新参者

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 10270
レビュー : 1334
  • Amazon.co.jp ・本 (354ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062157711

感想・レビュー・書評

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  • 一気に読了。多くの登場人物にまつわる秘密の話が少しずつ明らかになり、真相にたどり着く展開に引き込まれます。オススメです。

  • 初めて読んだ加賀恭一郎シリーズ。
    ドラマ版では加賀の思考がよくわからず、あまり面白いとは感じなかったけれど、なるほど原作では事件の関係者らの視点から物語が描かれている。加賀の思考はわかなくて当然だ。

    ぼやけていた物がすこしずつ見えていくのは気持ちよかった。

  • 一つの殺人事件の捜査中でありながら、いわゆる日常の謎モノの連作短編となっている構成。
    所轄の一刑事である加賀恭一郎が、人形町を舞台に街の人々と交流しながら、そしてそれぞれの事件の関係者を絡ませながら、市井のちょっとした謎を解いていく。
    一つ一つの事件は小さいながらも当事者にとっては十分に不可思議なものであるし、加賀の手によって暖かい解決が見られるあたり非常に上手い。
    メイン(のはず)の殺人事件の謎解きに至っても、ある刑事にとっての心の解決につなげるあたり心憎い。
    殺人事件に関してはトリックがどうとか、ロジックがどうとかというものではないけど、素晴らしい作品であると思う。

  • 面白かった。伏線が張り巡らされていて、何度となく、前に戻って読み返しでしまった。

  • 別の作品を読んでいたが内容が暗くて気分転換に読んでみた作品

    1話1話でちゃんと完結?してるけど
    一見何の役に立つのか分からない内容も全部繋がっていて面白かったです

    やっぱり加賀刑事の捜査手法やスタンスが好きです
    温かい気持ちになりました

  • ドラマを見てからの原作を読んでみて、ドラマは原作をほぼ忠実に再現したんだなー、と思った。
    たい焼きの話がなかったのは残念?(笑)

    ただ真実をつきとめる、で終わらない加賀さんのスタンスが素敵。
    連作短編集だけあって、前に出てきた登場人物や物が出てきたのはあの話の〇〇〇だ、みたいに反芻させられて楽しかった。一番最後に一番始めの登場人物が出てきたのも作者の意図なんだろうなとニヤリとしてしまった。

    このシリーズもぜひ最初から読んでみたい。

  • 加賀恭一郎シリーズ。
    人形町の情緒深い町で起きた殺人事件を解決すべく古い町とそこに住む人々に聞き込みをし殺人事件だけではない出来事の絡まりを解きほぐしていく。相変わらず賢くて温かくて優しい加賀さん。

    東野圭吾作品のなかでは悪意やレイクサイドと並んで印象に残る作品で、なおかつ読みやすいし救いがあるのでお気に入り。

  • この小説の醸し出す雰囲気がとても居心地がいい。
    人形町を舞台にして、町中のせんべい屋や民芸品やが出てくるが、単にガイドブックの店の羅列ではなくて、下町の人間の繋がり、町の情緒、新参者を受け入れる流れ、など町とストーリーが一体化しているのがいい。

    引用は、親としての言葉(上杉の)
    下町の厳しくてあたたかい愛情、思いやりがいろいろな形で登場する。
    祖母と孫、女将と小僧、母と息子の彼女、姑と嫁。
    そこも読みどころ。

    加賀は随所で気遣い、気配りをしていて、そのことを受け取った側も気がつくのだが、押し付けがましく感じない。きっとあたまがいいんだろう。飄々としている人物像は、ドラマ化された阿部寛で頭の中で描かれて違和感なかった。ドラマ観てないけど、見ればよかったかな。

  • 加賀恭一郎の刑事としての 仕事だけではなく、分かり合えなかった人の心を 解き明かすところが、素敵だなぁと思いました。

  • 殺人事件だけど、その解明の過程で明らかになる心温まる話が、読んでいて暗い気持ちにさせない。
    人形町に行きたくなった。また散歩でもしに行こうっと。

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著者プロフィール

東野圭吾(ひがしの けいご)
1958年大阪市生野区生まれ。大阪府立大学工学部電気工学科卒。大学在学中はアーチェリー部主将を務める。1981年に日本電装株式会社(現デンソー)にエンジニアとして入社し、勤務の傍ら推理小説を執筆する。1985年『放課後』で第31回江戸川乱歩賞を受賞し、小説家としてのキャリアをスタート。2006年『容疑者Xの献身』で第134回直木三十五賞を受賞。2013年『夢幻花』では第26回柴田錬三郎賞を受賞、2014年『祈りの幕が下りる時』で第48回吉川英治文学賞受賞。現在、直木三十五賞選考委員を務めている。代表作としてガリレオ・新参者シリーズに加え、映画化された『手紙』『ラプラスの魔女』。ほかにもテレビドラマ・映画化された作品が多い。2018-19年の作品では、『人魚の眠る家』、『マスカレード・ホテル』、『ダイイング・アイ』、そして今後の映画化作として玉森裕太、吉岡里帆、染谷将太らの共演作『パラレルワールド・ラブストーリー』(2019年5月31日映画公開)がある。なお、中国で『ナミヤ雑貨店の奇蹟-再生-』が舞台化・映画化され、映画はジャッキー・チェンが西田敏行と同じ雑貨店店主役で出演する。2019年7月5日、「令和」初の最新書き下ろし長編ミステリー『希望の糸』を刊行。

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