感想まとめ

温かくも切ない人間ドラマが展開される物語です。幼馴染の4人が再会するカシオペアの丘で、それぞれの人生の重みや過去の出来事が明らかになり、感情の交錯が描かれます。半身不随のトシと彼を支えるミッチョ、そし...

感想・レビュー・書評

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  • どんどん読み進められて続きを読みたい!と思える本でした。

  • 温かくも切ない物語。

    幼馴染の4人、トシ、ミッチョ、シュン、ユウジは大人になってカシオペアの丘で再開する。

    半身不随で車椅子生活をするトシと、彼を支えるミッチョ。二人は夫婦で、北海道で生活している。

    トシが半身不随になったのは、小学校5年生の時。シュンとの喧嘩から事故へと繋がってしまい、トシは自分の足で立つことができなくなってしまった。
    不慮の事故だったにも関わらず、シュンは責任を感じて東京へと引っ越してしまう。

    それっきり2人は会うことはなかったが、シュンの癌が見つかり、やり残した事をするため故郷へ帰る決心をする。

    再開した4人は、昔を懐かしみながらもシュンの死が近い事を知る。
    妻のエリと息子の哲夫は、死を受け入れることに抵抗があったが、シュンの容体の悪化を真に受けると同時に、死を受け入れる心構えを持つようになる。

    後編につづく

  • 本当の死を目前にしている人生、
    生きながらの死を纏っている人生。

    死にたくないのに死ぬ人、
    死にたいのに死ねない人。

    どちらが幸せなのか、果たして答えが見つかるのか。

    謝っても許されない人、
    謝られても許さない人。

    どちらが悲しいのかー。

    随分と対照的で壮大な人生どうしが交錯する物語で、前半戦はピャーッと読み終えました。まぶたの裏が熱くなる面もしばしば。早く下巻を借りに図書館いってきます!

  • 北海道に住む幼馴染み4人、トシ、ミッチョ、シュン、ユウちゃんは閉鎖された炭鉱が丘になっている頂上から星を見上げ「この丘に将来、遊園地を作ろう」と夢を見た。時とともに離れ離れになったけど1つの事件をきっかけにまた繋がる。シュンが余命宣告されてからはシュンの息子を含めた繋がりもできて可愛がってくれた場面は涙。

  • 少しずつ過去の出来事が明らかにされていくので、気になってどんどんページをめくっていました。

    この先どうなるか、みんなの心のわだかまりが溶けていくのを期待して次も読みます!

  • 続き読みたい

  • 泣く

  • ゆるしたい相手を決してゆるせずに生きていくひとと、
    ゆるされたい相手に決してゆるしてもらえずに生きていくひとは、

    どちらがかなしいのだろう。

    丘の上から街を見下ろす観音様はかつての炭鉱事故の後に作られたものだ。事故に巻き込まれた人の供養のためか、それとも何かに許されたかったのか。

    悲しい真実、過去の過ち、産まれてこなかった命、後悔・・・
    子供の頃に見上げた星空の下で再会した4人。ようやく素直になれるのだろうか。

    泣かせようとするポイントが多すぎてそれが少し残念でした。
    素直に読めばいいのだろうけど。

  • 頭で考えた言葉とは裏腹に、本心が思わず溢れ出る描写が本当にリアル。登場人物達に段々と感情移入してしまい、読者である私も一緒に泣きそうになるほど。後半も読ませていただきます。

  • 幼馴染たちの各々のストーリーが同時進行する構成であり、それぞれ伏線が張られた状態で物語は進んでいく。ストーリーのひとつは病魔に冒された俊介の家族の件であるが、感傷的になり過ぎずむしろ幼馴染たちとのその後の人間関係がどのように展開していくのかにひたすら関心が寄り、常に緊迫感を持ちながら読み進めていった。


  • 癌で余命わずかな主人公が故郷に戻って幼馴染4人と再会。

    昔、起こった炭鉱事故のことで故郷に戻ることを躊躇っていたが、残された時間に会えるうちに、と帰る決意をする。

    癌で死が近いことを受け入れるようになっていく家族や幼馴染たち。

    残された時間をどう過ごすか、残される人たちへ自分は何を残してあげられるだろう、何を伝えられるだろうとページをめくる度に考えさせられる物語でした。




  • 最初は、誘拐事件の話かと思ったんだけど、、
    幼馴染の友情や病気、地域を支配している大企業
    いろいろ混じって複雑。

    ミウちゃんは、いったい何者⁉️

  • 岐阜聖徳学園大学図書館OPACへ→
    http://carin.shotoku.ac.jp/scripts/mgwms32.dll?MGWLPN=CARIN&wlapp=CARIN&WEBOPAC=LINK&ID=BB00363036

    重松清のすべてがここにある。渾身の長編小説
    平凡だけど、幸せな日々だった。これからもずっと幸せでいられると信じていた。

    丘の上の遊園地は、俺たちの夢だった――。肺の悪性腫瘍を告知された39歳の秋、俊介は2度と帰らないと決めていたふるさとへ向かう。そこには、かつて傷つけてしまった友がいる。初恋の人がいる。「王」と呼ばれた祖父がいる。満天の星がまたたくカシオペアの丘で、再会と贖罪(しょくざい)の物語が、静かに始まる。(出版社HPより)

  • 「2008本屋大賞 10位」
    九州産業大学図書館 蔵書検索(OPAC)へ↓
    https://leaf.kyusan-u.ac.jp/opac/volume/633078

  • 1

  • 4人の幼なじみの物語で、それぞれがお互いに許して欲しい過去を持ちながら、大人になっていく。

    上巻は4人の人物背景がよく書かれていて、感情移入していくことが出来た。

    また4人だけの設定ではなく、まったく関係のない娘を殺された男性や過去のことに悩む女性レポーターなども巻き込んで、展開をおもしろくさせていると思う。

  • 2008年 第5回本屋大賞 第10位

  • 罪ってなんでしょう?許しってなんでしょう?

    早く下巻が読みたくなる。

  • 【友人蔵書】読み出して、夜のボタ山に上った少年少女が主人公になることは想定されたが、遊園地・カシオペアの丘に訪れた幼女の殺害事件と、大人になった少年少女の生き様が輻輳する展開にのめり込んでいく。主人公が自分と同級ということや、舞台となる北海道の炭鉱町が容易に想像できることから、この物語がとても身近に感じた。上巻はミッチョがカシオペアの丘でシュンと再会するシーンで終えたので、続きが気になって仕方がない。

  • それぞれの想い、生き死に、赦し… さてさて、どんな結末が待っているのか下巻に続きます。

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著者プロフィール

重松清
1963年岡山県生まれ。早稲田大学教育学部卒業。91年『ビフォア・ラン』でデビュー。99年『ナイフ』で坪田譲治文学賞、『エイジ』で山本周五郎賞、2001年『ビタミンF』で直木三十五賞、10年『十字架』で吉川英治文学賞を受賞。著書に『流星ワゴン』『疾走』『その日のまえに』『カシオペアの丘で』『とんび』『ステップ』『きみ去りしのち』『峠うどん物語』など多数。

「2023年 『カモナマイハウス』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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