野蛮人のテーブルマナー

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  • 講談社
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  • Amazon.co.jp ・本 (214ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062143660

感想・レビュー・書評

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  • 公立図書館で手に取る。
    ウクライナ人の取引先にウォッカを薄めてたしなめられたことを思いだした。

  • 日本人としては規格外のタイプ。諜報機関が日本にあったら(あるかもしれないけど)こんな人なんだろうな。でも本当の諜報員なら本出さないか。。。

  • いつもながら、佐藤優は 緊張した文章を書いている。
    インテリジェンス と言う言葉が 知性 と理解していたが
    全く、その意味よりも 諜報 と言うニュアンスが
    強いことに 今更ながら 驚くのである。

    日本人は 諜報や スパイというのに
    なじみがない。そのなじみのなさが 
    インテリジェンスという言葉の 知 
    と言う側面しか見ないのだろう。

    インテリジェンス とは
    『行間を読む』『文字と文字の間の隠された意味を読む』
    『覆いをひっぺがして、隠しているものを見つけ出す』
    『試掘する』『探索する』『諜報活動をする』

    茶飲み友達 食事 酒を飲む 賭博をする セックスをする。
    共同行動の 人間性が 発揮される場面が いいね。

    記憶 という能力は とても 大切なことなんでしょうね。
    ペッティングした時に
    ナイフで肉をきっている時に
    何を話していたのか
    それを思い出すことが できるようになることとか。

    それが 生きていく上での 欠かすことのできない 
    人間的インテリジェンス行為なんですね。

    『世界中にはブスなんかいない。要は酒が飲みたらないだけだ。』
    と言う世界観は とってもいいぞよ。

  • 【読書その98】よく読んでいる作家である佐藤優氏の著書。いつもどおり刺激的。

  • うーん…
    著者のやっつけ感と編集の凸凹さが残念。

  • インテリジェンスに関する具体的(結構)
    ぼかして書いてある。
     ビジネスについては対して
    触れていないのであまり役立たないかも。

  • 半分以上が対談。前半部分のテクニック論がもっと多い方が良かった。外交のことはよくわからないけれど、そのテクニックや表面上の報道ではわからないことが非常に興味深い。

  • いつ読んでも色褪せないインテリジェンスの技の数々。後半の鈴木氏との対談も貴重な示唆に富んでいる。

  • 大体言っていることはどの著書でも同じなのだが、切り口が違ったり、ケーススタディが本によって違うので、どれもそれなりに一読の価値がある。

  • 今までの佐藤優の書いたものの中で、「マナー」として抽出できるものを切り取って連載形式(実際にKINGで掲載していました)でまとめたもの。歴史色・外務省色が薄いので小川軒が好きな人は好きかも。

    自分としては参考にはなりますが、多少物足りなさがあります。

    内容的には、インテリジェンスというよりは、ビジネスでも政治でも、ある目的を持って人と接するとき、目的達成に有利になるようなマナーを束ねたもの、です。酒を飲めば人がわかる、とか動物行動学を勉強しろ、とか。

    動物行動学の話はどこの本でも言っているので、本格的に必要になるような気がします。取りあえずは、取り入りたい人とはたくさん飯を食おう、ということで。

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著者プロフィール

1960年1月18日、東京都生まれ。1985年同志社大学大学院神学研究科修了 (神学修士)。1985年に外務省入省。英国、ロシアなどに勤務。2002年5月に鈴木宗男事件に連座し、2009年6月に執行猶予付き有罪確定。2013年6月に執行猶予期間を満了し、刑の言い渡しが効力を失った。『国家の罠―外務省のラスプーチンと呼ばれて―』(新潮社)、『自壊する帝国』(新潮社)、『交渉術』(文藝春秋)などの作品がある。

「2023年 『三人の女 二〇世紀の春 』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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