二週間の休暇 (MouRa)

  • 講談社
3.96
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本棚登録 : 230
レビュー : 35
  • Amazon.co.jp ・本 (104ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062140652

作品紹介・あらすじ

疲れたな、と感じたら、不思議な世界の住人があなたを迎えにくる。

感想・レビュー・書評

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  • フジモトマサルさんの世界は好きだ。この本はその中でも最も好きな話だと思う。私自身、今すぐこの休暇が欲しいもの。
    本の質感も装幀も物語もいい。仕事で忙しくて、とよく言う人はこれ、手元に置いておくといいと思う。私もこの本は当面近くに置いておこうと思った。いや、表紙が見えていればそれで充分に役に立つ。一度読んだ人ならば。主人公の日菜子さんの美人度もいいセン。いいバランス。

  •  疲れたとき、いろいろ見失っているときに読みたい本。自分の中に蓋をしている記憶ってきっと誰しも持っているんだよね。
     ご長寿の猫様は、異世界の入り口とかいろんなことを知っている気がする。

  • 村上春樹の『村上さんのところ』のイラストの方の本。『村上さんのところ』のイラストとコメントがおもしろくて、こちらを手に取りました。
    二週間の休暇というよりは、ディープなのに鮮明で長い長い、一晩の夢のような物語。夢の中に現在抱えている問題の象徴や子供の頃の忘れていた話の続きが出てきて、妙に連続性があったり唐突な展開があったり。漫画なのであっという間に読み終えてしまいますし、きちんと終わっている話ですが、これだけで終わってしまうのがもったいない。味わいながら繰り返し読みたくなる本です。
    線が太めの絵柄に、手書きの文字と物語が調和して独特の世界を作り上げています。
    作者がお亡くなりになったのは非常に残念です。

  • 319

    2016年では99冊

  • 記憶がなくなるのはこわいけど、のんびりさまよって、いい記憶だけ戻ってくれば、いいなぁ。

  • 不思議な夢のような詩のような話。
    日菜子をゆっくりさせるために、真由美ちゃんと玉ちゃんが連れて行ってくれた世界。

  • フジモトマサルの持ち味の中で、不安感と別世界感が特に強く感じられる作品。冒頭のフライパンをきれいにする作業が、またこの作者らしくて好き。

  • 追悼

  • 鳥の世界に行ってみたい!
    実際に鳥と話すのはどんな気分だろう? 
    等身大の小鳥は少々怖く感じるかもしれない。鳥は、私にはとてもかわいいが、飼っていない小鳥や野鳥は気持ちが通じにくい分、怖くもある。
    鳥と話をしたり、一緒に日常を過ごし、買い物や料理をしたりするなんて夢のようだ。

    鳥が特に好きでなくても、目の周りのざわざわした落ち着かなさから距離を置きたい時に読むとホッとする。
    着想やお話ももちろんですが、やはり絵がすばらしいですね。

  • 2013 7/14

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著者プロフィール

漫画家兼イラストレーター。
1993年からフリーランスのイラストレーターとして活動を開始。
1994年に回文絵物語『キネマへまねき』で作家デビュー(後に『ダンスがすんだ』としてリニューアル発売)。
著作に『長めのいい部屋』『ウール100%』『ウール101%』『スコットくん』『こぐまのガドガド』『今日はなぞなぞの日』『いきもののすべて』『終電車ならとっくに行ってしまった』『夢みごこち』『聖なる怠け者の冒険 挿絵集』のほか、『にょにょにょっ記』(穂村弘との共著)などがある。装画の仕事も多数。『村上さんのところ』(村上春樹)ではイラストと4コマ漫画を担当。
2015年、逝去。

「2016年 『二週間の休暇〈新装版〉』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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