獣の奏者 (4)完結編

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 2979
レビュー : 418
  • Amazon.co.jp ・本 (434ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062156332

感想・レビュー・書評

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  • 読み終えるのが寂しくて
    チマチマ読んでたけどついに
    読み終わっちゃった…
    最後の方は残りのページで足りるのか…
    と思うほどの息をつかせぬ展開。
    泣けた…

    王獣を武器にするため訓練を続けるエリン。
    夫イアン、息子ジェシと静かに
    暮らすことを望んだ彼女の思いとは裏腹に
    ラーザの侵攻が始まり戦が始まる。
    天を舞う王獣と地を覆う闘蛇がぶつかる時
    伝えられた災いが明らかになる…

    エリンに幸せになってほしい…
    ただそれだけを願いながら読んだけど
    涙が止まらなかった…
    エリンの想いとジェシの願い。
    ファンタジーだけど根本にあるのは
    「人」の物語。
    これで終わりかと思ったら
    外伝があるようなのでそれが楽しみ…!

  • はー。終わっ…た。
    そうか…そうなのか…。

    やっぱりこれ悲しい話だ。
    悲しいだけじゃなく色々と考えさせられるし、壮大で良質な物語だと思うのだけどやるせない。

    やっぱり2巻の王獣編までの方が好きだなとは思ってしまうし、あの終わり方が非常に良かったのでちょっと複雑だけれど、
    ちゃんと4巻まで読んで良かったと思う。
    こうやって完結させることも必要なのか。

    最初の2巻をもう一度読みたいな。

  • すごく感動した。
    人が生きて、死ぬことを考えた。自分の存在が次の人たちに何をのこせるのかということ。自分もそういう人になりたい。

  • ぐわーーー!

    ラストがぐわーーー!!

    仕方ない展開ではあるけどっ(T ^ T)

    このやるせなさを拭ってくれるのは外伝しかない!

  • 『獣の奏者』のテーマの一つ、「知識を隠すことで未来が良くなることはない」に共感しました。日本でいう戦前の教育を連想させる。今もあるでしょうが。自分から知ろうとしなきゃ知れないことが沢山。
    あと上橋菜穂子は天皇制の問題点をちらほら書きますね。皇族の人権無視については同感。ああも不自由では辛いのではないか、と思ってしまう。

    また、綿々と受け継がれていく知識の大切さ。過去大切にされてきた口伝が途絶えることで、後世の人々の困ることがきっと出てくる。お年寄りの話はちゃんと残したいね。

    そしてリラン・・・エリ―――――ン!!!!(泣)
    エリンのやり方には反感も抱いていたのですが・・・ここまで書かれるとぐうの音も出ない。
    (全部一人で背負っちゃうし、一途すぎて何やらかすか怖いし、ガチガチの石頭でしょうエリン。そりゃ戒律の民じゃなくても「お前のやってることが一番正しいと思うなよ(ぷんぷん)」って言うさ。でも彼女の生き様だと、それも仕方ないんだけど・・・)
    見てて辛くなる女性なのに好きにならざるを得ない。
    イアルと添えてよかったよね。息子も本当にいてくれて良かった。
    胸に刺さる棘のような物語ですが、いつか彼女の名である山リンゴのような甘みと共に思い出したい。

    さて、外伝読むか。

  • 分類 913/ウ

  • エリンって頑固だけど、自分自身の起こした事の責任や
    辛い思いなどをできるだけ自分だけで引き被ろうとする姿に
    感銘しました。スタンドプレーは格好いいけど、それに
    対しての代償は大きなもの。エリンは母ソヨンのような
    責任のとり方はしないと言ってましたが、私はエリンの生き方は
    もちろん好感が持てますが、ソヨンの伝統に対する受け止め方も
    好きでアリだと思います。
    壮大でいて、切ない物語。色々考えさせられるものがありました。


    ただ、何故あれだけ歴史を気にしていて”カレッタ・ロウ”の
    人々に会いに行こうとしなかったのかが気になります。
    (なんだかんだいって最終曲面までは時間あったし)
    王のバックがついてるし、エリンは無理だとしても最大に信頼
    できるイアルがいるのに…彼の誘拐を恐れるなら他の人を派遣
    すればよかったのに。
    そしたらラストあんな展開にならなかったのにと思うのですが。

  • ずっと読むのはためらってたのですね。
    2巻で綺麗に終わってたので。
    アニメ化に伴って3~4巻が出たので、世界が壊れるんじゃないかって、気にしてました。
    あとがきを読むと、著者本人が、読者以上に気をつかっていたことを知って嬉しくなりました。
    とても重たい話でしたが、主人公や周りの人たち皆、けして楽な人生ではなかったでしょうが、幸せはあったのだ、と思えました。

    装画 / 浅野 隆広
    装丁 / 坂川 栄治+田中 久子(坂川事務所)

  • ついに敵国の闘蛇軍が姿を現す。
    王獣と闘蛇の戦いによって引き起こされる災いとは何か、が明らかになる。

    エリンには幸せになってほしかった。

  • 獣の奏者・完結編読了。
    すばらしかった。
    「伝えること」「伝わること」がどれだけ大切か。
    改めて色々考える。

    これは全巻すばらしい。どことなくゲド戦記が頭をよぎる、伝えたい思いの強い作品。

    主人公たちが、正しさを知らないのがいい。

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著者プロフィール

上橋 菜穂子(うえはし なほこ)
1962年、東京都生まれの児童文学作家、SF作家。
1992年『月の森に、カミよ眠れ』で日本児童文学者協会新人賞、2000年『闇の守り人』で第40回日本児童文学者協会賞、2003年『神の守人 来訪編、帰還編』で 第52回小学館児童出版文化賞、2004年『狐笛のかなた』で 第42回野間児童文芸賞受賞他、2015年『鹿の王』で第12回本屋大賞など、多数の受賞歴がある。
2014年には「小さなノーベル賞」とも呼ばれる世界的な賞、国際アンデルセン賞作家賞を受賞している。

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