「おまえだ!」とカピバラはいった

  • 講談社
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感想 : 21
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  • Amazon.co.jp ・本 (178ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062150804

感想・レビュー・書評

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  • 書名に前々から惹かれてました。挿絵も可愛いと思ったら、最近気になってる佐々木マキさんでした。
    斉藤洋さん独特の、言葉の揚げ足を取るような、追求するような言い回しが好き。ピーンとはまってついつい笑ってしまう。
    不思議な冒険ばなし。不登校の少年の前にマンタが現れて、ジンベイザメの元気を取り戻す手伝いをしてほしいと言ってきた。
    出てくる動物が面白いし、昔話のパロディも笑える。特に桃太郎。
    マンタに乗って東京の夜景を見てみたい!夢広がります。

  • 佐々木マキの挿絵に惹かれて子供のために借りた
    斉藤洋らしいちょっと不思議ないい話
    名前は大事

  • 王子(小2)へ借りた本。タイトルと1章の内容で借りたもの。

    ・・・内容を読んで、あちゃ、と思った。コレはあと1年早かったかも。いやむしろ良かったのか逆に?
    ま、個人的には「面白かったなら良いか」と思うけど(感想なんてそれぞれだし)、「本を通じて何かを」と思われるおかーさんたちはお子さんの年齢と傾向をよーく考えて手渡しをば。

    昔話のパロディは中々ヒネってあったものの、はて、カピバラは少年にちょびっと厳しすぎやしないだろうかと。なんというか、言い回しが。
    言ってることはごもっともでも、だからこそ相手が萎縮しないような言い回しにならんかったものかなぁと。
    このカピバラが「常に上から目線のヤな教師」の投影であるなら良いけど(言ってることは正しいんだけどね、ってヒトいますでしょ?相手も人間だと思うなら言葉は選べると思うんだけどなぁ)、ちょっとヤダなぁ、と感じましたです。
    カピバラ自体、ヲイヲイってくらいマイペースなので少年はそこら辺突っ込みかましてもよかったんでないだろか。

    良くも悪くも少年が素直すぎて、その辺に「どうとくの教科書」的なものは感じたけれど、設定は面白かったしそこを王子も楽しんでいたようなので、子どもが自分で読むってことを考えるならコレでよかったのかも知れません。

    なので、読む「年齢」を結構選ぶ本だと思います。
    王子的には「★4つ」だそうですが(読み返したいとは思わなかったからだそうです)、ワタシ的には「★2つ」

    というワケで間を取って「★3つ」で

  • 読了。ウヤマドノオウジ(カピパラ)が良いんだよなー。
    ハンスとお風呂に入ってるいる場面はとても楽しそう。(掃除は大変だけど)
    海の生き物が遊びにやってくるっていうのは羨ましい。

    名前が嫌いっていうのは、わかるな。自分は名前の「漢字」とても嫌だった頃があったけど‥。
    それを思い出しながら読みました。

    私も、「悪魔の親方」は格好良いと思います。

  • うーんこれもなあ
    ちょっと惹かれるというか気になるタイトルではあるけど
    内容がたいしたことなかったというかあんまり覚えてないよー
    オチはなんだっけ・・

  • たまにはこうした児童書に接するのもいいですよ。

    奇想天外な設定が想像力を沸き立たせてくれます。

    ありのままに受け入れましょう。

  • 名前をめぐる、不思議冒険ファンタジー! ある日、ぼくの前にマンタが現れて、「ジンベエザメが元気をとりもどせるように、手伝ってほしい」といってきた。それから、なんとも不思議な冒険が始まって

  • 斎藤洋と佐々木マキのコンビなら絶対に読みたい!!と思いながらもずっと買い忘れていた…。
    内容としては、結構読み応え有ったし、昔話のパロディとか良かったけど、あまりにもオチがあっさりしすぎていたような…。

    でも、ちまたで人気のカピバラの書かれ方とのギャップには思わずクスリとしてしまいますね。
    あんまり題名ほどのインパクト(というか関連性?)は、小説自体にはなかったけど…。

  • 斉藤さん佐々木さんコンビで飛びつくように読みました。大人からすると面白いけどなぁ桃太郎がいやなやつだったり 乙姫様が嫌な奴だったり本家 おとぎ話を ちゃんと理解していない小さい子どもには 読ませたくないな。。

  • 斉藤洋と佐々木マキのコラボ!
    不思議な冒険物語と佐々木マキの絵がマッチしてて非常に良かったのです。

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著者プロフィール

1952年、東京都生まれ。中央大学大学院文学研究科修了。1986年、『ルドルフとイッパイアッテナ』で講談社児童文学新人賞受賞、同作でデビュー。1988年、『ルドルフともだちひとりだち』で野間児童文芸新人賞受賞。1991年、路傍の石幼少年文学賞受賞。2013年、『ルドルフとスノーホワイト』で野間児童文芸賞受賞。「どうわがいっぱい」シリーズの作品に、「もぐら」シリーズ、「ペンギン」シリーズなどがある。

「2022年 『がっこうのおばけずかん シールブック 』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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