まっすぐ進め

  • 講談社 (2009年5月1日発売)
3.25
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本棚登録 : 357
感想 : 89
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Amazon.co.jp ・本 / ISBN・EAN: 9784062154475

みんなの感想まとめ

テーマは、幸せに向かってまっすぐ進むことですが、重たいタイトルに反して、物語は深い人間関係と秘められた過去を描いています。美しい女性との出会いから始まる恋愛模様は、シリアスな雰囲気を持ちつつも、時折軽...

感想・レビュー・書評

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  • ちょっと怖かった。
    二人はこれでハッピーエンドとして、よかったんだけども。
    みさきちゃん事件の真相が気になる。あんまりひどいことじゃないといいな。
    時計については、結局よくわからなかったような。事件の年から一年経ったらまた戻すのかな?あんまり私にはしっくりこない理由だったな。

  • 幸せに向かってまっすぐ進め、ていうのも、ずいぶん重たい名前つけたな、両親。
    荷が重すぎる。

    話…というか、設定?が『Rの付く日には~』に似てる気がした。何となくの雰囲気が。
    それよりはシリアスな感じだったけど。
    もっとサクサク展開してもよかったかな。

  • 書店で真剣に本を選ぶ美しい女性。まるで絵画のような光景に見とれた川端直幸だったが、彼女の左手にはふたつの腕時計がが並んでついていた。友人の紹介でその女性・高野秋と知り合い、付き合う事になったが…

    なんだか全体に妙なんですよね…何か違和感というか…秋自身の謎も含め、どうしてこんな事が?というワクワクする謎に対して「ん?お、おお…」みたいな解、というか。あまりに直幸と秋が淡々としているのに対して、真相が意外に重いからなんですかね…その割にハッピーエンドで良かった…それとも真相がハッキリとわからず、推理は推理のままで終わる話が多いからかな…友人の千草さんの傘の話はじんわり胸に沁みました。

  • 最終的には思ったより重めの話だった。ハッピーエンドではあったけど…この人は連作短編でもうちょっと軽めのノリの方が好きなんだけど最近あんまりそういうノリの描いてないみたいでちょっと寂しい。

  • いつも通りの石持作品。強引な推理で、なんて賢いんだろうって展開。その推理、納得いかないんだけどって思ってしまう。腕時計二つはめてたからって、そんな推理なる?突っ込みながら読んでしまう。

  • 石持さんらしい、日常の謎をテーマにした連作短編ミステリー。
    5つの作品はそれぞれ小さな違和感を主人公が論理的にこたえを導いていく展開が共通している。そして、最後に謎に満ちた彼女の過去に関わる残酷な真実が明らかになる。

    軽く読めて、なかなかいいんだけど、ちょっと物足りない。それでも、「晴れた日の傘」だけは父の娘を思う気持ちに泣けた(T_T)

    石持さん、座間味君シリーズを超えるものになかなか出会えないのが残念。

  • 読了日2012/12

  • 本屋で見かけた美しい人は、腕時計を2つつけていた。
    その後、友人の紹介で2人は付き合い始める。
    ラブストーリーと日常系ミステリーの連作短編集。
    著者のいつものパターンである理論的な謎解きと彼女の秘密が最後に明かされる。
    普通に面白かった。
    (図書館)

  • 川端直幸は、書店で見かけた女性が気になって仕方なかった。整った顔立ちのその女性は、なぜか腕時計を二つつけていたのだ。元同僚の友人とその彼女との飲み会でその話をすると、友人カップルの会社の人間だということがわかり、そして彼女、秋と正式に出会った。彼女の腕時計の謎を解いた川端は、秋と付き合い始めるが、彼女にはまだ抱えているものがあるようで……。

    落ち着いていて冷静なんだけど、どうもちぐはぐな印象なんだなあ。謎の設定もその解もちょっと無理があるというか強引だし、変に別の謎を挟んでこないで彼女の謎に集中した方がよかったのでは……でも穏やかなハッピーエンドはよかった。

  • 腕時計を二つしてる女性に惹かれる話。ハッピーエンドですっきり。

  • 本屋で見かけた美しい人は、腕時計をふたつつけていた。
    その後2人は出逢い、愛を育んでいく。

    はじめましての作家さん。
    直幸と秋のラブストーリーと並行する日常系ミステリーの連作短編集。
    些細なことに疑問を感じ、謎解きしていく2人と同僚カップル。
    そこまで難しく考えなくても、ということもあり、その点はあまり好みではありませんでしたが、読みやすく、すいすいと読了。
    秋が抱えていた5年前の出来事を受け止め、秋を軽くしてあげることの出来た直幸とだったら、これから先の2人は安心だなと、気持ち良い読後感を持ちました。

  • 石持浅海氏の『まっすぐ進め』を読了。この小説個人的には凄く好きです。内容は主人公が非常に繊細であり頭脳明晰であり分析能力に長けているが故に、出会った人の持つ様々な情報からその人達の持つ悩み、悩める過去などを洞察することができるという設定になっている。その能力が故に、普通の人からは考え過ぎだとか、あまりに自分を見透かされるので気持ち悪いと言われてしまう主人公が、ある素敵な女性との運命的な再会の際のあとに発揮した彼の読みの深さが彼女が胸襟を開くこととなり付き合いが始まるという不思議だけど心温まるサスペンスが本作だ。お話の最後はいままで隠されていた彼女が抱える心の闇を目の当たりにする状況にあたり、その闇に至った彼女の深い思い込みの間違った思いに至る経緯を説き、本当にあっただろう犯罪者やその周りの人の思いを解き明かし、彼女に正しい情報をあたえることで彼女を心の闇から救い出すという展開に思わず読み進まされてしまった。サスペンスの新しいあり方にチャレンジした作品だと思う。楽しめた。

  • 何故、主人公の恋人、秋は腕時計を2つしているのか?連作短編っぽい構成。

  • 石持さんらしい爽やかな読了。
    あの2人はきっとまっすぐ進んでいくのだろう。

  • 紅葉さんの憎しみって何だったのかな?
    秋さんは知らなくても、直幸とだったら進んでいけるのかな。

  • 再読。他の方のレビューにもあったが、彼女は自分で何もしないんだな、と。カウンセラーにかかるなり、男が寄ってこないようにわざと不細工メイクするなり方法はあるだろうに。美人ではないが惹きつけられる、という設定のほうがよかったのでは。わざと不細工メイクしてる設定で、主人公は美容師関係などで、それを見破る、とか。時計2つはいかにも見て見て!のアピール。男物のごつい時計一つのほうが男よけになるのでは。父の遺品とか。主人公がいい人だけに、彼女にはもったいない。彼女も頭いい設定なので何か状況打破を思いつくのでは。

  • 読んでて違和感が残ったことを覚えています。推理がぎこちなくてこじつけっぽいし、実際はどうなのかわからない。当たっていれば「ああ、無理があるけどそうだったんだな」で終わるけれど…。

  • 再読。少し前の作品だったが読みやすかった。
    2014.5.10

  • 2014.3.22読了
    図書館の本
    何の予備知識もなく表紙とタイトルで決めたので、短編集かと思ったら連作でした
    日常の謎的な恋愛ミステリーになるのか?
    主人公出来過ぎ

  • ミステリと恋愛絡めたような?
    謎解きが面白いところもちょくちょくあるのですが、なんか大事なところ、それで良いのかしらって感じでした。

    謎解きにこだわらずに、すなおに恋愛とか過去の事件を描いたほうが素敵だったのではないかという、ちょいと半端な残念感がのこりました。

    が、文章は好き。とても読みやすいです!

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著者プロフィール

1966年、愛媛県生まれ。九州大学理学部卒。2002年『アイルランドの薔薇』で長編デビュー。03年『月の扉』が話題となり、〝碓氷優佳シリーズ〟第1弾となった05年『扉は閉ざされたまま』(祥伝社文庫)が 「このミステリーがすごい!」第2位。同シリーズの最新作に『君が護りたい人は』(祥伝社刊ノン・ノベル)。本作は『Rのつく月には気をつけよう』(祥伝社文庫)の続編。

「2022年 『Rのつく月には気をつけよう 賢者のグラス』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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