- Amazon.co.jp ・本 (72ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062151580
作品紹介・あらすじ
ネット社会における絵本の重要性を説く一冊 ノンフィクション作家・柳田邦男が、ケータイやネット社会で生じるさまざまな弊害から、子どもの心の成長を守る『絵本の重要性』をわかり易く説く一冊です。
感想・レビュー・書評
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私は、やっぱり紙の本が好き。電子書籍って、結局スマートフォンやタブレットをいじっているのと一緒だと思う。
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親と子の、絵本を通した触れ合いをテーマにしたエッセイ集。読み聞かせが育む子どもの心について、読みやすくまとめられている。作者の柳田さんが書かれたものや、絵本を読む親や子によって書かれたものも。ネット社会の波に抗うことはできないだろうけれど、読み聞かせの生身の触れ合いを通して、感情の豊かさ、心の強さを育んでいけたらと思う。
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絵本の良い部分が書かれている。
ケータイやゲームのしすぎに警笛をならし、子どもにも大人にも絵本を薦めている。 -
おそらく、ノーケータイ、ノーネット社会にはならないでしょう。
ケータイ、ネット社会に警鐘を鳴らす…じゃあどうするの?
著者・柳田邦男さんは、その切り札として「絵本」を挙げました。
なるほどね!
私自身、スマホを便利に使っていますが、絵本を慈しみ本棚に揃えているのは、無意識ながらも心のバランスを取っているのかも!なぁんて((*´∀`*))
その絵本でさえ、乱読、濫読している私。
絵本タイム、読書タイム…意識して作りたいものです♪
そういえば先日、高校生の娘と『うんこしりとり』を一緒に読んで盛り上がったなぁ(^^;;
今度、思春期の息子にいきなり読み語り始めてみよう(笑)。 -
子どもと2人で過ごす時間のなかにテレビとネットが入り込みすぎてるな、と反省させられる。少し非科学的な印象の部分もあるけど。とりあえず今日から一緒に絵本読む時間つくろう。
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言葉と写真の組み合わせが素敵で、主張は意欲的なのだが、残念というか不審な点も多々。評判がいい本なので、あえて辛口に以下に示す。
なぜなら絵本はメディアとして無条件に完全、完璧ではないからだ。高低浅深、向き不向きがある。もっというと有毒なものさえあると思う。
1.本書で言われていること(絵本の効用)のエビデンス(科学的根拠)が示されていない。数値や主張の引用元の具体的な参考文献もない。
2.特にネットとケータイを全否定しているかのような記述が気になる。マイノリティにとって、ネットとケータイの存在はつながる手段として不可欠なのに。
3.親族の作品(『ルリユールおじさん』の作者・いせひでこさんは柳田さんの妻、写真は娘)の使用、言及が気になる。
4.「だっこ」のページで、きちんと著作権使用処理がなされているのか。このような場合、絵本のイラストも転載ではなく、「引用」にあたるのだろうか?巻末まで探してもコピーライトの表示がないのが不審だ。
※この点については、諸説ありそう。以下URL参照
http://crd.ndl.go.jp/reference/modules/d3ndlcrdentry/index.php?page=ref_view&id=1000132222
5.繰り返すが、ネット利用への弊害への主張が過激で違和感がある。例えば「人は死んでも生き返る、という小学生が10数%~40数%いる」とあるが、1.数値の幅が調査によって広すぎる。2.日本人の死生観として、結構、常識的なのではないか。また、その前のページの5つの弊害も。一般にゲーム脳と言われるえせ科学が元ネタではないか? -
いかにデジタル端末に依存しているのか、いかにアタッチメントが大切なのかを考えさせられる本。
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<I love reading books with you,Mammy.>
アートディレクション/岡本明