つながり 社会的ネットワークの驚くべき力

  • 講談社
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本棚登録 : 935
レビュー : 79
  • Amazon.co.jp ・本 (408ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062147705

作品紹介・あらすじ

肥満も性感染症も笑いもすべて伝染する!?ハーヴァード大学医学部・教養学部教授とカリフォルニア大学の政治学者が提示する、クラウド時代の社会的ネットワークの姿。

感想・レビュー・書評

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  • ice bucket challenge など、世界的なムーブメントはなぜ起こるのかを理解したくて購入。仕掛けがわかれば起業支援に活用できるかもと思ったが、なかなかぴったりな内容というわけにはいかなかった。ただ、昔から人間は社会的つながりの中で生きていてそこから否応なしに大きな影響を受けており、信じられない行動に出ることもある。古くは魔女狩りであり、人種差別であり、ファシズムなど。もちろん良いこともあって、最近でも親切の連鎖を描いた動画をよく見るし、pay it forward の考え方もそうだろう。筆者らは、肥満、自殺、投票、寄付、禁煙(または喫煙)、ドラッグ、教育、結婚や出産なども「伝染」するというが、それも納得がいく。ビジネスにも参考になるだろう。

  • この本は社会的ネットワーク(人と人との繋がり)の性質をさまざまな研究結果から記述されています。
    集団は個人ができることの総和よりも大きなことができるのはなぜか?
    繋がり方によって恩恵を受けられる量が違うのか?
    社会性は遺伝するのか?
    など、とても興味深いことがたくさん書かれていました。
    恋人を見つけるためには、どのような繋がりを持つのが良いかなどもわかります。
    良いことも悪いことも伝わっていく社会的ネットワークの凄さと恐ろしさがわかりました。
    繋がりを大事にする日本人には必読の書かもしれませんね。

  • 【気になった場所】

    社会的ネットワークとは
    →組織化された人びとの集合

    社会的ネットワークのルール
    ・私たちはネットワークを形づくる
    ・ネットワークは私たちに影響を及ぼす
    ・友人は私たちに影響を及ぼす
    ・友人の友人の友人が私たちに影響を及ぼす
    ・ネットワークはそれ自身の命を持っている
    →内部の人々にコントロールも認識もされない特性や機能が備わっている
    →ネットワークの一部が相互に作用し合うことで、全体が新しい特質を獲得するため
    例)
    交通渋滞、文化という概念等

    社会的ネットワークの特徴
    ・あらゆる人は六次の隔たりで相互につながる
    ・人は三次まで影響を及ぼし、その影響力は徐々に弱まる
    例)
    一次→友人、二次→友人の友人

    社会的ネットワークで伝染するもの
    →感情、病気、愛情、行動、肥満、イノベーション

    感情が伝染する理由
    ・人間は他人の外見を真似して、その内面の状態を取り込む
    ・コミュニケーションを図るために、他人の表情を読み取り共感する

    例)
    友人の友人があなたを太らせる
    →たまたま大蜀漢の近くの席に座った人は、なぜか同じように食べてしまう
    →無自覚な食事

    社会的ネットワークは人為的な操作が難しい
    →内部の人々は、互いに利己的傾向に従わないことがあるため

  • ”原書タイトルが、名詞としての「Connection」ではなく、動詞あるいは形容動詞)としての「Connected」なところに意味があると感じた。

    感情、病気、肥満、投票行動などの伝染や、善意の広がりも含めたconnectについての論考。facebookが広がり始めた頃に書かれている(本書にも登場)ことも、現在と対比できて面白い。

    影響を受け、影響を与えられる、ホモ・ディクティアスとしての人間。

    <抄録(抜き書き)>
    ・6次の隔たりと3次の影響

    ・リアリティとウィキアリティ

    ・人間の超個体

    <きっかけ>
    未来を作る読書会、の課題図書として。”

  • 学術的な検証コメントがあるだけで、内容的には、人と人は影響しあってると書いてあるだけ

  • ネットワークに関する学術的な研究結果を述べた本。
    ちょっと難しかったな。

  • どこかで紹介されていて、興味を持って読んでみた1冊。そういうデータもあるのか、とかそういう視点もあったかと思うようなエピソードも多く、社会的ネットワークを活用できている人とそうでない人の格差の広がりなんかも想像できるものでとても勉強になりました。ただ周りが使っているからとか、話についていくためにとかではなくて、リアルな生活に活かすためのツールとして積極的に活用していくことも考えさせるいい本だったと思います。バビロンの民の一節は、とても心に残りました。

  • クラウド時代の社会的ネットワークの姿をわかりやすく解説。

  • 配置場所:摂枚普通図書
    請求記号:361.3||C
    資料ID:51800680

    あなたはどんな人たちとつながっていますか?あなたがつながりを選んでいるかどうかより、つながりがあなたの人生を左右しているかどうかを考えたことは?本書は人と人とのつながりに焦点を当てて、数多くの調査及び実験結果を紹介しながら、社会的ネットワークの構造や性質、そこから創発される力について分かりやすく説明した本です。

    (生化学研究室 大塚正人先生推薦)

  • 勝間和代さんが紹介されていたもの。
    友達の友達に影響受けるという話し。人のつながり、病原菌広がりが分かる。
    選挙、たかが一票と思うが、友達の友達に影響を与えることを考慮すると、自分がどのような選挙行動を取るかで世の中が変わるかもしれない。

    ちょっと私には読みづらい本で、途中で挫折です。読了にしちゃうけど。

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