ドキュメント秘匿捜査 警視庁公安部スパイハンターの344日

  • 講談社 (2009年1月31日発売)
3.44
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Amazon.co.jp ・本 (314ページ) / ISBN・EAN: 9784062151894

作品紹介・あらすじ

スパイ映画以上の捜査テクニックと緊張感 ロシアの情報機関員と自衛隊のエリートの接触を極秘に追い続け、ついには逮捕した警視庁公安部外事一課ウラ部隊。驚くべき捜査手法を詳細に描くノンフィクション

AIがまとめたこの本の要点

プレミアム

みんなの感想まとめ

スパイと公安の緊迫した攻防を描いた本作は、ロシアの情報機関員との接触を追い続けた捜査の詳細を明らかにし、読者に深い興味を抱かせます。日本の公安が直面する法制度の不備や、政治的圧力の中で奮闘する姿は、ま...

感想・レビュー・書評

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  • 読みやすい。オモテとウラ、なるほどね。

  • ロシアスパイと外事警察の頭脳攻防戦が描かれたノンフィクション。この手の話に興味があってよく読んでいますが、ロシア関連事件について詳細が書かれている貴重な作品だと思います。
    とても興味深く読み進めることができました。

  • 日本の公安が、露国スパイを追い詰めた、数少ない事件のドキュメント。
    追い詰めたというか、相方との現場をバッチリ押さえて恥かかせた事件。
    日本は、公安とか対スパイに対する法、機関が整備されていないので、むっちゃ難しい。時に、政治家から公然と圧がかかったりすることもあるようだ。

    マスコミへのリークすらあって。
    マスコミなんか、全くコトの軽重が理解できず、報道の快感のみで生きとるからな。「自由」と「責務」「責任」に違いが全く分かってない。

    そんな中、職人技でコツコツと相手を追い詰めていくプロの姿は息を呑む。
    こんなコトオープンにしてもいいのんか、と思ったんだが、これくらいのこと、オープンにしても影響ないくらい、秘匿技術がすごいんだろう。

    結果的に、相手を脅して送り返しても、平然とまたやってくる。その繰り返し。

    やっと、経済面でのセキュリティクリアランスに関わる法案が、かなり穴があると吐いて成立したわけだが、それすら猛反対している議員とか、スパイ防止法も関連機関も全く見込みがないし、憲法9条死守、軍隊持つな、戦争に加担するな、と言ってるのと同じ人種達ってのがタチが悪くて、先ず防諜しっかりしないと、戦争も防げんやろうと思うのだけど、どうなんすかね。

    そんな風に手足縛られて味方からもあちこち小突かれながら、血反吐吐いて闘ってくださってる人達のおかげなんだと、改めて思う。

    思わんのだろうな。

  • カックイイイイーーーーー!!!
    というのが全体を通しての感想。
    秘匿捜査もスパイハンターもスパイもみーんなかっこよかったよ!!!ただ、脚色入ってるとはいえ情報収集のプロフェッショナルが国の庇護のもと存在する事実を考えるに、国民がおよそ保持できる秘密はすべて国に掌握されていると言えはしないか。おーこわこわ。

    それにしてもninjaがかつて生きたこの国から、あらゆる情報が海外に持ち出されているというのはなんともお粗末な話。ninjaを取り締まる術を確立し継承できなかった日本の歴史に責任があるのでは?知らんけど

    いやしっかし、日々の何気ない暮らしの中にこんな世界線が溶け込んでいるとはねぇ……これはスリルなのか?興奮が恐怖に勝るな。

  • こんな世界があるなんて

  • ロシアスパイと内調との目に見えない激しい争いが克明に記されている。カウンターエスピオナージのやり方の一端を知ることができた。内調の調査員もすごいが、敵のスパイもなかなかあっぱれな人物である。我々の見えないところで評価もされず厳しい任務に従事している方々に頭が下がる。

  • 図書館で借りた本。幹部自衛官がロシアの諜報員に日本国防関連のマル秘文書を渡していた事件。森島氏は論文を書く為に、ロシアのある文献が欲しかった。だがその文献をいつまでたっても貰えない、代わりに現金を貰うようになる。公安が極秘に調査をしている過程をノンフィクションで追った話。途中、話がよく飛ぶので文章としては読み難いが、公安の仕事の様子は分かった。鈴木宗男やオウム真理教の平田を取り逃がした話も書いてある。今の時代の情報戦は、ハッカーの力が絶大になってると思うので、スパイとの攻防もこの本のようなアナログ的な事は無くなっていきそう。

  • 興味深い題材で手に取った。だが、序章の時点で文章が分かりにくい。インテリジェンス物は時系列も人物も書きにくく絡まっているのだろうことは理解できるが、この文章では良いところが死んでしまう、と思いながら読んだ。短編なのか長編なのかも分かりにくい。本当に残念。最初の時点で読みにくく文の癖が合わないと思いながら読んだ。
    だが、知ることのできない世界がそこにある。
    「スパイ天国日本」を看板に、国家の安全を守るインテリジェンスが展開される事を願う。

    追記;
    今野敏氏の公安シリーズを思い浮ばずにはいられない

  • いま公開された"外事警察"があるが、それより以前のソ連スパイの自衛官への工作を追う警視庁公安部外事課の活動を描いたノンフィクション。
    面白い内容でした。
    平和な国を維持するために、身を粉にしてスパイハントに従事する方々へ敬意を!

  • 公安警察の一端が垣間見える本だった。フィクションとは
    違い、実在の公安警察官の悲哀が丁寧に書かれていて、
    読み応えがあった。日本の治安・安全は、この本に出て
    くるような人々の滅私奉公で支えられていることに
    あらためて、気付かされた。その一方で、なんら日本に貢献していないと思われる雑魚が、血税で安穏と生活していることに改めて憤りを感じさせてくれた本である。

  • ノンフィクションなのかフィクションなのかが確認できないところがスパイ物の辛いところだろうが,これはノンフィクションということ。
    スパイ天国の日本でも対スパイ能力は高いことが良くわかった。追尾の方法をこんなに書いても良かったのか?
    詳しく採り上げられているのは1事件だが,ウラの人たちの能力が良くわかった。

    ブクログの宣伝でこの著者の最新刊を知り,図書館で予約しようと思ったら待ち行列が長いので,先ずは最初の著作から読むことにした。

  • 逗子図書館で読む。面白いです。裏も取ってあるでしょう。しかし、本人たちは真剣でしょうが、遊んでいるとしか思えない。大森さんも罪なことをします。

  • 日常に溶け込んだ我々の知らない世界。公安捜査の現場の緊張感が伝わってくる作品

  • 興味深かった。
    決して表にはでない苦労があるのだろうと思いつつ、日本のために頑張ってほしいと思う。
    •••プロは順調に育ててほしい。

  • 警視庁公安部の防諜(カウンターエスピオナージ)をある事件を元にして描いたルポ。多くの日本人がスパイ小説だけだと思っているが、実際に行われているということを知らない。
    一度目を通してインテリジェンスの本質を考えてみなければならない。

  • ジャーナリストの桜井よしこさんが自身のHPでお勧めしていたので読んだ本。内容は、公安のドキュメントだけど、小説風に臨場感たっぷりにかいてあるので読みながら、ドキドキハラハラした。
    鈴木宗男氏がロシアンスパイとして実名で載ってありますw

  • 雑観に主観が入りまくっているけど、内容はおもしろい。

  • リアルです。

  • 日本のスパイ事情。

    情報戦の現代社会において、日本はインテリジェンス部門があまりにも脆弱らしい。
    そこそこの国力を持つ国だが、防衛は・・・。自衛が出来て初めて自立する事が出来ると思うが、軍隊に対しては議論が進まない。そんな状況で在米軍基地の撤退なんて・・・お、ちょっと脱線。

    ともかく、日本の防諜部はその重要性が認めてもらえず苦労しているようだ。ターゲットの前を歩く備考法や面で見るサーチ能力など、能力はあるのに、プレゼンの技術不足にあるのか?
    もう一方の敵は自国かもしれない。

    スパイ天国の汚名は返上しよう。

  • 2009年26冊目

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著者プロフィール

1969年生まれ。神奈川県茅ヶ崎市出身。
慶應義塾大学法学部卒業後、1991年にTBS入社。社会部、ニューヨーク特派員、政治部などを経て、ニュース番組「Nスタ」キャスターなどを務めながら、国際諜報戦や外交問題に関する取材を続けている。公安警察や検察を取材したノンフィクション作品として、2009年『ドキュメント秘匿捜査 警視庁公安部スパイハンターの344日』、2010年『時効捜査 警察庁長官狙撃事件の深層』(ともに講談社)がある。2014年には諜報ミステリー『背乗り 警視庁公安部外事二課』で初の小説を発表。

「2017年 『警視庁公安部外事二課 ソトニ イリーガル 非公然工作員』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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