- 本 ・本 (194ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062150187
作品紹介・あらすじ
芸人として成功する近道は、相方になる予定の宇治原を京都大学に入れること。
高性能勉強ロボ・ウジハラの京大合格大作戦が始まった!
高学歴コンビ・ロザンの菅が、芸人になるまでを爆笑の連続で描く自伝的小説。
感想・レビュー・書評
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相棒・宇治原との出会いから、お笑い芸人ロザンとして、吉本でスタートを切るまでを描いた、自伝的小説。
おもしろかった。
学生時代の、ばかばかしくも楽しい日々。
ふたりのやり取りがコミカルで、くすりと笑る。
芸人になるまでの話だが、そのための道筋として、京大と大阪府立大学に合格する話でもある。
宇治原の勉強方法が具体的で、とても興味深かった。
ずば抜けて優秀で、みごと京大に入学して、就職せずに芸人になると言われた親御さんの衝撃は、いかばかりか。
ふたりを応援したくなるような作品。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
面白かった。
でも私、ロザンの漫才も見たことないかも。
クイズ番組で宇治原さんのことはよく見るけど。
テレビのバラエティでしか芸人見ないって、
上の世代と同じ仲間だな、と思って少し凹む。 -
昔、ロザンがまだbase時代に出待ちをした事がある(笑)当時から菅ちゃんは大人気でバレンタインも凄い量を貰っていた。私は友人の付き合いで行って、菅ちゃんのあまりの可愛さにファンになろうかと思ったのだが、なにしろもうファンがとてつもなく多かったのでやめたのだった。そんな菅ちゃんとチュートリアルの徳井くんのサインは今でも大切にしている。
そんなことはさておき…
談話室の面白い本で紹介されていたので図書館で借りてみた。冒頭から未成年飲酒!?と驚いたが、調べてみたところこの本は小説らしい。誇張されてるのね。小説。小説。
内容は本当に面白かった。宇治原の家の件と菅ちゃんの心の声が特に。二人とも作ってない天然な面白さがいいんだよな~。 -
大好きなロザンの二人が、高校時代に出会い、どうやって芸人になっていったのかが詳しく描かれていて、とても面白い!
宇治原の京大に合格するまでのプロセスも、興味深くてすごい面白い。やっぱり宇治原は本気で賢い!周囲の人とはちょっと違う。面白い。
二人のお母さんも印象的。宇治原のお母さんが、芸人を目指す宇治原に、冷静に手紙を書いて諭そうとするのが素晴らしい。菅ちゃんのお母さんは天然で、キノコのエピソードは笑える(笑)。そして菅ちゃんが普通に就職するとは思っていなかったと言って、芸人を目指す事に賛成するのも素晴らしい。結果、芸人として新しい風を吹かせ、成功しているので、どちらの家族も喜んでいることでしょう。
ロザンがまだそんなに有名でない頃、「どの芸人好き?」って聞かれ、「ロザン」って言ったら、「えー、菅ちゃんでもってるようなもんやん」って言われ、めちゃくちゃムッとしたのを覚えている。その後、宇治原がクイズ番組で活躍するようになって全国で知られるようになった。凄くうれしい。あの時のことを思い出すと、「ザマーミロ」って感じ!(笑)
これからもロザンを応援しています。
京大少年も読もうカナ・・・ -
『ドラゴン桜』的な面白さ。言わずと知れた京大卒の芸人宇治原さん。その相方の菅ちゃんが語る菅ちゃんと宇治原さんの物語。1時間くらいで読めるが、宇治原さんが如何にして京大に受かったか。その部分が非常に興味深かった。やはり計画性がズバ抜けており、そのスケジュールを全うできる能力と意志が凡人とは違うんだろう。その他ちょっとしたエピソードも面白かった。こういうのを読むと自分も高校時代に戻って猛烈に勉強したくなる。いかに早弁と昼寝をするかを試行錯誤していた自分に往復ビンタしたくなる。
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子供の某通信教育オンラインセミナーで初めてロザンの菅さんを見た。宇治原さんの方はクイズ番組でよく知っていたが、こんな笑顔の素敵なイケメンが相方だったとは。セミナーで聞いたお話が面白く、何冊か本を書いておられることも聞いたので、さっそく、時系列に読んでみることにした。まずは、最初に書かれた「京大芸人」。私が好まない、くだけた日本語のエッセイではあったが、思わず声を出して笑ってしまうような面白さあり、しみじみくる面白さあり、勉強法で参考になるところありで、読後は大満足。さらっと1時間程度で読める内容なので、何回も読んでしまった。
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お笑いコンビ・ロザン。京都大学を卒業した宇治原さんの受験勉強秘話がいっぱい詰まっている。結構共感できるものがたくさんあった。
ただ、それ以上に面白いのがコンビの関係性。京大卒の芸人ってハクがつくやん、オイシイやん、との理由で相方を京大受験へと導く菅ちゃんの人間的頭の良さと悪魔的な愛嬌。 -
■書名
書名:京大芸人
著者:菅 広文
■概要
京都大学に入学する!それが芸人への近道。高性能勉強ロボウジハラ
の京大合格大作戦!高学歴コンビ・ロザンの菅が描く爆笑小説。
(From amazon)
■感想
前から読みたかった小説(?)ですが、この前たまたま古本屋で入手
しました。
続編もあるので、今後も探します。
内容ですが、ロザンが出来るまでの高校時代、大学時代のお話です。
恐らく、かなり現実に沿って描かれているのだと感じます。
笑いのツボを押さえており、読みやすい小説となっています。
これ、受験生とか結構役に立つのでは無いか?と思われる、勉強法
が出ています。
この小説を読んで分かりますが、ウジハラさんは各科目をしっかり
分析し、どういう勉強法がどの科目にあっているかの戦略をしっか
り立てています。
トップの受験生は、恐らくほぼ全員がこういう分析をしているんだ
ろうな~と思いました。
(自分が高校生の頃、こんな発想は無かったです。せいぜい、英語の
長文問題では、質問文からよっむぐらいでした。)
この小説を読んで、ウジハラさんの勉強方法に共感、納得できない
人は、恐らく受験においては二流以下なんだと思います(私も含めて。)
菅さんは勉強ではダメですが、ウジハラと違う意味で頭がいいです。
(ダメと言っても、世間一般の標準より上です。)
菅さんに関しては、「大学に行く意味」を明確にしています。
目的と手段の位置づけが明確です。
この考え方が、簡単に出来る人は頭がいい人だと思います。
二人の個性が分かりやすく描かれており、楽しく読める作品です。
■自分がこの作品のPOPを作るとしたら?(最大5行)
芸人・ロザンの成り立ちが分かる小説です!
笑いどころも押さえており、ロザンが好きな人、興味がある人に
は楽しめる本です!! -
私が受験生の時にこの本があれば…!
でも人間一生勉強し続けるものなので、今知ってもこれから役に立てようと思いました。
宇治原さんじゃなくて、菅ちゃんがこの本を書いていることから、2人の仲の良さを感じました^^
著者プロフィール
菅広文の作品





