風の王国 官兵衛異聞

著者 :
  • 講談社
2.89
  • (1)
  • (3)
  • (26)
  • (7)
  • (1)
  • 本棚登録 :82
  • レビュー :11
  • Amazon.co.jp ・本 (242ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062157247

作品紹介・あらすじ

秀吉の懐刀・黒田官兵衛、キリスト教の教義を官兵衛に教えた日本人修道士・ジョアン、キリシタンの象徴的存在・細川ガラシャと、その侍女いと、キリシタンの天下人と望まれた岐阜中納言織田秀信らは、次々と追放や殉教という運命に翻弄されていった。伴天連追放令下、キリシタンが次第に生きにくくなる時代を描く連作集。

感想・レビュー・書評

並び替え:

表示形式:

表示件数:

  • 戦国時代をキリスト教という新しい風が吹きその風に翻弄されながら時代が進む

  • 登場人物が多くて、お話に集中できず大変でした。

  • 読書完了日2012年11月25日。

  • 豊臣秀吉に仕えた二兵衛のひとり、黒田官兵衛の連作小説。
    所々後藤又兵衛にスポットを当てたり宣教師にスポットを当てたりしている所為か、時系列が前後してくるのでちょっと「?」となってしまった。
    最終的には補足されている形で纏まっていたようには思えたんですがね。
    何故最後がいと(マリア)視点で玉子(ガラシャ)の話なんだろう……と疑問には思ったなあ。
    官兵衛の話じゃなかったのか!と思わず突っ込んでしまいましたけど、最後の最後で恋愛?のような空気をにおわせて終わらせていましたね。
    話の主軸としては、キリシタンについて、でしたね。
    豊臣秀吉の下で、とか言いながら此の話は既に仲が微妙になっている(伴天連追放令後)話で、如水、で通していたし。
    明智光秀に織田信長を殺させたのは裏で如水が手を引いていた、というのだったり、豊臣秀吉はカンタレラで毒殺されたのは石田光成や淀君が協力していたり、新説なんだろうけれども、まあ面白くは読めたとは思う。
    しかし如水がちょっと凄すぎる、というイメージが強くて、主人公だなあ、という感じ。

  • タイトルには官兵衛異聞とあるけれども、官兵衛の話と言うよりは切支丹のことと官兵衛の策が絡みあったお話。
    そして切支丹に崇められているガラシャについてもちょくちょく出てくる。

    官兵衛亡き後も官兵衛の考えた策によっていろんな人が動いていたりして、この人の影響力は地味に大きいのだなと思った。

    ガラシャの侍女であるいとさんと官兵衛のとこの又兵衛の会話が非常に可愛い!やりとりがいちいち可愛くて顔を合わせるシーンはそれほど多くはないのににやけてしまう。

  • 秀吉の懐刀として、竹中半兵衛と双璧と称せられる
    黒田官兵衛のお話。
    伴天連追放令下で、次第に距離が出来る秀吉と
    黒田官兵衛。
    キリシタン大名や細川ガラシャ、日本に入ってきた
    宣教師たちの苦しい立場や境遇が描かれていた。

  • 秀吉の軍師として有名な黒田官兵衛を中心に修道士ジョアン、細川ガラシャ、織田秀信といったキリシタンたちが伴天連弾圧の中、時代に翻弄されながらも生きていく姿を書いた短編集。
    各短編が少しずつリンクしてるところが憎いところです。
    短いながらも読み応えはたっぷりで歴史に忠実ながらうまく話しをつむいでいくのは流石ですね。
    でもけっこー地味なんですよねー でもこの地味さが葉室さんの持ち味だと思います。

  • 黒田如水や細川ガラシア、修道士のジョアンらを主人公としたキリシタンをテーマとした連作。秀吉を毒殺したのは三成、淀君の共謀などの「新説」も。葉室作品には当たり外れが大きい。

  • 太閤謀殺‥‥朝鮮の役
    秘謀‥‥大阪冬の陣 後藤又兵衛
    謀攻関ヶ原‥‥細川ガラシャと織田秀信
    背教者
    ガラシャーいと女覚え書ー‥‥末後のガラシャ

全11件中 1 - 10件を表示

葉室麟の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

風の王国 官兵衛異聞に関連する談話室の質問

ツイートする