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Amazon.co.jp ・本 (258ページ) / ISBN・EAN: 9784062154574
作品紹介・あらすじ
恐竜ロロが現代にタイムスリップ! 時空石にのってタイムスリップしたきた恐竜のロロと個性的な小学生の男の子と女の子のひと夏のファンタジー。なぜ、恐竜は滅びたのか?なぜ現代に現れたのか?
みんなの感想まとめ
現代にタイムスリップした恐竜と子どもたちのひと夏の冒険を描いた物語は、ファンタジーと少しのミステリーが融合した魅力的な作品です。恐竜のロロと小学生たちが織りなすストーリーは、平和への思いを絡めながら進...
感想・レビュー・書評
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何回読んでも面白い!
色んな人に読んでもらいたい!詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
はやみね作品といえばミステリがメインだが、こちらは「すこしふしぎ」系SF。
現代にタイムスリップしてきた恐竜と、子どもたちが過ごすひつ夏の物語。
子ども向けの、けして難しい言葉は使っていない文章なのに「恐竜」「夏休み」というキーワードを平和への想いと絡めた展開、少年少女の瑞々しい心情の描写は、さすがのはやみね節。 -
みんなが一斉に同じ夢…恐竜の夢をみた。
どういうこと?恐竜が本当に実在してるの?
どうやら夜の学校のプールに恐竜が出るらしい!
こっそり夜家から抜け出してプールを見に行くと、そこには本当に恐竜がいて…⁈
恐竜のロロと、小学校6年生のみあ、ヒメ、ヒデヨシ、仁たちが繰り広げるファンタジー。みあたちは、無事ロロをフィーネの時に戻すことができるのか。
テンポよく進むので、小説を読み慣れてない人にもおすすめ。
少しだけ環境破壊やSDGsのテーマも絡んでいる。
恐竜は、1億6000万年栄えたと言われている。
それに対して、人類はまだ栄えてから500万年ほど。
これだけ差があるのに、人類は今もうすでに、環境破壊によって未来の人類が住めないような地球へと急速に変化させてしまっている。
自分の首を、自分で締めている人類。
生きている限り死ぬことは必ずあるけれど、死に方ってもんがある。
「自暴自棄になって人生を棒に振ったような死に方もあれば、人生を大事に過ごしてから迎える生命の終わりもある」
恐竜研究者の龍一郎さんの言葉が胸に沁みます。
少しだけきゅんっとするような恋愛部分もあるので男女ともに楽しく読めるはず。
#環境破壊
#SDGs
#ファンタジー
#はやみねかおる
#青春
#恋愛
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子どもたちが見た同じ夢。そこに出てくる恐竜が本当に森の中にいた。子どもたちはタイムスリップして来た恐竜を元の時代に戻そうとする。
登場人物たちの想いの流れが自然だから、「不思議」もそんなこともあるさと受け止められる。それが物語の面白さだろう。 -
子どものすすめで。
日常と冒険の間に
心に引っ掛けておいて欲しいことが
さりげなーく書かれていて
親として読んでもいいお話だった。 -
前半で推理っぽくなるのかなあと思いきや、後半はなんだかエコ関連の話になってしまった。。。小中学生には面白そうな設定であるような気はする。
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気晴らしに児童書を読んでみました。子供向けなので夢のあるお話。それなりに楽しめましたが、ちょっと物足りないような気もします。自分が小学生だった頃を少し思い出しました。
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まさか現代に恐竜がやってくるとは・・・!
はやみねさんが描く世界は何ともダイナミックで、でも身近な感じは消えず、リズミカルに読ませていただきました。
小学生の時のことが、少し懐かしくなりました。プールとか・・・。
人間もいつかは滅びるだろうけれど、今のままの状態で迎えるそれはイヤだな、と思いました。
美亜ちゃんたちが精一杯伝えようとしている姿勢と、彼女たちの活動が眩しかったです。
それにしても、仁のおばあちゃんは謎です・・・! -
・美亜と仁とヒデヨシとヒメの4人で、恐竜のロロをもとの場所に戻そうとするお話です。
・恐竜と人が会って話をする、今ではありえない場面がおすすめです。 -
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娘(小3)おすすめの本。主人公は、6年生なので、それくらいが対象の本かな。
夏休みの不思議な体験の話。登場人物の男の子も女の子もかわいくて、ちょっと恋の話も入って、でも大テーマとして環境問題がしっかり入ってる。
ラストは、ちょっとあっさりしてる感じもしないでも無いけど、なかなか感動的。
みおが「神様はリセットスイッチを持っていて、こいつらに地球は任せられないと思ったら、それを押す。その指が、もうリセットスイッチに伸びているような気がする」というような話をロロとします。
色々、考えさせられるシーンでした。 -
いつも通りの夏休みに見た不思議な夢。自分たちの学校に恐竜がいる。その夢は他の子たちも見ていた。私たちは真実を確かめるため夜の学校へ。
恐竜が自分たちの街に現われます。それだけだとファンタジーですが、この本ではそこから自然環境について考えさせてくれます。 -
小5、長男。私が先に。発行されたのは三年ほど前のようだが、今よむとなんだかタイムリー。異常気象、原発事故、環境問題。そんなことをどうしても考える。ストーリーとしては、面白い、くらいの感じかもしれないけど、登場人物が生き生きと描かれている。各人のストーリーを、もっと読みたいくらいのところで、スッと引いてく感じ。まさに、夏休み感あふれる感じ。うまく感想が書けないけど。
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きょう借りてきて、先ほど読了。都会トムが図書館になくて、はやみねさんが読みたい!と思って借りたもの。
はやみねさんらしさは随所にあるものの、ちょっと型にはまりすぎている感が強い印象。おもしろい、けれど、もう少し外れていってくれる方が、わたしは好み。想定年齢が、思っていたより低めなのかも?
そして、はやみねさんは女の子より男の子主人公の方が書くのが上手なのじゃないかとちょっと思う。 -
“[それで、お願いが二つあるんですけど。]
遠慮がちに、恐竜がいう。
「さっき、いっしょに写真をとってくれたからね。できることなら、なんでもするよ。」
龍一郎さんが胸をたたく。
[ぼくをフィーネの時にもどしてくれませんか?]
「人間には、できることとできないことがあるんだよ。」
龍一郎さんが変わり身が早いと、わたしは思った。
「時空石があるでしょ。あれに乗って、昔に帰りたいって思えばいいんじゃないの?」
わたしがいうと、恐竜は悲しそうに首をふった。
[やってみました。でも、時空石は動いてくれません。]
「タイムマシンは、現代にないしなぁ……。」
ヒデヨシも、腕を組んで考えこむ。
[そうですか……。]
龍一郎さんが、肩を落とす恐竜をなぐさめる。
「そんなに気を落とすことはないよ。大丈夫。過去から現代に来れたんだ。きっと、現代から過去にもどる方法もあるさ。」
安請け合いするけど、もちろん、過去にぜったい帰れるという根拠はない。
[二つめのお願いをいってもいいですか?]
「どうぞ、どうぞ。」
[ぼくに名前をつけてもらえませんか。ぼくたちは、みんなテレパシーを使えるので、名前が必要ないのです。一頭ずつ別の名前をつけなくても、相手のことを心に思い浮かべるだけで、だれのことかわかりますから。]”
はやみねさん独特の言い回しが沢山入っててどのキャラも面白い。
とくに龍一郎さんのキャラが結構良いなぁ。
夏休みに起きたちょっと不思議で、彼らのこれからを変えた出来事の話。
“「へぇー。」
わたしは、仁の顔をのぞきこんだ。
「なんだよ。」
「仁って、けっこう気をつかうようになったのね。成長したね、えらい、えらい。」
わたしは仁の頭をなでる。その手に、仁がかみつく。
「イタタタタ!」
まったく野蛮人なんだから。
わたしは一つため息をついていった。
「ねぇ。わたしたちもケンカしてないで、お祭り見物にいこうよ。」
そしたら、仁がキョトンとした顔をする。
「どうしたの?」
「いや。……おれ、この格好でいいか?」
今日の仁の服装は、このあいだのおしゃれな格好とはちがって、ところどころ裂けたシャツに破けたジーパン。仁のいうところの“外出着”だ。
「なんだっていいよ。それより、早くいこう!」
わたしは仁の手をひっぱって、お祭りの中へ走りだした。” -
フィーネの時に納得。
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はやみねさんらしい不思議ワールド。小学生のうちに読みたかったななんて思ってしまう。
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やっぱり夏はこういう作品がいいなぁ!
全体的にスッキリサッパリで、且つどこか切ない。
はやみねさんの軽快な書き方が好きです^^
キャラクターの活き活きとした感じがなんとも言えない!!
ラストでウルウルきてしまった…最近本当、涙もろくていかんwww
挿絵もすごく雰囲気ぴったりで素敵でしたvv -
夏休み三部作の最終作。退屈な夏休み、本物の恐竜とであってしまった四人の小学生のおはなし。
タイムスリップしてきた恐竜ロロをもとの時代に戻し、且つ恐竜が滅びてしまった事実から人類の最後が近づいてきたことを読みとった子どもたちが、自分たちなりにどうすれば人々がこの危機に気付くかを考え行動してゆきます。
そのようすはおとなの視点から見れば拙く浅はかでしかないのだけれど、小学校最後の夏休み、子どもたちの冒険譚としては楽しめるものになっていると思います。少々力技ですが……気にしないでおこう……。
著者プロフィール
はやみねかおるの作品
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