ブラックペアン1988

著者 : 海堂尊
  • 講談社 (2007年9月21日発売)
3.77
  • (273)
  • (503)
  • (501)
  • (28)
  • (5)
  • 本棚登録 :2531
  • レビュー :394
  • Amazon.co.jp ・本 (326ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062142540

作品紹介

外科研修医世良が飛び込んだのは君臨する"神の手"教授に新兵器導入の講師、技術偏重の医局員ら、策謀渦巻く大学病院…大出血の手術現場で世良が見た医師たちの凄絶で高貴な覚悟。

ブラックペアン1988の感想・レビュー・書評

並び替え:

表示形式:

表示件数:

  • まったく違うタイプの二人の間で、挫折と成長を繰り返す新米の世良を絡めて話は展開します。
    個人的に医療現場のお話が好きだということもありますが、とても面白かったです。

  • 20年前の東城医大のお話。高階先生が東城医大に飛ばされて来たところかはお話は始まります。藤原さんが婦長で速水・島津そして田口先生も研修医。
    海堂さんのお話は繋がっていて、次々読みたくなってしまいますね!黄金地球儀もちょっと出て来ていたし、続けてどんどん読みたくなる。はまってしまっています。
    渡海先生はいつかまたどこかで出会えるのでしょうか?てか、世良先生はこれから出てくることがあるのかなぁ?
    楽しみ!

  •  面白かった!! 「チームバチスタの栄光」以来の海堂さんだが、
     これは本当に面白かった。
     外科研修医一年生の「世良」 君臨する大学病院の教授「佐伯」
     食道がん手術の新兵器を導入する講師「高階」
     腕だけは一流の破滅型医師「渡海」
     それぞれのキャラが際立っていて、まるで映画を見ているようだ。
     勧善懲悪のように見えて・・実は意外な真実がかくされているという
     ミステリーとは違うけど、最後の最後まで一気に読ませてしまう作品。
     海堂さんは、現在も現役のお医者さんなんだけど、すごい才能だと思う。

  • 若き田口や速水も出てくるけど、何よりも大学病院の人間臭さがタップリと凝縮された話。海堂さん作品の中でもかなり上位に入る程、面白い‼

  • 外科研修医世良が飛び込んだのは君臨する“神の手”教授に新兵器導入の講師、技術偏重の医局員ら、策謀渦巻く大学病院…大出血の手術現場で世良が見た医師たちの凄絶で高貴な覚悟。(「BOOK」データベースより)

    年号が変わる前、昭和63年に起きた物語。
    若き研修医・世良は、神の手を持つ重鎮の教授・佐伯が君臨する佐伯外科に入局する。専門とする腹部外科手術に関しては第一人者として畏怖される佐伯だったが、世良と時を同じくしてやってきた高階講師は、誰もが食道がん手術ができるようになる、あるものを手土産として持ってきていた。
    その名も「スナイプAZ1988」。
    鮮やかな手つきで、次々と難手術を成功させていく高階。
    しかし佐伯外科にはもう一人、渡海というエース級の腕を持つ者がおり、彼の胸にはとある想いが秘められていた・・・。
    高階のスナイプは外科世界を変えるのか?
    佐伯教授のペアンが黒い訳は?
    渡海の胸の奥に潜む真意は?
    様々な謎が交錯しつつ進んでいくストーリーに、思わず手に汗握る一冊です。
    バチスタで病院長だった高階が講師だったり、藤原看護師も現役の婦長さんだったり、猫田が主任になったばかりだったり、それぞれ若かりし頃の話が読めるってのもなかなか良い趣向ですね。
    (ちなみに田口は世良が学生教育指導で担当する学生として登場しています。速水&島津とも、ここで仲良く(?)なったのかな~)
    ラストで判明するブラックペアンに込められた佐伯教授の覚悟のほどは、しっかりとしたラスト(そしてそれ以降にも?)に繋がっていくし、納得のいく〆方で大満足の一冊でした!

  • 久々の桜ノ宮市の医療ミステリー本。立て続けに読み漁った時期から随分経つので、また新鮮な気持ちで読める。
    時代が昔なので、当時の医療背景を懐かしくも思う。若い頃の田口、速水、島津、花房、高階などの歴代の登場人物が続々と登場。
    ブラックペアンがなぜ存在するのか。重たい物を背負った佐伯教授がこだわったものはなんだったのか。

  • ニノのドラマ出演がなかったら、一生手に取らなかったであろう、医療系ドラマ。

    渡海をニノが演じるらしいけど、物語が進むにつれ、竹中直人さんのイメージで読んでしまい、本当にニノがやるの?ってなってるww

    文章に美しさやときめく表現、装飾の全くない、私にとっては面白みのない小説でした。

    でも春になってドラマを見るのは楽しみ♪

  • 若い世良がかわいい。初々しい花房もいい感じ。大学生の田口、速水、島津もナイス。あの頃から生意気だった速水にちょっとくすっとなった。

  • 置き忘れたペアンにあんな理由があったとは。
    読む順番は違ったかもしれないけど、私の読み方で十分楽しめる。

  • 面白かったー!

    でも、「自分のやっていることは正義だ、やるべきことなんだ」と信じて何十年も生きてきて、それが誤りだったと分かった時。人は、どう思うんだろう。
    憎み続けていた相手の行動には理由があって、その理由は今の自分には理解できるもので、挙句に正しいと信じてとった自分の行動によって危うく誰かが命を落とすところで、憎み続けていた相手の力を借りなきゃそれを解決できなくて。
    虚しいとか悔しいとか?それとも、ある部分でほっとするのかな。

    病院を去っていた彼の、その後の人生が知りたいなぁ。

全394件中 1 - 10件を表示

海堂尊の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

ブラックペアン1988を本棚に登録しているひと

ツイートする