- Amazon.co.jp ・本 (180ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062140898
作品紹介・あらすじ
マイペースに、飄々と、作品を作り続ける男二人が初めて語ったプライベート対談。
感想・レビュー・書評
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伊坂幸太郎、斉藤和義、どちらも好きなのに、こんな本が出ていたことを昨日まで知りませんでした。『アイネクライネナハトムジーク』を読んで、『ベリーベリーストロング』を聴いたなら、素通りはできないタイトルです、「絆のはなし」だもの。
もはや有名な話ですが、伊坂幸太郎の小説が映画化されるとなぜに斉藤和義の曲ばかりが使われるのか、この本を読めばよくわかります。対談と年表、ふたりが影響を受けた映画とか音楽とか本とか。年表は伊坂幸太郎のほうはわりとプライベートなこと、たとえば奥様とのなれそめなども書かれているのに対して、斉藤和義のほうは「結婚」のみ、1行。オイッ(笑)。
10年以上前に出版された本ですが、もともとどちらかのすんごいファンだというのでない限り、『アイネクライネナハトムジーク』を読んだあとのほうが楽しめるのでは。
出版時点でSMAPに曲を提供したいと言っていた斉藤さん。この数年後に叶った模様でよかった。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
伊坂さんが専業作家になると決めたきっかけが、斉藤和義のアルバムの中の一曲だったということから実現した対談。
彼らのベースがどこになるのか、ということが見えてくるファンにとってはとても素敵な本。
実際、読んでいて彼らの好きなものとか人生への向き合い方がなんとなくわかったので面白く読むことができた。 -
物書き・伊坂幸太郎と歌うたい・斉藤和義の対談集。肩肘張らない二人の会話が読み手にも伝わってきてリラックス。それぞれのユーモアが読んでいて楽しかったです。巻末の100問アンケートは二人の人柄があらわれていて面白い。タイプは違うけど好きな物やどこかが繋がっている二人。二人をつなぐ始まりは伊坂さんが小説に専念するきっかけになった曲「幸福な食卓 退屈な夕食」(映画ゴールデンスランバーのエンディング)。斉藤和義さんの曲というとタイアップの有名な曲しか知らなかったので、伊坂さんのおかげで色々かっこいい曲があると知ることが出来ました。二人でお互いに作ったという小説「アイネクライネ」とシングル「ベリーベリーストロング」も興味深いなぁ。才能のある二人だけれど、それぞれに今の自分の中で、無理せず自然に頑張っていることに好感を持ちました。
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斎藤和義と伊坂幸太郎のどちらとものファンなので無条件に面白い。二人の年表も分かりやすい。
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2人が好きな人にとっては最初から最後までずっと楽しいと思う。
かっけーなー。
いい男になろう。 -
二人の対談・・・気になるもんね(笑)
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作家伊坂幸太郎とミュージシャン斉藤和義の対談本。
伊坂幸太郎が昔から斉藤和義のファン、ということで一編の短編を書いたらそれが歌になりました。その短編はその歌のCDについてくる、みたいな企画をやったらしいです。そのへんつながり。
・・・なんていうのかな?斉藤和義にあってはしゃぐファンがテンションあがってる、という感じですw
でお互いに「いい仕事したね~」って褒めあってるという。気持ちわ(ry
気持ちはわからんでもないけど、これはお金とって出版するものではないんじゃないだろうか?それこそCDにつけて・・とかで。同人でやれ、的な。
そもそもお互いのファン層が重ならなそうだしなあ・・。 -
2人の(またはどちらかの)ファンなら堪能できる一冊。
読みたい本や聴きたい音楽も増え、
時代背景にある事件や事故についても勘違いしてたことを学んだ。 -
二人のファンなら楽しめるはず。
二人のやり取りはやたらと現実味があり、会話の中に自分もいるような感覚になることもある・・・かもしれない。