- Amazon.co.jp ・本 (246ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062142205
感想・レビュー・書評
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子供の頃に好きだった相手と20年ぶりに再会し、やっぱり好きになる話。
そして相手もその頃から主人公のことが忘れられなかった、という話。
出来すぎなストーリーだけど、登場人物がみんな良い具合に話を展開し、無理なく綺麗に終わった。
読後感良し。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ストーリーが予想通りに進んでゆくのに、全然つまらなく感じず、むしろ心地よく読み進められるのが不思議な感覚の作品でした。
自分の想像を超えてくる展開の作品が好みなのだと思っていたけれど、こういう作品も意外と私、好きなのだ、と気づいた印象深い本です。
吉野さんの文章が心地よいのかなー。 -
ふつうに楽しく読めたけれど、テーマが軽い感じは否めないかな。僕の場合、杉山清貴が好きになれないというのがそれ以上に大きかったかも。youtubeで試しに聞いてみたけれど、やっぱり昔のイメージどおりだった。これがミスチルだったりしたらずいぶん小説の読後感も違ってきたと思う。
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いじめとかの暗い感じかと思ったら・・・全然爽やかめだった・・・・・・。
ハートフル吉野先生ワールドだった・・・・・・なんだよ・・・・・20年越しの純愛かよ・・・・・・2人とも幸せになれよ・・・・・・。
あと『秋の大三角』の痴漢こねた。 -
恋愛風味薄い。
途中まではうーん、何を主軸の題材にしてるのかなーって重いながら読みました。
いろいろな話題があるのはおもしろいけど。
でも気楽に読めるので時間つぶしには○ -
終始切ない雰囲気。
子供のいじめ、大人の痴漢事件。
どうしようもなく重たい事柄もさらさらとした文章で読めてしまう。 -
編集の仕事をしている悠里は仕事で中学時代を過ごした葉山へ立ち寄る。湘南海岸沿いの国道134号線に、当時はなかったカフェ『ROUTE134』をみかけ、ふらっと入ってみると、中学時代の苦い思い出、夕輝がマスターとして現れる・・・・。
題名に惹かれて図書館で手にして、ページをめくると『真正面に葉山御用邸が見えてきた・・』という書き出しに、絶対読もう!と借りてきました。
もしかして私の今一番好きな場所かもしれない葉山。その物語なら面白いにちがいない!(笑)。ストーリーは思った通り湘南ラブでしたが、なかなかよかったです。ちょっと重そうな部分もありましたがそれほどでもなくさらっっと。ラノベっぽくもあり携帯小説っぽくもあり、実は敬遠してしまいそうな本ですが舞台が良かったので★4です(^_^.) -
さわやかな潮の香りのするストーリーでした。
藤沢茅ヶ崎系ではなく、逗子葉山系の独特な時間の流れ方が本に出ているような気がします。
ストーリーを文字にするとけっこうありがちになってしまうのですが、
登場人物が個性的だったり、ひと味がけっこう効いていて、飽きずに読めました。 -
やはりいい話をする。不幸にしない。