筋肉学入門――ヒトはなぜトレーニングが必要なのか?

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 49
感想 : 6
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  • Amazon.co.jp ・本 (290ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062154659

作品紹介・あらすじ

重力と闘う「筋」の生い立ちから運動との深い関係までを、理学博士&現役ボディビルダーが教示する。スポーツマン、生命科学に関心のある人、必読の書。

感想・レビュー・書評

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  • 実践的トレーニングとはまったく関係なく、学問的な本。でも学問的に面白かった。無重力の宇宙では寝たきりの加速試験をしてるようなもので、無重力空間では1週間で20%位の筋肉が失われるとか、80歳になっても筋トレすることで筋肉を増やすことが可能だとか。。。

  • 非常に難しいが最初の部分だけでも面白かった

  • トレーニングをすると筋肉が太くなり、強くなれるのか、は生命そのもののメカニズムの解明へ繋がるテーマ。

  • 筋肉の動く仕組み等が書かれています。
    トレーニングは健康のためにしたほうが良いです。

  • ミクロな視点から筋肉の構造を取り上げている。
    このような本を読むのは、「象の時間ネズミの時間」以来である。
    知的欲求を満たす上では大変面白く、ひとつのミオシン分子からの筋肉の世界が書かれている。
    しかし決して読後感の良いものではなく、更なる疑問が自分の中に沸いてくる。
    おかげで、専門でもないのに、古本屋で解剖学の本まで買ってしまった。
    ちなみに、筋力トレーニングの参考になるかどうかはわからない。

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著者プロフィール

東京大学名誉教授、東京大学スポーツ先端科学連携研究機構特任研究員、理学博士。
1955 年生まれ。東京大学理学部卒業、同大学院博士課程修了。1999 ~ 2020 年東京大学大学院総合文化研究科教授。専門は運動生理学、トレーニング科学。1981 年ボディビル ミスター日本優勝・世界選手権 3 位。1982 年ミスターアジア優勝。2001 年全日本社会人マスターズ優勝など、競技者としても輝かしい実績を誇る。少ない運動量で大きな効果を得る「スロトレ」の第一人者。エクササイズと筋肉の関係をベースにした健康や老化防止についてのわかりやすい解説には定評がある。
著書:『トレーニングをする前に読む本』(講談社、2012)、『筋肉学入門』(講談社、2009)、『スロトレ完全版』(共著、高橋書店、2009)、『石井直方の筋肉まるわかり大事典』(ベースボール・マガジン社、2008)など多数

「2023年 『筋力強化の基本書』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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