ユリエルとグレン 1闇に噛まれた兄弟

著者 :
  • 講談社
3.65
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本棚登録 : 167
レビュー : 27
  • Amazon.co.jp ・本 (242ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062145510

作品紹介・あらすじ

ヴァンパイアに襲われ日常を奪われたグレンとユリエルの兄弟は、旅の途中、ある村で起きた事件の調査を担うことになる。ヴァンパイアの伝承が残るその村では、4人の少女が謎の死を遂げていた-。12歳のまま成長を止めてしまった兄、グレン。"無限の血"を持つ弟、ユリエル。ヴァンパイアに襲われた悲運の兄弟の、新たな旅が始まる-。第48回講談社児童文学新人賞佳作受賞作。

感想・レビュー・書評

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  • 児童文学ということで非常に読みやすいファンタジー小説です。ミステリー要素に関しては特にひねりがあるわけではないですが、兄弟のまっすぐな想いと健気さに胸が打たれます。兄弟愛の物語が好きな方にはおススメです。

  • 蜈千ォ・譖ク

  • グレンの大人らしさとユリエルの弟らしさがけなげだよなあ
    叔父上ももう少し関わりたいだろうに
    バンパイア側にも人間界は禁忌というのも新鮮で面白い

  • お面屋たまよし同様こちらも不思議で切ないお話
    吸血鬼もの好きなので楽しく読めました
    兄弟の今後が気になります
    幸せになってほしいなー

  • 翻訳ものかと思うほど拙い文章に驚いた。続きが気になるようなならないような…

  • それは突然襲ってきた。美しく、しかし禍々しいヴァンパイア。
    母が殺され、兄・グレンまでもが襲われた瞬間、弟・ユリエルは許されざる願いを彼らに乞うた。

    そして、グレンは人ではないものになってしまった――。

    6年が経ち、ユリエルはもうすぐ16歳。背丈も伸び、すっかり少年に成長した。しかし、グレンはあの夜、12歳の子供の姿のまま。
    ユリエルが兄、グレンが弟であると偽りながら諸国を旅し、ヴァンパイアの伝承と真実を探る兄弟は、ある村で起きた殺人事件の調査を引き受けることになる。
    ヴァンパイアの伝承が残り、まさにそのヴァンパイアであると噂される女性が住むその村では、既に4人の少女が不可解な死を遂げていた。

    ヴァンパイアの血を受け、12歳の姿のまま永遠の時を生きるものになってしまったグレン。グレンを人間に戻すための方法を探し、兄弟はヴァンパイアを求める長い旅に出る……。
    なにも悪いことなんかしてないのに、さんざんな目にあってきて、それでも、将来のことも考えなくちゃいけない。
    理不尽に人生を奪われても、すべてを元の通りに戻すだけでは前には進めない。難しい生き方を選ぶ兄弟の旅は続きます。

  • 二人の吸血鬼に襲われた家族。
    両親は死に、弟(ユリエル)は咬まれたが、無限の血が流れているという特異体質だったため、生きた。兄(グレン)もユリエルの目の前で襲われたが、吸血鬼から血を与えられると死なない、と知ったユリエルは、グレンに吸血鬼の血を求め、グレンは生き延びた。
    ただし、12歳の姿のまま、身体は成長することはなく、時にユリエルの無限の血を飲まなくてはならない。
    やがて、ユリエルは成長してゆき、ユリエル(兄)とグレン(弟)と見えるようにまでなる。二人はお互いを、思い合い、助け合いながら旅をする。
    吸血鬼にまつわる話をたどり、グレンの身体を元に戻せる可能性をさがしながら・・・

    本当はグレン(兄)、ユリエル(弟)で、
    グレンは少年っぽい、ちょっといじわるも言ったりするけど、ユリエルを精神的に支える兄であり、
    ユリエルは落ち着いた、物腰の柔らかい、弟思いの青年でいるように見えて、やっぱり兄には甘えてしまう・・・
    みたいなかんじが、いい。

    吸血鬼の二人組、アイオネとソール。
    叔父で教皇庁の神父のトリストラム。
    バンパイアハンターの一族と、その中でも叔父の友人のテレンス。
    元人間で狼男ジェローム。
    ・・・
    いろんな人物がでてきて面白い。
    ・・・
    1巻では 主要な登場人物の登場と、
    ある村での 吸血鬼を思わせる事件の解決。

    中高生むき

  • 吸血鬼に襲われてから、十二歳歳のまま成長を止めてしまった兄、グレンと〈無限の血〉を持つ弟、ユリエル。
    グレンの体をもとに戻すため、ヴァンパイアのことを調べながら、二人は旅を続ける。
    グレンをもとに戻すために生きるユリエルと、そんなユリエルを自由にしたいと願うグレン。
    二人が互いを思いやっているシーンが大好きです。
    二人を襲ったヴァンパイア、グレンの体、ユリエルの血。
    どうなっていくのか楽しみなシリーズです。

  • あまり盛り込みすぎず、かといって安易で薄っぺらなわけでもなく、児童書としては調度いいのではないかと思った。

  • 児童書はちょっと…と言う人にこそ読んでもらいたい、傑作。実に良くできたダークファンタジー。鋼の錬金術師が好きな人には、特におすすめ。大きい方が弟というところも(笑)

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著者プロフィール

『ユリエルとグレン』で、第48回講談社児童文学新人賞佳作、日本児童文学者協会新人賞受賞。主な作品に『お面屋たまよし1~5』『死神うどんカフェ1号店1~6』(以上、講談社)、『墓守りのレオ』『見た目レンタルショップ 化けの皮』(小学館)、『拝啓パンクスノットデッドさま』(くもん出版)などがある。『少年Nの長い長い旅』(YA! ENTERTAINMENT)と対をなす物語『少年Nのいない世界』(タイガ)(共に講談社)を同時展開して話題となった。


「2020年 『メイド イン 十四歳』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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