- Amazon.co.jp ・本 (80ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062154239
作品紹介・あらすじ
出版、広告、ポストカード、映像、舞台-。現代ドイツを代表する画家ミヒャエル・ゾーヴァが、日本の読者のために再び語りおろす、"仕事"のすべて。
感想・レビュー・書評
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ホテルの部屋にあった本。
絵を描くまでに思ってたこととか完成したあとにあーすればよかったみたいなこととかが書いてあって面白い。
印刷の話もちょっとしてたので興味深かった。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ベルリン郊外の湖のそばのアトリエで、フリ-の画家としての半生を振り返ったミヒャエル・ゾーヴァが、学生時代からの友人で、仕事を通してかけがいのない存在だったミヒャエル・エッタ-(2007年に50代の若さで急逝)に捧ぐ、思い出の作品集。〝絵を描くことは、なにも特別なことではないのだ。生活の中で感じ、考えたものを表現する。即ち、それは僕が生きていることに他ならない・・・〟『パパにつける薬』『箱舟』『電線ブタ』『ウォレスとグルミット』『ご主人様の声』・・・魅せられ続ける芸術家の世界。
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子供の頃から好きな画家さんでしたが、どういう風にお仕事されているのかとか、作品にどんな想いが込められているのかは知らなかったので読んでみました。
クスッと笑ってしまうような風刺画が沢山見れます。この本にはないですが、【クリスマスがやって来た】という風刺画が今でも印象に残ってます。
作品として発表されたあとでも、納得できるまで上塗りし、見つめ直し、また新たに絵を重ね描いて更新してらっしゃるのは初めて知りました。
絵本の表紙、雑誌の挿絵、ポストカード、舞台道具、映画撮影など幅広くお仕事をされており、一緒に仕事する人に対するリスペクト、そして、直接会うことは出来ないけれど自身の作品を見てくれているかもしれない誰かへの配慮を大切になさっている謙虚なお人柄が伝わってきます。 -
ちいさなちいさな王様を読んでから読むととても面白い!!
絵が多く掲載されていて、見ていて楽しいです。 -
自由な代わりに、だれにも頼れない。
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『ちいさなちいさな王様』のすべての挿絵と挿絵に対するゾーヴァのその時の心境や感想が載っているのが嬉しい。
特に面白いのが絵本P33の「路上駐車の場面」。
彼は出版後もこの絵の色が気に入らず上塗りを繰り返し、この本に載っている絵と絵本の絵では変わってしまっている。これが、ハッケの言う「上塗り屋」か(笑)
こんなに綺麗に上塗り出来るものかと感心するばかり。
他の作品についても同様に作品へのゾーヴァの思いがふんだんに書かれているのでファンには嬉しい1冊になるであろう。
オペラ「魔笛」が絵本化されているので読んでみたい。 -
絵が好きで手にとった。しかし、仕事に対する姿勢、何度でも修正するこだわりには脱帽する。クリエイティブな人って本来はこうあるべきだなとつくづく思う。
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風刺がピリリと聞いた絵や上塗りすることによる
重厚な雰囲気が大好きです。仕事に対する姿勢もゾーヴァさんの語り口調も好きです。素敵です。 -
まず、表紙に惚れました。
かわいくて不思議な重さをもった絵です。
読んでもいいけど見るだけでも。
(学情センター職員 P・N:マスターニャーダ さん)
↓貸出状況確認はこちら↓
https://opac2.lib.nara-wu.ac.jp/webopac/BB00206221 -
展覧会で握手したこと一生忘れない