<図解>新説 全国未完成鉄道路線――謎の施設から読み解く鉄道計画の真実

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 107
感想 : 11
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  • Amazon.co.jp ・本 (286ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062143189

作品紹介・あらすじ

一切公開されていないにもかかわらず、着々と作られている謎の線路、用途不明の鉄道施設。その"点"と"点"をつないで現れた、驚くべき"新路線"の数々を追う。10年後、近所に駅ができるかもしれない!?あなたの知らない"未来予想図"満載。

感想・レビュー・書評

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  • 面白いねぇw こういうの好きだなあ。

  • 都営三田線西高島平駅の先についても言及して欲しかったです。図解とありますが、素人には理解が難しいです。

  • 自分は鉄道を趣味にしているわけではないが、土木業界にいるせいもあってか、この本はとても面白かった。

  • 地元の図書館で読む。この手の本が気になる。特に、関西の私鉄事情です。大阪は、阪急、阪神、南海、近鉄、そして、京阪と私鉄が発達しています。しかし、歩いてみると、大阪市を除くと、意外に不便なことがわかります。同じ市内にかかわらず、一旦、大阪市内に入らないと、目的地に到達できない場合が多いのです。何故、そのようなことになったのでしょう。理由は簡単です。買収が容易ではないのです。その象徴は、阪急新大阪駅です。新大阪周辺は、阪急、阪急の傘下の鉄道が数多く存在します。しかし、新大阪に駅がないので、非常に不便です。何故、こうなったのか理解できませんでした。買収に失敗して、こんな形になってしまったんですね。また、東大阪も同様です。どう考えてもおかしいのです。鉄道は、発展する前に造らなければならないのでしょうか。逆に言えば、関東は、何故、うまくいったのでしょう。この人の本を読んでみよう。

  • 川島氏が過去の著作でも触れている、未完成路線についての新たな記述も含まれています。東京メトロは今回の副都心線の開通で、取りあえず新線の工事は打ち止めにするように言っているようですが、半蔵門線や有楽町線には延伸の計画がまだあるとか。ただし、著者が書いているように、路線によっては、計画が実現するには50年かかるらしい。果たしてどうなるのか、気が遠くなるような話です。

  • やっぱり、あたしも「プチ鉄」なんだなあと思います。こういう本を買っちゃうんですから。たぶん<鉄>しか買わないような本でしょうから構わないのかもしれませんが、やや記述が整理されていないというか、<鉄>用語が比較的多いので、単なる軽い鉄道好き、都市交通に興味がある人にはわかりにくいかも……

  • JR京浜湾岸線とか大江戸線8字環状化とか大田区役所の地下に東急が延伸とか、近い将来実現可能なんじゃないかと思わせてくれる面白い架鉄が満載。

  • 200712 どこが事実でどこが妄想なのかとても分かりにくい

  • 「読みテツ」として、新説とわざわざ銘打っていると云う事は、故宮脇俊三氏の廃線シリーズの未成線関連に対しての新説とうけた。別の作者からの視点から描かれているのか、それとも唯の焼き直しか、結論、余りに専門的過ぎて、今三つという処か。やっぱり鉄道モノは宮脇俊三さんの物や種村直樹さんのモノの方が楽しくてイイな。

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著者プロフィール

川島 令三(かわしま・りょうぞう)
1950年、兵庫県生まれ。芦屋高校鉄道研究会、東海大学鉄道研究会を経て「鉄道ピクトリアル」編集部に勤務。現在、鉄道アナリスト。小社から1986年に刊行された最初の著書『東京圏通勤電車事情大研究』は通勤電車の問題に初めて本格的に取り組んだ試みとして大きな反響を呼んだ。著者の提起した案ですでに実現されているものがいくつもある。著書は上記のほかに『全国鉄道事情大研究』(シリーズ全30巻)、『関西圏通勤電車徹底批評(上下)』『なぜ福知山線脱線事故は起こったのか』『東京圏通勤電車 どの路線が速くて便利か』『鉄道事情トピックス』『最新 東京圏通勤電車事情大研究』『関西圏鉄道事情大研究(将来篇、ライバル鉄道篇)』『首都圏鉄道事情大研究(将来篇、ライバル鉄道篇、観光篇)』『最新 新幹線事情大研究』(いずれも草思社)、『全線・全駅・全配線』(シリーズ全52巻)、『日本vs.ヨーロッパ「新幹線」戦争』『鉄道配線大研究』『全国通勤電車大解剖』(いずれも講談社)、『全国未成線徹底検証(国鉄編、私鉄編)』『全国鉄道なるほど雑学』(いずれも天夢人)など多数。

「2022年 『名古屋圏鉄道事情大研究』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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