カラスの親指 by rule of CROW’s thumb

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 1943
レビュー : 443
  • Amazon.co.jp ・本 (428ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062148054

感想・レビュー・書評

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  • 面白く爽やかな読了感ですね♪
    今まで読んだ道尾作品とは一味違って、何だか伊坂幸太郎の作品みたいに感じながら読んだ。
    オヤジ詐欺師二人と 孤児妹姉、姉の彼氏 の5人がひょんなきっかけで一ツ屋根の下で擬似家族みたいに暮らし、ヤミ金グループに奇策で立ち向かい成功したかに思えたけれども.....
    終盤の絵解きはツジツマが合い過ぎ感が大きいけど、読み手側としては気持ち良く騙されてハッピーでしたよ。

  • 11月23日(金・祝)全国ロードショーとの事で、読みたかった本が、やっと手にできた。
    阿部演じるタケと相棒テツに村上ジョージの顔を思い浮かべながら読み進めていくと、最初から面白くドンドン引き込まれるストーリー。
    道尾氏作品は2作目だが、この様なイメージだったろうか?と思う位、今回の本は、面白く素敵な作品でした。
    サギ師ではありながら何か憎めない温かさを感じてました。
    タケも感じてた何かある思いも何処へやら自分もまんまと・・・♪
    イメージ通りの映画となってるかが今から楽しみです!

  • 友達に借りて読みました。
    道尾秀介は、最近、お気に入りの作家なのですが、この作品も面白かったです。

    主人公は、中年の詐欺師と少女。
    実は、隠された人間関係がキーになっています。
    最初は、それぞれの視点で交互に書かれた章が並んでいて、淡々と進んでいきます。

    しかし、お互いが出会ってからの展開はスピード感を増し、一気に結末まで読者を引っ張って行きます。
    ドキドキ感が半端じゃありません。
    そして、結末・・・あぁ、やっぱりうまくいかないなぁ・・・あれ?・・・あっ、そう来ましたか!
    二転三転する物語に翻弄されながらも、読後は爽快な気分です。

    読者の評価は、単純に小説として楽しめるかどうかで分かれると思います。
    要は、最後の仕掛けを受け入れることが出来るか?ということになるのでしょうか?
    ミステリー作品の枠組みに収めてしまうのは勿体ないエンターテイメント作品に仕上がっていいます。
    大推薦作品です。

  • 映画上映前に読んでおこうということで。いやぁ…面白かった!騙されたというか非常に爽快。道尾作品でこんなにも後味が良い作品って珍しいかも。ネタバレになるので詳しくは書けないけどほんとみんなが幸せで良かった。映画のテツさんが村上ショージってのはいただけないけど。2011/631

  • 読み始めはコメディーかなと思いましたが、シリアスで笑えそうで笑えない
    コミカルな映像が浮かぶけど、笑顔なしって感じで、「死」に縛られて、こちらも苦笑い。
    映像化さているようなので楽しみ

  • 心地よい読後感です。著者の作品の中でもオススメできます。先入観無しに読んでみてください。

  • 文句なしにおもしろかった。詐欺師の話だったり、ヤミ金の話だったり最初は陰惨な小説かと思ったけど、完全にだまされた。
    おもしろい小説を読みたい人にオススメの1冊です。

  • 詐欺師という商売(?!)の面白みがわかる!
    映画化されたけど観られなかった。
    映画のできはどうでしょうか。
    本が面白いだけに気になる。はずさないでちょうだい。

  • 騙し騙されしているうちに、騙されていたのは読み手のだと分かり、詳細な伏線が後になってしてやられたと言う感じ。

    表題の「カラスの親指」もなるほどと思わせてくれた。

    映画化されるのは頷けるテンポありの作品。

  • 中年の詐欺師2人組、スリの少女、その姉・彼氏VSヤミ金による暗い過去の話

    読んでいる最中は、そんなにもおもしろく感じなかった。

    すごく引き込まれるわけでもないし、ドキドキわくわくするでもないし、ふーんって感じで読んでたら…

    最後がびっくりした。
    こうきたか。

    最後の最後に「あー、おもしろかった」って思わせてくれる本でした。

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著者プロフィール

道尾 秀介(みちお しゅうすけ)
1975年、兵庫県生まれの小説家。玉川大学農学部卒業。会社員生活を続けながら小説を執筆しており、2004年『背の眼』で第5回ホラーサスペンス大賞特別賞を受賞しデビュー。
2007年『シャドウ』で第7回本格ミステリ大賞(小説部門)受賞。2009年『カラスの親指』で第62回日本推理作家協会賞(長編及び連作短編集部門)受賞。2010年、『龍神の雨』で第12回大藪春彦賞受賞。『光媒の花』で第23回山本周五郎賞受賞。2011年、『月と蟹』で第144回直木賞受賞。直木賞にはこの作品で5回連続のノミネートだった。
その他代表作として『向日葵の咲かない夏』があり、文庫版は100万部を超えるベストセラーになった。『カラスの親指』は映画化された。
ほか、横溝正史ミステリ大賞、新潮ミステリー大賞の選考委員を務める。

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