ミヒャエル・ゾーヴァの仕事

  • 講談社 (2009年4月25日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (80ページ) / ISBN・EAN: 9784062154239

作品紹介・あらすじ

ゾーヴァの仕事がすべてわかる最新画集 『ちいさなちいさな王様』の挿画、『ウォレスとグルミット』の背景画、日本でも人気のポストカードの数々など、これまでの仕事について作者が語る贅沢な画集

感想・レビュー・書評

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  • 以前「ミヒャエル・ゾーヴァ展」に行き、かわいくてユーモアのある絵に一気にファンになりました。
    有名な作品が出来上がった際のエピソードや、これまで関わってきた仕事が紹介されています。
    私が大好きな、ちいさな王様が角砂糖を投げ入れている絵のこだわりポイント、豚が電線に乗っている絵の意図などが知れて面白かったです。
    でも文章を読まなくても、ただ絵を眺めるだけでも癒されます。

  • ホテルの部屋にあった本。
    絵を描くまでに思ってたこととか完成したあとにあーすればよかったみたいなこととかが書いてあって面白い。
    印刷の話もちょっとしてたので興味深かった。

  • ベルリン郊外の湖のそばのアトリエで、フリ-の画家としての半生を振り返ったミヒャエル・ゾーヴァが、学生時代からの友人で、仕事を通してかけがいのない存在だったミヒャエル・エッタ-(2007年に50代の若さで急逝)に捧ぐ、思い出の作品集。〝絵を描くことは、なにも特別なことではないのだ。生活の中で感じ、考えたものを表現する。即ち、それは僕が生きていることに他ならない・・・〟『パパにつける薬』『箱舟』『電線ブタ』『ウォレスとグルミット』『ご主人様の声』・・・魅せられ続ける芸術家の世界。

  • 子供の頃から好きな画家さんでしたが、どういう風にお仕事されているのかとか、作品にどんな想いが込められているのかは知らなかったので読んでみました。

    クスッと笑ってしまうような風刺画が沢山見れます。この本にはないですが、【クリスマスがやって来た】という風刺画が今でも印象に残ってます。

    作品として発表されたあとでも、納得できるまで上塗りし、見つめ直し、また新たに絵を重ね描いて更新してらっしゃるのは初めて知りました。

    絵本の表紙、雑誌の挿絵、ポストカード、舞台道具、映画撮影など幅広くお仕事をされており、一緒に仕事する人に対するリスペクト、そして、直接会うことは出来ないけれど自身の作品を見てくれているかもしれない誰かへの配慮を大切になさっている謙虚なお人柄が伝わってきます。

  • ちいさなちいさな王様を読んでから読むととても面白い!!
    絵が多く掲載されていて、見ていて楽しいです。

  • 自由な代わりに、だれにも頼れない。

  • 『ちいさなちいさな王様』のすべての挿絵と挿絵に対するゾーヴァのその時の心境や感想が載っているのが嬉しい。
    特に面白いのが絵本P33の「路上駐車の場面」。
    彼は出版後もこの絵の色が気に入らず上塗りを繰り返し、この本に載っている絵と絵本の絵では変わってしまっている。これが、ハッケの言う「上塗り屋」か(笑)
    こんなに綺麗に上塗り出来るものかと感心するばかり。
    他の作品についても同様に作品へのゾーヴァの思いがふんだんに書かれているのでファンには嬉しい1冊になるであろう。
    オペラ「魔笛」が絵本化されているので読んでみたい。

  • 絵が好きで手にとった。しかし、仕事に対する姿勢、何度でも修正するこだわりには脱帽する。クリエイティブな人って本来はこうあるべきだなとつくづく思う。

  • 風刺がピリリと聞いた絵や上塗りすることによる
    重厚な雰囲気が大好きです。仕事に対する姿勢もゾーヴァさんの語り口調も好きです。素敵です。

  • まず、表紙に惚れました。
    かわいくて不思議な重さをもった絵です。
    読んでもいいけど見るだけでも。
    (学情センター職員 P・N:マスターニャーダ さん)

    ↓貸出状況確認はこちら↓
    https://opac2.lib.nara-wu.ac.jp/webopac/BB00206221

  • 展覧会で握手したこと一生忘れない

  • ミヒャエルゾーヴァの世界とこちらとどちらを買おうかと迷ったが、結局両方買ってしまった。
    でも、買って正解でした!
    こちらは、塗り重ねていく過程や、どんな風に書いたとか、その時の気持ちとかがよくわかって面白かったです。

  • ゾーヴァさんのポストカードほしくなりました!表紙に使われてる絵は最初に見たときから惹かれます。仕事の深い内容に画家としてのこだわりや絵が好きだという思いがとても伝わってきます。人の創作はその人の人生が見えたりするものだなぁ

  • もしかしたら気さくなおじいさんなのかも
    はしばしで笑ってしまう
    絵を描くことを仕事にしている、という覚悟と努力のアピールなんか一切なくて
    丁寧に語りかけてくるような、隣に座って話しているかのような文章
    話にあがる作品のほぼすべてが載っているのもうれしい

  • 『アメリ』の、アメリの部屋にかかってる犬とがちょうの絵を描いたひとの本です。
    メランコリックさと写実的で影を感じさせるギャップ、風刺とかわいらしい絵のアンバランスさがいい味。
    紹介されるプロの仕事の姿勢、脱帽です。

  • ビクター犬オマージュの表紙画にひかれました。
    なんとなく手にしてみたのですが、アメリの美術を担当されてるのですね。
    完成品をどんどん上書きしていくという作成スタイルも面白い。

    本書籍としては、もう少し収録作品数が多いとうれしい。

  • ゾーヴァ自身による絵の仕事の変遷と絵の解説。

    すごいと思うのは、依頼を受けて出版された、つまりはもう終わっている仕事の絵を、気に入るまで、納得するまで塗りつぶしては描き直しているところ。自分の作品に対するこだわりと情熱を感じる。そして私の大好きな「ウォレスとグルミット」にも参加していたことを知り、やっぱり!とほくそ笑んだ。センサー健在。

  • 画家のミヒャエル・ゾーヴァ氏の代表作品を挙げながらその歴史や仕事を語っている画集。何度も何度も、発行された後も重ね塗りしていく足跡には驚き感心しましたし、作品も印象的で気に入りました。

  • 表紙になっている「Their master's voice」を先日訪れた「MOE展」で見て、その可笑しさと可愛さの同居した構図にいっぺんで虜になった。絵本、広告、舞台背景、ポストカードなど多方面で活躍するゾーヴァ氏が自分の作品について語る言葉は、訳の調子も相まって飾らない素直な感じが好感を抱かせる。これだけ世界的に名が売れてもまだ自分の作品や制作に満足することなく、そのつど後悔したり校了後も描き足したり塗りつぶしたり。その迷い方にリアリティを感じ共感が湧く。滑らかなグラデーション、空気の層を感じさせる色調は油絵かと思ったが、アクリルとのこと。氏に倣って逡巡しながら筆をとってみたくなる。

  • 前の奴に比べると収録されている絵が少ないかなと思った。
    彼がやっている仕事の紹介とか感想が大目かな……それも読んでいて面白かった。

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著者プロフィール

ロンドンに生まれる。ボン大学卒業。翻訳に『ミムス 宮廷道化師』『ミルクマンという名の馬』『14歳、ぼくらの疾走』『ヘルマン・ヘッセ 子ども時代より』『新訳・飛ぶ教室』(那須田淳との共訳)や『ひみつのプクプクハイム村』『無人化と労働の未来』など多数ある。

「2019年 『僕が神さまと過ごした日々』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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