レッドゾーン(下)

著者 :
  • 講談社
3.89
  • (100)
  • (139)
  • (118)
  • (10)
  • (1)
本棚登録 : 780
感想 : 104
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (362ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062154345

作品紹介・あらすじ

若き買収王・賀一華を先鋒に、仕掛けられるTOB。次々と繰り出される揺さぶり。翻弄され、崖っぷちに追いつめられたアカマ自動車は、最後の希望として、日本の破壊者と呼ばれたハゲタカ・鷲津が「白馬の騎士」となることを切望する。中国に乗るか。日本を守るか。はたして日本を守る価値はあるのか?リアルに描かれる「今日にも起こりうる危機」、そして予想を超える奇策!人気シリーズ最高傑作。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • いやー、面白かった!
    今回は中国との対決かと思いきやアメリカまで巻き込んで終盤までどのような結末か予想もつかない混沌とした情勢が続きましたが、ラストは天晴れ!
    丁々発止の攻防がとても面白い、スリリング!
    ぜひシリーズの最初から読んでほしい。
    オススメです♪

    • riyumomさん
      いやー、面白かった!で始まる感想はとても面白そうですね。読んでみたいと思いました笑
      いやー、面白かった!で始まる感想はとても面白そうですね。読んでみたいと思いました笑
      2023/11/18
    • hibuさん
      コメントありがとうございます!
      私もここまでハマるとは思ってなかったのですが、駆け引きがめちゃくちゃ面白いんです。
      ぜひシリーズの最初から読...
      コメントありがとうございます!
      私もここまでハマるとは思ってなかったのですが、駆け引きがめちゃくちゃ面白いんです。
      ぜひシリーズの最初から読んでみてください^_^
      2023/11/18
  • ハゲタカシリーズ第三弾、下巻。
    中国ファンド&国家との戦い。
    アランの死の謎が判明。
    リン、鷲津、サムが登場するこのシリーズはこれまでで1番好きな話でした。
    個人的にマジテックの今後が知りたい。
    次シリーズ以降に登場することを期待してます。

  • ずーーーーーーーーーーーーっと、水面下での駆け引きばかりだけど、実際もこんな感じで、「結果」に至る「過程」で勝負が決まるということが良く表現されてました。

  • 最後はなかなか気持ちの良い終わり方だった。
    ハゲタカ、バイアウトより登場人物が複雑で解説が多くて難しかった。マジテックやホライズンの新社長は凄く中途半端な印象。

  • 面白かったけど、ちょっとややこしすぎるかな?あと、マジテックのエピソードは中途半端、いらなかったのでは?

  • 映画版と話の展開が違うが、これはこれでとても面白い。アカマ自動車のTOBに対する決着は壮大な展開になり、アランの死の真相も明らかなった。柴野さんが、映画版とは全然違うが、応援したくなる内容だった。。

  • 真の敵とは何だったのか?
    鷲津が目指すものとはなんだったのか…。
    赤い資本主義の脅威…本当に怖いね。

  • 話が壮大すぎて、難しすぎてさっぱりついていけてないのに、何故こんなに惹き付けられるのだろう?

    読み始めると他のことが出来なくなるくらい夢中になってしまう。
    私にない能力を持った登場人物の魅力も勿論なのだが、会話の駆け引きが面白い。

    ドラマが始まったが、ドラマの1話目しっかり見てしまった。
    鷲津さんは綾野剛さんのイメージではなかったが、ドラマはドラマでなかなかに魅せられた(*^^*)

  • ハゲタカシリーズ3作目。前作はアメリカ、今作は中国が相手。アランの死の真相がわかる。しかし芝野さんは迷走を始めたなぁ。詳細→http://takeshi3017.chu.jp/file7/naiyou23403.html

  • ※レビューは、上巻の方に投稿しています。

  • アメリカ、中国、日本の関係を的確に描いている気がする
    「日本人(=私)が思い描いている米中日の関係」か?

    事件自体は前二作とそう変わらないが、舞台が国同士になった
    面白い

  • まだまだ謎は残ってます。ますます先が楽しみ。

  • すでに3・4回読み返している大好きな小説。ダーティー・ヒーロー鷲津政彦がとにかくカッコいい。

  • ハゲタカの第3段。
    ここまで来ると、個人的には出てくる主要人物に愛着を持っている為、何気ない会話の部分も楽しめた。
    私が大好きだったアランの死の真相は、こじつけた感があって、すっきりしないが、鷲津と日本の自動車メーカーと中国との戦いは、読みごたえあり。

  • 面白かった。一気に読んでしまった。

  • 下巻になって少しテンポが出てきたが、やはり今ひつつ。3作目に至って現実離れしてきた部分が目立つからか?中国を題材にした話としては、『ベイジン』のほうが面白かった。アランの死の謎も「うーん、法螺話もたいがいにせいよ」という感じ。今回は鷲津の魅力の半分も出ていないのでは?次回作に期待したい。

  • ハゲタカシリーズ第3作。著者の筆力はどんどん上がっていってストーリー展開もよりスリリングになっている。伏線の貼り方も巧妙になってきているが、若干最後は無理やりまとめた感が否めないラストになってしまっている。前作で明らかにならなかったアランの死の理由がわかったのはよかったけど、ホライゾン・キャピタルの新社長など今後の波乱を予想される感じで書かれていて、まだまだ続ける気なんだなというのがよくわかりました。いや、中国ってすごいわ。

  • やっぱりハゲタカは面白い。

    ただ、前二作に比べてちょっとストーリーが軽いかな?
    各エピソードも短めだしテンポ良すぎる感じ。
    しかもちょっと金融から外交?に主軸が変わってるかな。
    まあそれはそれで楽しめるのだが。

    それでも、三作目になると各キャラクターに愛着が湧き、
    人間ドラマが非常に楽しめる。

  • ハゲタカシリーズの続編です。
    この内容を元に、ハゲタカ(映画版)が製作されました。
    ついに、バイアウト(ハゲタカⅡ)の謎が解けました。
    すっきりはしたのですが・・・。
    ”うーん”と、うなってしまいました。
    今回もどんでん返しがあったりと読み応えのある小説でしたが、
    正直、映画版のほうがすっきりしていて良かったかな。

    芝野さんも活躍したし・・・(映画でね。)
    ・・・続編の執筆中らしいのですが・・・
    待ち遠しい限りです。

    次回はもっと爽快なやつお願いします。

  • 面白いが、ちょっと違う感じがする。ドラマチックすぎて現実感がない。映画やテレビ向けの物語なのかな。

  • やはり、息切れかなぁ。続編は慎重に。

  • 失礼な話だがつまんなくてもいいからなんか経済のお勉強になればいいなと思って読んだのであるが。
    結果的にストーリーの面白さが印象に残った。

    トヨタ自動車をモデルとしたと思われる会社がトヨハシ自動車という名で登場したのがちょっとうれしかった。

  • 「ハゲタカ」シリーズ第三弾。今回の敵は中国。シリーズの中で一番面白かった。

  • うん。
    なかなか入り組んでいるんですね。
    企業買収とは、怖いんすね。
    複雑?に絡み合う企業と国と人物。

    マジテックのお話はちょっとおかず的な役回りだったんですね。

    ハゲタカを次回読んでみようと思います。

  • シックリこない。

    黒幕も、アランの死の真相も、滑ってる感じがしたのは気のせいでしょうか?

    誰かが書いてましたが、中国人の名前が覚えにくかったので、この人どの組織の人だっけ?って感じが…

    途中までは文句なく面白かったのに、最後がガッカリというか、肩透かしを食らった気分。

    物語は終わりが肝心なので、若干辛い採点になりました。

    次回作は”週刊ダイヤモンド”連載の「グリード」
    リーマンショックのお話だそうです。

    期待しましょう。

  • う〜ん。後半はスリリングな展開で面白かったが「マジテック」の話が尻窄みになったのが残念!跡取り兄弟に興味深々だったのに。。。

  • 最後の方までドキドキページをめくるのがもどかしいぐらいだったのだが最後章が緩すぎでがっかり。そのままラストまで行くパワーだったら★5つだったのだが。

  • 感想は上巻でまとめて。

  • ハゲタカ鷲津シリーズの3作目。ハゲタカは読んでないけど、まあまあ面白く読めた。

    読めたけど、ベイジンほどじゃない。そもそも派手な企業買収自体が最近ないので、少しテーマ的に古い感じがしたのと、なんか最後の辻褄が、いまひとつ腑に落ちなかった。それと主人公の鷲津のキャラというか性格というか人間味が、もひとつかな。

    真山さんの本続いたので、次はちょっと違う感じのを読んでみようっと。

  • 登場人物の大きさや、物語そのものの盛り上がりに比べると、やっぱり最後の解決策があっさりすぎと感じる。

全104件中 1 - 30件を表示

著者プロフィール

1962年、大阪府生まれ。同志社大学法学部政治学科卒業。新聞記者、フリーライターを経て、2004年、企業買収の壮絶な舞台裏を描いた『ハゲタカ』でデビュー。映像化された「ハゲタカ」シリーズをはじめ、 『売国』『雨に泣いてる』『コラプティオ』「当確師」シリーズ『標的』『シンドローム』『トリガー』『神域』『ロッキード』『墜落』『タングル』など話題作を発表し続けている。

「2023年 『それでも、陽は昇る』 で使われていた紹介文から引用しています。」

真山仁の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
伊坂 幸太郎
和田 竜
池井戸 潤
伊坂 幸太郎
村上 春樹
ウォルター・アイ...
東野 圭吾
貴志 祐介
高野 和明
有川 浩
宮部みゆき
東野 圭吾
有効な右矢印 無効な右矢印
  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×