モチベーション3.0 持続する「やる気!」をいかに引き出すか

制作 : 大前 研一 
  • 講談社
3.92
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本棚登録 : 4345
レビュー : 477
  • Amazon.co.jp ・本 (306ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062144490

感想・レビュー・書評

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  • アメとムチは前世紀の遺物。モチベーション3.0によると21世紀の職場では「自律性」「マスタリー(熟達)」「目的」へとアップグレードが必要。

    個人、組織に役立つツールあり。タイプIになるためには日々の努力、反復練習が必要。自分自身のモチベーションを考え直すよい機会になる本です。

  • テーマは良いけど、いろんな同じような話の紹介が多すぎて、冗長になっている。
    行動経済学の本を何度読んだことがあるからか、あまり新しい考えもなかった。

    人は他人にアメとムチで強制されるよりも、内発的動機で行動したほうがより成果を出す。特にクリエイティブな分野では。
    製造業が発展し尽くして、創造性が重視されている今必要になってきている考え方。
    実際2.0の方がうまくいく場合も多いから、どっちで働きたいかを自分で選択する必要がある。
    3.0では強制はされないが、その分高い自律と想像力が必要。勉強をし続ける人向け。

    オープンソースプロジェクトが上手くいくのは内発的動機による。
    芸術家にお金を払って働かせると、外発的動機によりその時点である程度創造性が失われる。
    ‐自社で自主開発はあるけど上手くいかない理由はなんだろうか、上司からの支持?メンバー?
    自分を一言で表す文章は?昨日よりも教は進歩しただろうか。

    自律性:課題、時間、手法、チームについて
    マスタリー:フロー(ゾーン)が重要。本質的に自己能力と一致している時に起きる。
    目的:利益に隠されていた目的を重要視する必要がある。

    アメとムチは前世代の異物。「モチベーション3.0」によると、21世紀の職場では、「自律性」「マスタリー」「目的」へとアップグレードが必要

  • モチベーションについて学ぶことができた。外発的動機づけに頼らず、内発的動機づけを意識するようにしていきたい。

  • 仕事というよりは育児に役立ちそう
    ・アメとムチは単純作業には効果的だがクリエイティブな仕事にはむしろ逆効果
    ・単純作業:アルゴリズム/クリエイティブ:ヒューリスティック
    ・数学の問題集を1ページ終えるごとにお小遣いを与えたとすると、確実に短時間は熱心に勉強するが長い目で見れば数学そのものへの興味を失う。
    ・その作業が必要だという論理的根拠を示す
    ・具体的でない報酬を(心からのお礼や賞賛)
    ・具体的な賞賛を

    ・マネジメントは人間の発明のひとつに過ぎない
     ⇒中心となる管理体系は「コントロール」
     ⇒主な手段はあいかわらず「アメとムチ」
    ★人間の本質は積極的に自発的に行動する生き物
     ⇒権限委譲(モチベーション2.1)→自己決定(モチベーション3.0)
    ・グーグル20%ルール
    ・アトラシアン Fedexデー
     →3ヶ月に1日、通常勤務外の仕事に自発的に取り組み、翌日成果披露
     →4つのTを自分で決める
      1)課題(tasks)
      2)手法(technique)
      3)時間(time)
      4)チーム (team)
    ・従順な態度→積極的な関与
    ・没頭=フロー
    ・ジュリアスアービング(バスケットボールの殿堂)
     「プロフェッショナルとは自分が心から愛することをすることだ。たとえどんなに気乗りがしない日であっても」
    ・高齢化社会→人生の目的、意義を問う激しい雷雨が発生する

    ・お小遣いと家事のお手伝いを結び付けない
     →お小遣いは自律性と金銭に対する責任を学べる
    ・正しい方法で褒める
     →頭がよいと褒めるのではなく、努力や取り組み方を褒める
     

  • Twitter向けまとめなど"実用的"な編集に好感を持った。

    因みにそのまとめとは以下の通り。
    <blockquote>アメとムチは前世紀の遺物。<モチベーション3.0>によると、二十一世紀の職場では、<自律性><マスタリー>
    <目的>へとアップグレードが必要。</blockquote>

    特に目新しいこと、慧眼を促すようなことが書かれているワケではないけれど、モチベーションを見失った時にそれを取り戻すヒントにはなるのかと思う。

    そういう意図で"実用的"な作りだったのだろうし。

    行き詰まったら買ってもいいかな。
    *★は3.5くらいな感じ。

  • 人間を突き動かすモチベーションをOSになぞらえて解説し、
    人間の内面から湧き出るやる気に基づいた「モチベーション3.0」
    の重要性を説いた一冊。

    考え方自体は決して新しいとは思わなかった。実力主義・成果
    主義がうまくワークしなかった頃から出てきた話ではある。
    ただ、OSになぞらえた説明、そしてその説明に豊富な実例が
    引用されていることで、分かりやすく、説得力の高いものに
    なっている。

    少し見方を変えると、「モチベーション2.0」は性悪説に基づいた
    OSで、「3.0」は性善説に基づいたOSだという言い方ができる。
    そう考えると、「3.0」の効果が「2.0」のそれを凌駕する、と
    いう本書の主張がより理解しやすくなる。

    でも、このOS変更というのは個人でやっても効果が限定的だと
    思う。組織全体でやるか、少なくとも組織の長が率先してやる
    くらいでないと、本当の効果は表れないんじゃないか。

  • 内容もさることながら、訳本にもかかわらず文章が非常に読みやすい。仕事の全部の時間を自由に使えるのではなくて20-30%ぐらいに設定されるのが良いのかもしれないなあと個人的には思う。

  • カバーより引用
    コンピューター同様、社会にも人を動かすための基本ソフト(OS)がある。
    モチベーション1.0

    生存を目的とする人類最初のOS。
    モチベーション2.0

    アメとムチ・・・信賞必罰に基づく、与えられた動機づけによるOS。ルーチンワーク中心の時代には有効だったが、21世紀を迎えて機能不全に陥る。
    モチベーション3.0

    自分の内面から湧き出る「やる気(Drive)」に基づくOS。活気有る社会や組織をつくるための新しい「やる気(Drive)」の基本形

  • ・人間を動かすOSであるモチベーションは、生存のための1.0から経済活動のための2.0、そして、これからは自己実現のための3.0へ。

    ・活動時のモチベーションとして使われてきた、いわゆる「アメとムチ」の報酬型行動原理に内包されていた「バグ」が、今の時代では頻出するようになっており、この時代には、もっと自分の「内発的」な欲求こそが、自らをより良く、しかも効率よくドライブさせるというのが本書の主眼。なお、「好きでやってるか報酬は要らない」というほど非現実的な理想主義ではないところが、3.0が2.0の次に位置されている所以。

    ・だが、不本意な状況や明らかなオーバーキャパの時に自分の心に生じる、心底「イヤだ」という気持ちと向かい合って突き詰めていけば、実は本書で書かれているような視野は誰でも獲得できるのではないかというのが正直な感想。また、「持続する『やる気!』をいかに引き出すか」というサブタイトルであるにも関わらず、その辺りのメカニズムなり方法論への言及があまりしっかりしておらず、自分的にはあまり得るものがなかった。ただし、これは原書にはない文言なので、出版社の煽りだと考えないと、著者のD.ピンクにはアンフェア。

    ・ブライアン・イーノの「OBLIQUE STRATEGIES」なんかが紹介されてるあたり、微妙なギーク感がウケてる理由なのか。妙に大前研一推しのD.ピンクだが、読んでるタイミングが遅いからなのか、相変わらずピンと来ない。

  • 読み終わりました。

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著者プロフィール

Daniel H. Pink
1964年生まれ。米国ノースウエスタン大学卒業後、イェール大学ロースクールで法学博士号取得。米上院議員の経済政策担当補佐官を務めた後、クリントン政権下でゴア副大統領の首席スピーチライターなどを務める。フリーエージェント宣言後、経済変革やビジネス戦略についての講義を行うかたわら、「ワシントン・ポスト」「ニューヨーク・タイムズ」などに寄稿。著書に、『ハイ・コンセプト』(三笠書房)、『モチベーション3.0』『人を動かす、新たな3原則』(ともに講談社)など。

「2018年 『When 完璧なタイミングを科学する』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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