謎の1セント硬貨 真実は細部に宿るinUSA

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 229
レビュー : 59
  • Amazon.co.jp ・本 (290ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062152686

作品紹介・あらすじ

大ベストセラー『君について行こう』『女房が宇宙を飛んだ』以来、なんと10年ぶりの完全書き下ろし。マキオちゃんとチアキちゃんの大陸横断"珍"道中。「アメリカ人のホンネ」がよ〜くわかる本。

感想・レビュー・書評

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  • 著者の名前は知っていた。本業が医者だということも。しかし、著書を手に取ったのはこれが最初。ひまつぶしにと思って読み始めたら、あまりのクオリティの高さに一気読みしてしまった。エピローグなんて、ボブ・グリーン顔負けの乾いたエッセイ。こんな文章が書ける人が副業作家とは、おそれいりました。

    作品の時代は1990年代後半から2000年代、ネットが普及し、世界中とつながり始めた頃。ものごとに疑問を持ったらすぐに検索してサイト上から運営者に質問メールを送るという、著者のはしゃぎぶりが可愛く懐かしい。あの頃はみんなそうだった。著者のアドレスを知っていたら「面白かったですよ」とメールを送りたいところ。

  • この人の本はどれも面白いので、選んでは読んでいるのだけど、これも面白かった。この人のすごい所は色々なことに興味を持ち、疑問を持ち、それを自分の頭の中だけにしまわずに、そこまでやるか?って位、突き詰めて解決しようとしてるところだよなあ

  • 宇宙飛行士 向井さんの旦那さんの本
    アメリカのことが詳しく書いてある。

  • さすが万起男ちゃん!と、言う感じの短編集。この素晴らしい探究心があるからこその沢山のうんちくなんだろうな。とても好きなライターの1人。

  • お医者さんであり、アジア人初の女性宇宙飛行士である向井千秋さんの旦那さんが著者です。かなりのアメリカ通であるらしく、実際にアメリカに行って見聞した知識と、本などで知った情報など、それぞれを広く深く持っているような人です。そんな人が、平易で、小学生でも読めるような文章と興味を引く話題でもって書いたエッセイが本書です。アメリカを夫婦で旅しながら、見つけた不思議や疑問を、Eメールでもっていろいろなところに質問をして、その返答をもらって謎を解くタイプの、15編の書きものがどれも、予想のつかない話題で成り立っていて、面白いのです。「こんなにアメリカって知られてないんだなぁ」という、知られていておかしくないようなアメリカの、地に足がついた部分のことがピックアップされている。ことによっては、アメリカ人も忘れてしまっているようなことも、著者の疑問として、取り上げられていて、読者はきっと「それ、知りたいよね!」と気持ちで後押しするように、読み進めることにあるでしょう。

  • 約1年前の読書会でオススメされてた本。
    何時ぞやかに読んだエッセイ以来、久しぶりの再会。変な文章を書く人だなと思った。変なというか、普通に面白い事を書くから。
    アメリカの不思議についてのレポート集。アメリカについて驚くほど興味がないから、ちょっと飽きながら読みました。
    2013/5/24読了

  • 戦時中ある特定の一年だけ製造されたスチール・ペニーとは
    ハンク・アーロンは故郷の黒人、白人たちにどう思われているか
    エリス島の大部分はニュージャージー州であることなどなど
    アメリカにすんでいる人でも気がつかないあれこれ

  • マキオちゃんはホントに医者なのかよと思うぐらいおちゃらけているのだが、この本を読むと、その底なしの好奇心と探究心、些細だがおかしなことに気づく力がすごいということがわかる。アメリカは退屈しなそうだ。

  • あるラジオ番組で初めて向井万起男さんの講演を聞き、あのおかっぱ頭に髭という向井千秋さんの旦那さんと気づくまで少し時間がかかった。なぜかというと語り口が聡明であのお方の顔が浮かばなかったのだ。へーこんな喋り方をするんだと大変面白く聞かせて頂きました。
    この方の書いたエッセイなら間違いないだろうと(第25回講談社エッセイ賞受賞)早速買い求めました。「マキオちゃん、チアキちゃん」と呼び合う夫婦関係とお互いに信頼しあい息のあったところがとても羨ましく思えました。スケールが違うなぁ。

  • アメリカドライブ旅行記だが、さすが向井夫妻、訪れる場所も目的も一風変わっている。
    前作での、アメリカという国についての考察が面白かったのでこれも読んでみた。
    こんな旅したい。

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著者プロフィール

むかい・まきお 1947年、東京都生まれ。慶應義塾大学医学部卒業。慶應義塾大学医学部准教授、病理診断部部長を務めた。
「宇宙飛行士・向井千秋の亭主」であることを潔く自認し、『君について行こう 女房は宇宙をめざした』『続・君について行こう 女房が宇宙を飛んだ』などのエッセイを執筆。2009年、『謎の1セント硬貨 真実は細部に宿る in USA』で第25回講談社エッセイ賞を受賞。著書に『ハードボイルドに生きるのだ』『渡る世間は「数字」だらけ』『無名の女たち 私の心に響いた24人』『米国の光と影と、どうでもイイ話』など。

「2018年 『人に言いたくなるアメリカと野球の「ちょっとイイ話」』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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