りすん

著者 : 諏訪哲史
  • 講談社 (2008年4月26日発売)
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  • Amazon.co.jp ・本 (278ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062146432

りすんの感想・レビュー・書評

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  • 978-4-06-214643-2 273p 2008.4.26 1刷

  • アサッテ実践編……にしては、内容が幼稚。
    カップルで創作する・通用する言葉、というレベルに落ちてしまっているのでは。
    また「書かれている」という意識も……うーむ……
    決して悪くない。なのに何か物足りない。
    しかし最終2ページの仕掛けにはぐっとくる。
    作者の心優しさが効いている。
    ……単行本で買ったら文庫が出るという、バッドタイミング。

  • これは、面白い。
    小説の世界に浸る本はたくさんあるけど、この本は、小説とこちら側のあわいを体感する本だ。
    この体験は初めて。

  • 低脑,还是高学历?ふたりの会話は、くだらないやり取りから、歴史、文化、風俗に係る知識の応酬まで、結構幅広い。 ほぼこの兄妹の会話の there are it in many places.

  • 最初の数ページで読むのを諦めました。
    会話のみで進む実験的小説。
    私には読みづらくて無理と判断;哲学は向かないっす。。。

  • 諏訪哲史の小説は、哲学だと思う。そして最近ではあまり見かけなくなった実験小説だ。(いや、昔からあまり見かけないか)
    メタフィクションも小説の多重構造も、初めての試みというわけではない。それでも、この中には当然ながら諏訪哲史の思考が入り込んでいて、小説という形式の中で思考する作者、という構造があり、それが面白いと思う。普通のことを普通に書いても、一向に面白くない。だから、アサッテが面白くなる。
    『アサッテの人』を読んだのがずいぶん前なので、今度はこの二冊を続けて読みたいと思う。

  • 2012.5.3

  • 「アサッテの人」に続けて読んでみる。
    なんというのだろうこの感じは。アサッテの人でギリギリの状態で保たれていた「正常」と「異常」の、「自然」と「作為」の、バランスが、結構簡単に傾いていたような気がする。
    最後に向けて増える紙面が眩しいほどの切実な空白も、不思議と気持ちが昂らず、しかしだからといって冷めることもなく、低空飛行のまま。
    そのフラットラインが狙いだとしたらものすごく成功しているような気もするけど、、
    なんとなく筒井康隆の「残像に口紅を」を思い出した。
    狙いすぎ、と言ってしまってはあまりにおおざっぱな気がするが次があるならそれがとても楽しみな一冊。

    とはいえ、小説や物語と闘い続ける作品はとてもすきだしためになる。

  • 図書館で読んだ本。個人的にはアサッテの方が良かったが、こっちも楽しめた。

  • アサッテの人、姉妹編。

    語りの視点をズラして、読者の視点と作者の視点を錯乱させる。
    それによって、「作者ー読者」という小説の函からの「アサッテ」を構造的に試みる。
    文学(小説)の枠組みからの離脱を文学(小説)によって試みる。
    あとがきにもある通り、離脱はかなわなかったかもしれない。

    が、あとがきの後、最後のページに添えられた、「たかし」「あさこ」が憎らしい。

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