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Amazon.co.jp ・本 / ISBN・EAN: 9784062155519
みんなの感想まとめ
死刑という重いテーマを扱い、犯罪者の心理やその背景、そして死刑制度の様々な側面を深く掘り下げた作品です。特に、執行までの過程における関係者の苦悩がリアルに描かれており、刑務官や神父、被害者遺族の視点を...
感想・レビュー・書評
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得られたものは特になかった.
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巻末に載っている本の『まとめ』のようなカンジ。
題名は重たいしインパクト有るけど、実際の内容は『死刑の是か非か』だし。
実際にあった事件を、当事者(死刑囚)、被害者からみている雰囲気。
最初の『かくしてボタンは押される』の章でちとムカムカしますが、それ以降は普通のルポかな?
題名のわりには読みやすい。
ただ、面白いかは別。 -
反省しない人間はとことんしない。最期の最期まで自分の事しか頭にない。「埼玉・熊谷4人拉致殺傷事件」の被告である。
閑話休題、それにしても死刑の様々な側面が見えてきた。関わる刑務官の精神的・肉体的苦痛は尋常ではないし、被害者遺族の心が加害者の死によって晴れるわけでもない。最期に関わる神父ですら、「私だってすぐにでも辞めたい」と語る。それでも仕事として、関わっていくしかないと続く。
後悔と反省しかないとわかっているはずなのに、どうして極刑を下されるような事件を起こしてしまうのか。そうした事に対する返答の数々を読むと何も出て来ない。一瞬の判断が、人生を狂わせてしまったのだ。 -
死刑宣告されてから実際、執行されるまでの間の様子中心に背景など書かれている。
獄中からの手紙で遺族が心を動かされる例が本当にあるとは思わなかった。冤罪か否か、死刑か否か、赦すか否か、白黒はっきりつけられないからこその苦悩が全立場から読める。 -
死刑囚や被害者遺族に関するルポ。死刑囚と被害者遺族との手紙のやりとりが死刑執行によって途絶えてしまうエピソードや、刑務所内での受刑者の反省の度合いに関わらず刑が執行されることに対して、教誨師など彼らを支える人々が感じる不条理など、考えされられる点は多い。
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主に木曽川リンチ殺人事件を中心としたルポ。短絡的な行動によるもので同情の余地は無さげだが反省して被害者と交流をもつ被告もいるのが人間の不思議さといえる。
他にも絞首刑に処せられた者を取り上げており死刑問題に考えさせられる。
恐らく論点がずれるので作者が徹底調査しなかったと思われるが冤罪の疑惑が深い「飯塚事件」こそ取り上げるべき大問題ではなかろうか。何せ絞首刑にされているのだから… -
私の中では衝撃的だった。
ノンフィクションの作品をあまり読まないというのも
あるのかもしれない。
表紙を捲り、すぐに書かれた
一文に興味を持ち、読み始める。
始めのところで、
リアリティではなく、リアルな描写を読み、
何度か体が震えた。
そして熊谷の事件が、一番興味深く考えた。
確かに正論のような気がする。
たくさんの人の目線から書いているが、
亡くなった被害者の主張がないのが
虚しくてならない。
他にもこういう作品を読んでいきたい。 -
あとがきの「執行ボタンを押しているのは若き刑務官だが、その指を動かしているのは私達一人ひとりの暗黙の意思なのだから。」という言葉が印象に残った。
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久間三千年は無辜だったか?
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日本の死刑の詳細。死刑囚の人となり。冤罪の可能性がある死刑囚が問答無用で処刑されていたり…と、「死刑」を問うルポルタージュ。
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死刑執行の様子、刑に携わった人々の気持ち、死刑囚の心情、またどうして犯罪を犯してしまったのか、被害者遺族の苦しみなどが書かれており、死刑の是非を考えさせられる一冊です。
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