小説レッドクリフ(下)

  • 講談社
3.52
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本棚登録 : 85
感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (258ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062152570

感想・レビュー・書評

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  • とても面白かった!!
    孔明の矢を集めるところとか、小喬が曹操側に乗り込むところとか、見所満載!!

  • (200905)
    映画を見るのでいちおう準備。

  • 帝国最大の権力者・曹操率いる大軍を迎えうつため、同盟を組んだ劉備軍と孫権軍。天才軍師・諸葛亮と、最強司令官・周瑜の結束により緒戦を勝利するが、激戦はついに「二千隻対二百隻」の水上戦「赤壁」へ!絶体絶命の戦況の下、曹操の目的を知った周瑜の妻・小喬が企てた危険な秘策とは…。男たちの「勇気」「友情」、女たちの「愛」をかけた戦いが始まった。

  • 3/23 せっかくだからもっとじっくり高里版三国志読みたかったな…。

  • 映画の『レッドクリフ』は周瑜と諸葛亮(孔明)の二人をメインに話が進みます(はず…まだpart2は見てないです^^;)が、小説版の下巻は上巻にも増してメインは小喬と孫尚香です(汗)。読み終わっても、周瑜と諸葛亮の二人が何をやったかはひたすら印象が薄く、曹操や孫叔材の方がインパクトがあったぐらい。孫権は全然期待してなかったけどまぁまぁ良かった(特に肩車のエピソード)。ちなみに、劉備主従は今回完全に脇役です……。

    相変わらず時代考証は無視されてますが、上巻の椅子&土足※の衝撃に比べればまだ我慢できるレベルだったので、☆は1つ上げて3に。けれども、読者を相当選ぶ作品であることには変わりありません。[馬麗]姫を含む女性3人に感情移入できないとかなり厳しいかも……。冒頭の、全く映画に描かれない小説オリジナル部分の描写が一番気合いが入っていたというのもちょっと……。


    ※時代考証について。1984年に発見された呉の将軍・朱然の墓から出土した数々の副葬品の中には、脇息が存在しました。これにより、三国時代は家の中で靴を脱ぎ、地べたに座って生活していたことが裏付けられました。この脇息、映画では諸葛亮(孔明)が孫権と謁見する直前の場面に登場しています(張昭が行儀悪く身体を預けています)。レッドクリフは、そんな小道具や衣装などでも楽しめる作品なのです。

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著者プロフィール

茨城県出身。芝浦工業大学工学部機械工学科卒業。1999年『銀の檻を溶かして』で第11回メフィスト賞を受賞しデビュー。著作に、デビュー作を始めとする「薬屋探偵」シリーズ、「ドルチェ・ヴィスタ」シリーズ、「フェンネル大陸」シリーズ(以上、講談社)などがある。2019年5月に「うちの執事が言うことには」が映画化された。

「2023年 『雨宮兄弟の骨董事件簿 2』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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