貧乏はお金持ち 「雇われない生き方」で格差社会を逆転する

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  • 講談社
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  • Amazon.co.jp ・本 (322ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062153584

感想・レビュー・書評

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  • お金の拾い方と似たような感じかな。ファイナンスの理論とか、エンロンの小難しい話はかなり背景知識ないと一読しただけではわからんだろうし、連結財務諸表もこの本で説明する必要あったかいな?って感じ。
    マイクロ法人も会社から業務委託受ける前提だし、あとがきに著者自身もかいてたけどちょっとむりあるよな。
    税務署の立ち位置とかは勉強になった。マイクロ法人も立ち上げて、株式会社、不動産運用してくのが当分の目標かな。実際にやってみるのが一番勉強になるし、ほとんどの人はやらんのやろな。こうことかからお金借りてみよ。

  • 言ってはいけない、の人だよねと思いながら読み始めて、たとえ話の部分で分かった様な気にはなったけど、人には上手く説明出来ない=分かった気になってるだけだね。理解不充分だけど、興味はそそられたかも。もうちょっと勉強してみようかな。

  • 少し時代が古い感じがした

  • 1600+法政大学図書館


    法人で生活費を損切りと私個人で給与所得控除を受けることで経費を二重に控除する
    家族を役員や従業員にして役員報酬や給与法人の損切りにしつつ給与所得控除える
    3自営業者や中小企業に向け日本国が用意した優遇税制を活用する

    水道光熱費 ガス 電気 水道の二分の一損金になる。
    新聞書籍の購読料予定は携帯電話通信料、接続料金等の記事になる場合によっては9日で会社を送ったり家族と海外旅行に行くこともできる

    株式の配当は個人では配当所得として課税されるが、法人で受け取れば「受取配当金の益金不算入」が適用され、利益として計上する必要は無い。ただし全額を控除できるのは25%以上で出資する特定株式で
    その他の株式は8割が益金不算入。
    REITや特定目的会社合流   から源泉徴収分、全額還付される。

    白色申告
    1説明できないアカウンタブルはないことをしない
    2.説明できるアカウンタブルものは全て損金として損金計上する
    3.その上で税務調査で否認されたものだけを訂正する
    青色申告世紀の申告とは異なって白色申告では所得の合計が3,000,000円以下の場合記帳の金が免除される。
    すなわち、領収書入らなければ記憶も必要ないと言うことで納税者は確定申告の際に収支内訳書と言う1枚の紙に金額を書いて提出するだけだ。そのかわり所得の特別控除が認められない、赤字がくりこせない、家族やスタッフへの給与が全額損金ならない、などの制限がある。

    帳薄も領収書もいらないと言う事は、収支内訳書が書かれた金額が実質かどうかを調べる方法はないと言うことだ。もちろん一部家賃や水道光熱費、通信費等支払い金額を確定できるものもある。
    だか、交通費等現金で支払うものに関してはあなたのことを信じますから好きな金額を書き込んでくださいと言うことになるこれはべらぼうに有利な特権だ。

    格安の税理士に頼めば税務申告は五万円。そのお金も経費したければ税務署へ。

    サラリーマンの節税
    法人化せず開業届け。給与所得と損益通算して青色申告で確定申告する節税法がある。

    赤字法人で資産運用すれば利子・配当益や譲渡益を非課税にできるからだがそうするとbsの負債(借入金)が膨らんでしまう。これも、融資を受けるためにあたってはマイナス要因。このように節税仕様とファイナンス仕様ではやり方が違う。

    投資のみを目的とした法人は公的融資の対象外。

  • コラム3
     サラリーマン「給料」と週末起業マイクロ法人「損益」は通算できない。
     そこで事業を法人化せず、税務署に開業届を提出した上で、副業から生じた損失を事業所得として計上し、給与所得と損益通算して確定申告する節税方がある。このポイントは赤字だというだけでは?税務署はその事業性を否定できないというところにある。ただ、この方法では、厚生年金、健康保険などの社会保険料を免れることはできない。
    ……
    ほんと保険料が高いんですよね。

    でもサラリーマン法人化はちょっとね、雇い主の会社にお願いしづらいかも。滅私奉公wしてない感じがして怪しいじゃない。技術があれば別かもしれないけど。

    法人を使った節税術は『お金持ちになれる黄金の羽根の拾い方』などで。

  • 自由に生きることは素晴らしい。

    今では誰もが「いつか正社員になりたい」と口をそろえるようになった。まるで正社員になりさえすれば、恋人や家庭や安楽な老後など、すべての夢が叶うかのように。

    ここで言いたいのは、「サラリーマンを辞めて独立しよう」とか、そーゆーどうでもいいことじゃない。一人一人が、自由に生きるための戦略を持たなきゃいけないと言うことだ。

  • サラリーマンが法人化したとして、人件費分の金額での契約に切り替えてくれる企業が日本にあるのか?あったとしても、一部の業種に限られるのではないか。
    あと、法人化するともとの会社の評価制度から外れるけど契約金交渉はどうなるんだ?まともな評価制度がない会社だともとの給与額にたいした裏付けは無いだろうし、法人化したら契約金を上げていくのは相当もめそう。

  • ・国の制度には信じられないほど有利なものがある
     無担保、無利子での中小企業向けローンや、赤字法人への非課税制度など
    ・サラリーマンは収入が捕捉されていて、税金や社会保険料の知識も少ないから、節税の余地は少ない
    ・ファイナンスの知識を身につけ、有利な制度を活用することで、会社から自由になることができる
    ・自分に置き替えると、収入の増加、節約、節税はやり尽くしていて、限界にきている
     残るは、住宅ローン控除か、法人設立による節税しかないと感じている
    きっかけ:コツログの節税についての記事を読んで
    読了日:2020/07/18

  • 橘玲さんのマイクロ法人に興味があって
    この本は参考書とした。

    マイクロ法人の作り方、使い方がかなり詳しく具体的に書かれている。
    会社の登記の仕方
    バーチャル法人として、住所を登録する方法もはじめて知った。
    バランスシート、キャッシュフローの書き方、考え方も紹介されている。

    ありがとう。

  • 雇われない生き方を、会計とファイナンスの視点から筆者自らの実体験も含めて解説している実用書。
    国や自治体の融資制度における制度的矛盾(=黄金の羽)を上手く活用することによる企業経営や生き方を分かりやすく解説。
    雇われず、雇わない生き方(本書でいうところの「マイクロ法人」の社長として生きること。ダニエル・ピンク的には「フリーエージェント」)で人生を歩んでいこうと考えている人にはオススメ。
    ちなみに自分はこの本を読んで一人会社を設立・経営することを決めた。

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著者プロフィール

2002年、金融小説『マネーロンダリング』(幻冬舎文庫)でデビュー。著書に『お金持ちになれる黄金の羽根の拾い方』(幻冬舎)、『日本の国家破産に備える資産防衛マニュアル』『橘玲の中国私論』(以上ダイヤモンド社)『「言ってはいけない? --残酷すぎる真実』(新潮新書)などがある。メルマガ『世の中の仕組みと人生のデザイン』配信など精力的に活動の場を広げている。

「2023年 『シンプルで合理的な人生設計』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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