妖怪変化 京極堂トリビュート

  • 講談社
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本棚登録 : 421
レビュー : 69
  • Amazon.co.jp ・本 (358ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062144759

感想・レビュー・書評

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  • 【収録作品】「鬼娘」あさの あつこ/「そっくり」西尾 維新/「『魍魎の匣』変化抄」原田 眞人/「朦朧記録」牧野 修/「粗忽の死神」柳屋 喬太郎/「或ル挿絵画家ノ所有スル魍魎ノ函」フジワラ ヨウコウ/「薔薇十字猫探偵社」松苗 あけみ/「百鬼夜行イン」諸星 大二郎

  • 評判があまりよろしくなかったので、買うのを躊躇ってましたが、ひょんなことから『朦朧記録』が読みたくなってきたので思いきって購入

    全体的にはあまりいい出来とはいえないかもしれませんね
    特に原作のファンであればあるほど抵抗感があるかもしれません
    私はそこそこ楽しめましたが、やはり本家を薄めたような感じがして物足りなさを感じてしまいます

    『鬼娘』はあのページ数しかないので薄まった感じがしてしまうのは仕方ないとしても、あっちゃんの喋り方とか京極堂の性格…というか雰囲気に違和感を感じました…なんか違う

    『そっくり』は、書き方や雰囲気、ページを跨がない書き方など大分原作を意識して書かれた感じは凄い伝わりました
    堂島を出したのもなかなか良かったです


    そして私の一番読みたかった『朦朧記録』
    これが一番好きですね
    衝撃的な展開で、好き嫌いがわかれるかもしれないし、私も読んでて凄く辛くて軽く泣きましたが、こういう未来もあるのかもと…
    まぁそんな風になってほしくはないんだけど、あぁいう可能性もあるよねぇ

    それでも3人の関係性はやっぱり羨ましく思える

  • 作家が作家をトリビュートするのは難しいと思った一冊。また、切り口を変えたところで読者に受け入れられるとは限らないとも思った。違うフィールドで活躍している方のアプローチの方が面白い。喬太郎さんはさすが。これ生で聞いてみたいなあ。諸星さんの愛嬌ある妖怪たちがすてき。

  • イラストあり、漫画あり、脚本?ありの京極堂トリビュート。

  • 京極夏彦トリビュート。牧野修のにはちょっとびっくりした。

  • 本家に敵わないのは仕方ないですが、西尾維新、牧野修、柳家亨太郎など未読の作家さんの作品が面白かったです。西尾さんのは、独立した話のようであり完成度も高かったです。

  • 読みたいと思ってたらすでに読んだことがあるのでした。
    うーん、化かされたかな?

    京極夏彦さんの世界を借りて他の作家たちが描く。
    格別おもしろいというわけでもなかったけど、べつだんひどくもなかった。

    もしぼくが同じようなことをするならば関口サンを主人公にしたいかな?
    関口サンが探偵役のミステリ。
    自分のやったことをなにも気づいてくれない関口サンのあまりの情けなさに犯人が自ら謎解きをして事件を解決してくれるというようなお話を。

    (2009年06月01日読了)

  • あさのさんの「鬼娘」はテンポがよくて大変読み易かったですね。オチもわかりやすいのですが、それで作品が損なわれることはありません。あさのさんの作品で、最近これといった秀作が(私の中では)なかったのですが、これで少し評価UPにつながりました。

    西尾さんの「そっくり」は・・・うーん。
    お好きな方にはいいと思うんですよ、でも私には少し・・・文章がしつこかったかなぁ。
    堂島静軒の嗜虐性はいい味出してたんですが。

    原田眞人さんの「魍魎の匣」変化抄は・・・よくわからなかった・・・。

    牧野さんの「朦朧記録」は、思っていたよりまとも。でも介護されるエノさんって、想像したくなかったですよ・・・。

    柳家喬太郎さんの「粗忽の死神」は、小説というより・・・、まぁズバリ落語そのものですね。京極堂は名前しか出てこないけれど、普通に落語として面白かったですよ。でもオチは若干弱いかな?

    その他、松苗あけみさんの「薔薇十字猫探偵社」や諸星大二郎さんの「百鬼夜行」も、それぞれの持ち味を生かした作品になっていて、たっぷり楽しませてもらいました。

    朱川湊人さんや宮部みゆきさんなんかの作品も読んでみたいなぁ。
    書いてくれないかなぁ。

  • 西尾さん、牧野さんの作品が個人的に面白かったです。

    京極夏彦さんの書くものとはまた違った味がでていると思います。
    自分の中での百鬼夜行シリーズのイメージが固まっている方や、京極夏彦さん作品に限りなく近いものを求める人は「うーん…」となってしまうかも?

  • あさのあつこ「鬼娘」、西尾維新「そっくり」、原田眞人「「魍魎の匣」変化抄」、牧野修「朦朧記録」、柳家喬太郎「粗忽の死神」、フジワラヨウコウ「或ル挿絵画家ノ所有スル魍魎ノ函」、松苗あけみ「薔薇十字猫探偵社」、諸星大二郎「百鬼夜行イン」

著者プロフィール

西尾 維新(にしお いしん)
1981年生まれの小説家、漫画原作者。立命館大学政策科学部中退。
2002年に『クビキリサイクル 青色サヴァンと戯言遣い』で、第23回メフィスト賞を受賞しデビュー。
主な代表作に、『クビキリサイクル』をはじめとした戯言シリーズ、『化物語』をはじめとした物語シリーズ、『刀語』などがある。

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