吉村和敏 PHOTO BOX プリンス・エドワード島 七つの物語 (講談社 ART BOX)
- 講談社 (2008年6月6日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062147224
作品紹介・あらすじ
世界一美しい『赤毛のアン』の島のすべて! 『赤毛のアン』刊行100年記念! アンの生れた島を20年間撮り続けてきた気鋭の写真家が、その魅力を集大成した決定版。コンパクトで楽しい新感覚写真集。
感想・レビュー・書評
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写真集。プリンス・エドワード島の四季や、生活が伝わってくる。心洗われる。
2014/6/5詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
風景写真家 吉村和敏氏の写真集。
赤毛のアンの舞台になったプリンスエドワード島の風景を素晴らしい感性で捉えています。
まずは色。
晴天の空の青、夕陽の紫、赤、と目紛しく変わる色を嫌みのない鮮やかな色で表現している。
また草木の緑、雪の白、木造建築物のブラウンなど、被写体の持つ色を最大限引き出している。
そして光。
春の麗らかさ、夏の力強さ、秋の穏やさ、冬の静けさが伝わってくる。
また1日の中でも朝夕の光の変遷を余す所なく捉えていて、飽きることがないです。
サイズは小さくプレゼント用にもいい。
写真集の中でも、これは間違いない一冊だと思います。 -
一番好きな写真集。ふとした時に眺めるとすごく癒されます。
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とても綺麗な風景写真集です。
この写真を見るとプリンス・エドワード島の農場は北海道の農場と景観は似ていると感じました。
気候的にも似ており、何より北海道が気候的に似ている北米から農業技術などを導入したので、当然なのですが。
そしてプリンス・エドワード島に行きたくなりました。
この風景を見ながら飲むカナディアン・ウイスキーは最高だと思います❗
私は貧乏なので死ぬまで行くことは有り得ないでしょうが(苦笑)
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吉村和敏さんの写真集はどれもため息が出るのですが、
プリンスエドワード島については本から島の風を感じられるようで癒されます。 -
昨年一緒にPEIを訪れた母が買っていた本。
村岡花子さんの翻訳本を出版当時にリアルタイムで読んでいて、長年島に憧れていた母。母の影響で赤毛のアンを読み、私自身も子供の頃から憧れていたPEIは、実際に訪れてみると思っていたよりも更に美しい島で、木々や植物や空や海に囲まれ、風を感じて、大げさかもしれないけれど、魂までのびのび解放されていくように思えた。島で過ごした時間は、まさに夢のようだった。
そんな美しい島の風景を切り取った写真集で、あの爽やかな空気を感じることができたし、心があの時間に戻っていくのを感じることができた。日常のストレスに対して、支えになるような一冊だと思う。 -
綺麗な写真の中に、物語が隠れているみたいで…疲れたときでも、頁を開くと癒されます。
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美しい・・・。
行ってみたい・・・。 -
心が救われる写真集。