少年時代

  • 講談社 (2009年1月1日発売)
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Amazon.co.jp ・本 / ISBN・EAN: 9784062149884

感想・レビュー・書評

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  • 装丁がとても美しい。
    装画は山本容子さん、デザインは鈴木成一さんなのであった。自分の愛読書がこんなきれいな装丁だったら尚うれしいだろうに、と思う。

    「少年時代」は、長途の馬車旅でのモスクワへの転居から始まり、都会での大学受験勉強前夜までを描く。

    母の死後、「私」(ニコーレンカ少年)と兄ウオロージャらはペトロフスコエ村からモスクワに転居する。馬車にのってゆく長旅の道中。ペトロフスコエは、トルストイの生まれ故郷として有名な村である。

    家庭教師的な立場で長らく邸に仕えていたドイツ人老翁カルル・イワーノウイチは祖母の衰弱に伴い、家を去ることに。彼の波乱万丈の人生が紹介される。
    たいへんな苦労人で、その身の上話はたっぷり3章も。「カルルの…身の上話」「続 身の上話」、「続続 身の上話」という表題に苦笑。
    ちなみに、カルル老翁の後に来た家庭教師は、フランス人のサン・ジェロームという男。彼に対する「私」の嫌悪感と憎しみはとても根深いのであった。

    「私」は、兄の知人のひとり、理知的な青年ニェフリュードフ(ドミトリー)と出会う。その後「私」とドミトリーは、友情を深めてゆくのであった。

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著者プロフィール

19世紀のロシアを代表する小説家、思想家。ロシア・ヤースナヤ・ポリャーナに伯爵家の四男として生まれる。非暴力主義の思想のもと、文学のみならず、政治や社会にも大きな影響を与え、また、自ら教科書を執筆・編集し、教育にも力を注いだ。代表作に『戦争と平和』『アンナ・カレーニナ』『復活』など。『イワンの馬鹿』は、1876年(トルストイ56歳)の作品。

「2020年 『イワンの馬鹿』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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