- Amazon.co.jp ・本 (136ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062155281
作品紹介・あらすじ
無限の先には何があるのか?
文章とイラスト(オールカラー)のコラボレーション 新しい科学読み物!
●無限大にゼロを掛けても無限大って本当?では無限大に無限大を掛けたら無限大の2乗になる?
●無限って数えられるの?
●自然数と有理数はどちらが多い?
●無限に大小はあるの?
●無限に向かうスピードに違いはあるの?
感想・レビュー・書評
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◆きっかけ
女優ミムラさんの著作が読みたくて、M図書館で「ミムラ」で蔵書検索したらリストに上がってきて。昔から、無限について考えると吸い込まれるような感覚になって、わけがわからなくなる。わかりやすい本があるなら読みたい!と思って。2017/5/30詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
[初版第1刷]2009年6月23日
良書。無限論への導引書として・・・面白く、読みやすいが、内容は横書き故、本格的! -
・筆者の考えでは、数学の無限は3つに分類できる。
解析に登場する無限大
幾何に登場する無限大
集合に登場する無限大
・解析に登場する無限大
いわゆる∞のこと。「無限大に発散する」はOK「無限大に収束する」「∞というものがある」はまちがい。∞+1=∞、∞+∞=∞、∞-∞は不定、∞×0は不定。∞+1=∞無限は正しいが、∞を数であるかのごとく扱って、この式を変形し、1=0となってしまうのはだめ。
数列における=と普通の数の=は意味が違うのだが、∞が登場しない限り同じように扱って大丈夫。例:2+3=5は、数の等号としても正しいし、2に収束する数列と3に収束する数列をたすと5に収束する数列となる、とみなすこともできる。
・幾何における無限大
例:絵画における消失点(無限縁点)
中途 -
数式はほとんどないので、入りやすい。ちょっと絵本みたいな作りになっているのがうまいと思った。
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以前ブログで書いた記事の参考にした物です。
面白いですよぉ〜。