首をチェックして原因不明の頭痛、不調を治す

著者 :
  • 講談社
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  • Amazon.co.jp ・本 (190ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062145312

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  • 脳神経外科医の「松井 孝嘉」の首こり本、スピンオフです。

    今回の書籍は

    ・原因不明の頭痛 ( 片頭痛など )
    ・原因不明の不調 ( 慢性疲労や心因性と呼ばれたものなど)

    を主な治療対象として「首のこり」に注目してみましょうと纏めてあります。

    ■ 購入対象者

    ・片頭痛が中々治ってくれない方
    ・慢性疲労が抜けずに困っている方
    ・どうも身体の調子が今ひとつ思わしくない方
    ・「異常ないんですよねぇ・・・」と診断されてしまった方


    ■内容

    「首のこり」にその不調の原因があるのでは!!

    と「首のコリ=首周辺の筋肉の硬縮」に注目をした書籍です。

    他の松井先生の書籍同様に


    1.首のコリが酷いと要注意
    2.首のコリが酷いと、筋肉がカチコチになり、血液パイプが圧迫される
    3.血液がしっかり循環しなくなり、栄養・酸素が届かない。老廃物が回収されない
    4.筋肉が更に疲労蓄積し、更に機能不全に陥る。
    5.更には自律神経系のトラブルへと発展してしまう。
    6.益々首のコリが酷くなり、「うつ」と見られるような症状も起こる。


    といった「首のこり」から始まる身体の不調の流れを掘り下げています。

    この「首のこり」については頚椎の歪みなどを大切にするカイロプラクティックや整体、鍼灸といった手技療法の世界で提唱されていた理論を西洋医学の観点から構築していったと言っても良いかと思います。
    ※カイロプラクティックは西洋医学ですが・・・・・

    首のこりは、携帯電話、携帯ゲーム、読書など、今後確実に世の中に増えていく現象ですので、この問題からは目を背けるべきではないと思います。

    ただ、一番大切なのは、「だから、生活習慣を変えないとね」なのですが、そこが中々できないので、益々この頚椎系の患者さんは増えるんでしょうね・・・・・・


    (同)腰痛治療ナビ

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著者プロフィール

東京大学医学部医学科卒業後、同大学脳神経外科教室に入局。その後、アルバートアインシュタイン医科大学に渡り、脳腫瘍・脳血管障害を研究。ジョージタウン大学では、世界初の全身用CTの開発に携わり、日本への導入・普及に大きく尽力する。78年に「頚性神経筋症候群(肩こり病)を発見し、診断法と治療法を確立し、首こりに起因する不定愁訴の治療を初めて可能にした。06年に、恩師である東京大学名誉教授・佐野圭司氏を所長として迎え、東京・虎ノ門に「東京脳神経センター」を開設。著書・監修書多数

「2023年 『首こりを治せば体と心の不調の9割は消える』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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