ブラックペアン1988

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 2696
レビュー : 415
  • Amazon.co.jp ・本 (326ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062142540

作品紹介・あらすじ

外科研修医世良が飛び込んだのは君臨する"神の手"教授に新兵器導入の講師、技術偏重の医局員ら、策謀渦巻く大学病院…大出血の手術現場で世良が見た医師たちの凄絶で高貴な覚悟。

感想・レビュー・書評

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  • テレビドラマを先に見たけれど、本を先に読めばよかったと思った。

    田口先生が研修医で出てきて、ほっこり(笑)

  • まったく違うタイプの二人の間で、挫折と成長を繰り返す新米の世良を絡めて話は展開します。
    個人的に医療現場のお話が好きだということもありますが、とても面白かったです。

  • 20年前の東城医大のお話。高階先生が東城医大に飛ばされて来たところかはお話は始まります。藤原さんが婦長で速水・島津そして田口先生も研修医。
    海堂さんのお話は繋がっていて、次々読みたくなってしまいますね!黄金地球儀もちょっと出て来ていたし、続けてどんどん読みたくなる。はまってしまっています。
    渡海先生はいつかまたどこかで出会えるのでしょうか?てか、世良先生はこれから出てくることがあるのかなぁ?
    楽しみ!

  •  面白かった!! 「チームバチスタの栄光」以来の海堂さんだが、
     これは本当に面白かった。
     外科研修医一年生の「世良」 君臨する大学病院の教授「佐伯」
     食道がん手術の新兵器を導入する講師「高階」
     腕だけは一流の破滅型医師「渡海」
     それぞれのキャラが際立っていて、まるで映画を見ているようだ。
     勧善懲悪のように見えて・・実は意外な真実がかくされているという
     ミステリーとは違うけど、最後の最後まで一気に読ませてしまう作品。
     海堂さんは、現在も現役のお医者さんなんだけど、すごい才能だと思う。

  • 若き田口や速水も出てくるけど、何よりも大学病院の人間臭さがタップリと凝縮された話。海堂さん作品の中でもかなり上位に入る程、面白い‼

    • hs19501112さん
      フォローありがとうございます。
      「ブラックペアン」、面白いですね。

      文庫化を待ちに待った、続編にあたる「ブレイズメス」も先日やっと読...
      フォローありがとうございます。
      「ブラックペアン」、面白いですね。

      文庫化を待ちに待った、続編にあたる「ブレイズメス」も先日やっと読めましたが・・・・、自分はこちらの方が好きでした。
      2012/08/29
  • 外科研修医世良が飛び込んだのは君臨する“神の手”教授に新兵器導入の講師、技術偏重の医局員ら、策謀渦巻く大学病院…大出血の手術現場で世良が見た医師たちの凄絶で高貴な覚悟。(「BOOK」データベースより)

    年号が変わる前、昭和63年に起きた物語。
    若き研修医・世良は、神の手を持つ重鎮の教授・佐伯が君臨する佐伯外科に入局する。専門とする腹部外科手術に関しては第一人者として畏怖される佐伯だったが、世良と時を同じくしてやってきた高階講師は、誰もが食道がん手術ができるようになる、あるものを手土産として持ってきていた。
    その名も「スナイプAZ1988」。
    鮮やかな手つきで、次々と難手術を成功させていく高階。
    しかし佐伯外科にはもう一人、渡海というエース級の腕を持つ者がおり、彼の胸にはとある想いが秘められていた・・・。
    高階のスナイプは外科世界を変えるのか?
    佐伯教授のペアンが黒い訳は?
    渡海の胸の奥に潜む真意は?
    様々な謎が交錯しつつ進んでいくストーリーに、思わず手に汗握る一冊です。
    バチスタで病院長だった高階が講師だったり、藤原看護師も現役の婦長さんだったり、猫田が主任になったばかりだったり、それぞれ若かりし頃の話が読めるってのもなかなか良い趣向ですね。
    (ちなみに田口は世良が学生教育指導で担当する学生として登場しています。速水&島津とも、ここで仲良く(?)なったのかな~)
    ラストで判明するブラックペアンに込められた佐伯教授の覚悟のほどは、しっかりとしたラスト(そしてそれ以降にも?)に繋がっていくし、納得のいく〆方で大満足の一冊でした!

  • 主人公世良くんは、未来にあたるシリーズで見かけた覚えがないのだが、どうなっちゃうのかな。
    80年代だと癌の告知は基本なかったそうだ。当然治療法を本人と徹底して話し合い決定することは難しい。
    医者が患者の治療を主導決定する慣習は、告知主流になったらしい今でも続いていると思う。QOL、QODが問われる高齢化社会である現在、もう悪弊と言ってもいいのでは。

    金属製のペアンが体内に入っていてもバレない。飛行機に乗らない人でよかったよね。
    これも医師と患者の意思疎通が如何にできていないかよく現れた出来事だが、なぜか作品中では触れられない。

  • テレビドラマは見たことがない。やはり医療小説は面白い。一気に読んだ。
    渡海先生が魅力的で続きの話にも出て来てほしい。

    海堂尊の小説デビューだったが、他のも是非読みたい。

  • 桜宮サーガ5冊目。
    高階先生が東城大学にやってきた頃の話。
    バチスタの丸いたぬきな印象とは異なって、若い頃は尖った外科医だったんですね。

    話自体は今までのものよりは事件とかの不穏な空気はほぼなく、
    院内政治に終止した感じで少し肩透かしがした。

  • ブラックペアン1988

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著者プロフィール

海堂 尊(かいどう たける)
1961年、千葉県生まれの作家、医師。医師としての所属は、国立研究開発法人量子科学技術研究開発機構放射線医学総合研究所・放射線医学総合研究所病院勤務(2018年3月時)。
2005年に『チーム・バチスタの崩壊』で、第4回『このミステリーがすごい!』大賞を受賞し、作家デビュー。
同作はのちに『チーム・バチスタの栄光』と改題して出版される。映画・テレビドラマ化もされた代表作となった。

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