超短編を含む短編集 みきわめ検定

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 75
レビュー : 20
  • Amazon.co.jp ・本 (178ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062149921

作品紹介・あらすじ

そろそろ今日あたり、キスのその先をすることになるに違いない。見て見ぬふりをして通り過ぎてしまうその一瞬を、見逃さず執拗に迫り描く、椰月美智子の超短編を含む短編集。

感想・レビュー・書評

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  • なんか・・・なんか・・・ロクデナシな相手に恋する女性視点ばっかりやぞ・・・!!?
    あとなんともいえないどうしようもない日常生活の中の暗部。
    わりとスッキリしないぞ・・・、椰月先生自身としてはこういうのがお好きらしい・・・ふむ。

  • 期待も前知識も無く手に取り読んだせいもあるのか、
    ここ最近の「誰かいい作家さんいないかな」、
    「面白い本無いかな」感に上手くはまり、
    これ見つけたぞっという気持ちになった久しぶりの一冊

    これを機に読破しよう、と目論んだのだけれど

    数冊レビューを見たらすぐにわかると思うけれど…
    うーんどれも最初のを超えるのって難しいよね…

    「みきわめ検定」のね、ある部分の描写に、
    「こりゃはずれだな」と失笑したのだけれど、
    読みすすめていく内にそこの部分は
    「その描写でないとしっくりこなかったのだな、うん」と納得した

    で、一冊読み終えた感想は「秀逸な短編集ですね」と

    こういうの、また読みたいなあ
    どれも残るお話でした

  • 短編集。
    納得とう~んが混在。

  •  同時に出版された『枝付き干し葡萄とワイングラス』より、こっちの方が好みでした。
     特に表題作の「みきわめ検定」が面白かった! ラストの「西瓜」も通じるものがあって好き。付き合いたての時って、こんなかんじで、相手の一挙一動に敏感に反応しちゃうよなぁ。と感じました。
     著者のあとがき読んだら、レイモンド・カーヴァーの短編を読みたくなった!

  • ちょっと、ちょっとぉ。。。
    面白いわ。

    最初「みきわめ検定」と最後「西瓜」が同じ匂いがする。

    恋愛中の甘ったるいあの感じ、懐かしいなあ・・(笑)
    それが、一変するほんのちょっとの相手の仕草。これは経験ないけど、わかるような気がするわ。

    ますます、椰月さんに惚れてきた。

  • サクサク読める短編集。

  • グングン上がっていくはずだったのに
    何もかも結局は許してしまうはずだったのに
    それを自分も望んでたのに


    やっぱり違うってことに気付いてしまう寂しさ。
    簡単なようなことで難しい。
    だからやっかいだ、自分が。

  • ■結婚「まで」の男と女のある場面 「そろそろ今日あたり、キスのその先をすることになるに違いない。」結婚前の男女の、危うい気配を鋭く切りとる、今もっとも注目の作家・椰月美智子の短編集。

    ■■恋しているときは相手のどんな部分にもトキメキを感じるけど・・・冷めるときは一瞬だなと、確かに共感しました。不意をつくように恋におちるのなら、恋が冷めるのも突然。その危うさを描いた一冊。

  • 短編はさくっと読めるんだけれども、
    そこそこの読解力が必要となる。。と実感。
    http://feelingbooks.blog56.fc2.com/blog-entry-555.html

  • なんということのない情景をただ「切り取った」ような短編が並んでいる。
    特に波や起承転結のないような淡々とした作風に、この人ってこういう話を書く人だっけ、と驚いた。
    最後に著者がレイモンド・カーヴァーの短編について言及しているから、この本はそのオマージュなのかもしれない。(本家本元を知らないのでなんとも言えないけれど)
    恋に夢中だった女性がすっと相手に冷める瞬間の描写がリアルだ。

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著者プロフィール

椰月美智子(やづきみちこ)
2002年『十二歳』で第42回講談社児童文学新人賞を受賞してデビュー。『しずかな日々』で第45回野間児童文芸賞、第23回坪田譲治文学賞をW受賞。『フリン』『るり姉』『消えてなくなっても』『伶也と』『14歳の水平線』『その青の、その先の、』などなど、家族小説、恋愛小説、短編集やエッセイと、数々の話題作を世に送り出した現在最も脂の乗った作家のひとり。
2018年9月、『緑のなかで』を刊行。

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