世界と日本の絶対支配者ルシフェリアン

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  • Amazon.co.jp ・本 (242ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062151689

作品紹介・あらすじ

金融危機を演出し人類制覇を狙う闇の勢力。

感想・レビュー・書評

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  • 思えばこの10年間に多くのことがあり10年前を思い出してみると別世界のような気がします。ブロードバンド、携帯電話、ノートブックパソコンが発達して、どこにいても仕事ができる便利?な世界になりましたが、その反面、911テロを始めとして世界中で大規模な戦争が継続された状態にあります。

    果たしてこれで幸せなのでしょうか、戦争が起きていることで儲かる一部の人たちは良いのでしょうが、果たしてこれが地球のあるべき姿なのでしょうかと思うこのごろです。この本はベンジャミン・フルフォード氏により書かれた本で、彼の本はよく読みますが、世界を支配しているとされる「ルシフェリアン」について書かれたものです、本当かどうかはともかく、もしもそのような権力を持つ集団がいるとすれば、それらの力を自分たちの利益だけに使うのではなく、地球全体のことを考えほしいと思いました。

    以下は気になったポイントです。

    ・911事件において、高温の火の炎は青くなるはずが、テレビ映像ではオレンジ色の炎、非常に低温な炎でありあれでは鉄は溶けない、さらに、世界貿易センタービル7号棟は、大きな火災も起きていないのに、突然(4.5秒=空気抵抗なし)崩れ落ちた、これは爆発させる以外に方法はない(p17)

    ・911当日にはアメリカでは特別な軍事演習があった、それは民間飛行機がハイジャックされてビルに突っ込まれるのを想定、それはアラスカ等に配備されニューヨークにはいなかった(p20)

    ・イラク戦争における兵士の死者は、アメリカ政府の発表では4000人(2008年3月)であるが、インターネットによれば7万3000人超でありベトナム戦争時を超えている、この差は、死者のカウントの仕方にあり、救急車・ヘリコプターに載ってから死んだ人はカウント外になっているため(p26)

    ・人間を支配するのに必要な3つの管理、1)食料の管理、2)暴力を使って支配、3)情報・知識(メディア)の管理である(p46)

    ・イギリスが保有するインドやアメリカの資金源を断つために、ロスチャイルドはアメリカを独立させるための多大な努力をした(p87)

    ・1781年、チェサピーク湾の戦いで、イギリス海軍をフランス・アメリカ連合軍が破った、ジャクソン大統領は、それまでルシフェリアンが持っていた貨幣流通権利をアメリカ議会の手に取り戻したが、1913年に連邦準備制度がつくられ元に戻ってしまった(p89)

    ・1901年にフランクフルトのロスチャイルド家を継いだのは、ヒトラーである、当時ドイツはGNP20年分の賠償金を払わせられていた(p98)

    ・幕末期に在位していた第121代天皇(孝明天皇)は、伊藤博文等によって暗殺された、親王も暗殺して長州藩出身の大室氏を明治天皇とした(p113)

    ・ルシフェリアンは、発展途上国にいる有色人種が自然環境の破壊に貢献していて、有色人種を根絶やしにしようとしている(p147)

    ・産業革命以来、人間が発生させた二酸化炭素の量は、大気全体の1万分の1ほど、二酸化炭素が増えているのは氷河期が終わろうとしているから(p148)

    ・地球上で20社にも満たない多国籍企業が、世界のすべての植物の種子の特許を所有している(p158)

    ・農家は種子を作らないように仕向けて自己再生を不可能にする技術により作られた「ターミネータ遺伝子」により操作された種子を買い続ける必要がある(p161)

    ・2002~03年にかけて世界で猛威をふるったSARSは、感染者のほとんどが中国人であった、有色人種の遺伝子をもつ人にしかうつらない生物兵器の可能性あり(p164)

    ・アメリカが日本に地震を起こさせることを1945年時点で計画していたことがCIA軍事機密文書からわかった、現在はそれを可能にさせる技術として、核兵器ではなくHARPという電磁波を飛ばす兵器がある(p175)

    ・ヨーロッパでルシフェリアンに支配されていないのは、スウェーデン、ノルウェー、デンマーク等のみ、本物の民主主義国家である(p203)

    ・2002年12月にオニール財務長官が解任されたのは、セントルイス地区連銀がアメリカはすでに破産しているというレポートを出そうとしたら、それは2005年にネット上に流れた(p206)

    ・現在石油は、イランはユーロ取引を検討中、ベネズエラからは日本は円で買っている、これはアメリカ覇権の終焉を示している(p215)

    ・欧米の科学の場合、稲妻の本当の由来、そしてその利用価値を語ることはタブー、ニコラ・テスタがイオン層からエネルギーをとることができることを発見したが、その後、モルガンに「ただでエネルギーを取れる」と答えて、彼は監禁された人生を過ごすことになった(p231)

  • 歴史にルシフェリアン出てき過ぎ!曖昧な表現が多すぎる。

  • “2009/2/24
     この観点のみとしてしまうほど柔​くはないと信じているが、
    世界の​理解の仕方としては必読書の1つ​だな...”

  • 9.11の裏にいた闇の勢力

    ロックフェラーとロスチャイルド

  • 読みやすく、視野を拡げるためにはよい1冊です。確かな情報源とはいえないようなところから引用してあったりしてどこまでが本当かわかりませんが。ただ、それを含めても良書だと思います。

  • 「赤い盾」を読んだ私は、あまり驚く内容ではないのですけれど、インフルエンザももしかして生物兵器?なんて思っちゃえるくらいやはり世の中というのは、陰の存在が大きいのだな、学校で教わる歴史は表面的だなと思ったのでした。

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著者プロフィール

1961年カナダ生まれ。ジャーナリスト。上智大学比較文学科を経て、カナダのブリティシュ・コロンビア大学卒業。米経済紙『フォーブス』の元アジア太平洋支局長。著書に、『日本がアルゼンチン・タンゴを踊る日』(光文社)、『メルトダウンする世界経済』『闇の支配者に握り潰された世界を救う技術』シリーズ(イースト・プレス)、『分断される世界経済』『戦時体制に突入した世界経済』(清談社Publico)、『一神教の終わり』(秀和システム)、『破滅する世界経済と日本の危機』(かや書房)など多数。

「2023年 『ディストピア化する世界経済』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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