- Amazon.co.jp ・本 (130ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062151825
感想・レビュー・書評
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中学生のころから鬱に悩まされてきた著者の闘病記録。ほぼ全編漫画なのでうつ病の時でも読みやすい。東大薬学部に入った時に周りもうつ病だらけだったというのが意外でした。
表紙だけは中身とだいぶイメージ違うし、なんとなく手に取りにくい雰囲気だし、もったいないなという印象。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
2017/09/19読了
鬱の症状、私しっかり当てはまるのですが。
イラストよりも、周りのリアルな言葉と偏見が
しっかり書かれてあったのがつらかった。
鬱にはなりたくないとはいえ、なってしまえば仕方のない
病気 には、もっと理解があってほしい。 -
杉山奈津子/著
鬱と付き合いながら、東大に入り、起業の意志を持つ若き鬱姫が、鬱のことをリアルに描いたイラスト付き体験集。薬学部ならではの豊富な医学知識で、女性の鬱の悩みに答える1冊。 -
著者自信の経験を描いたエッセイマンガです。
購入当時は、あまり共感(理解)できず、おまけに絵も気に入らず(笑)、「買って失敗したなぁ~あせあせ」と思っていました。
けれど、薬の副作用病院とはいえ、うつ状態の今読み返すと、なっちゃんに共感する部分がたくさんあります。(p.11,15,21,26,27,53,77,81,82,83,113)
特に、彼女に気づかされたのが、自分が「モモ病」(p.82)にかかっているという点です。
「モモ病」は、周囲からのプレッシャーで増幅されます。
病気と同じように、うつの状態も人それぞれ。
本の内容、全てがうつ病の人に当てはまるわけではありません。というか、自分とは異なる部分もたくさんあります。
今の私には、大きな助けになっているけれど、うつでない人には理解できない部分がほとんどだろうなぁ・・・、という意味も含めて★は3つです。
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mixiのレビュー(H230131)より引用。 -
うつ病のエッセイ。
著者が薬学部出身ということもあって、薬や睡眠などについて、少し掘り下げて書いてある。 -
うつ病にかかった作者本人からの、同じ病気の人だけでなく周りの人達にも訴える、メッセージ。
これは病人なら「わかるわかる!」と思わず納得してしまう内容。
まさに病人ならでは。
だから、自らやってはいけないコト、周りがしてはいけないことが分かりやすく、そして多分「正しく」書かれている。
非常にポップな書き方で読み易くもあり、自分も周りも必読な本かと思います。