センゴク兄弟

  • 講談社
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感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・本 (314ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062158442

作品紹介・あらすじ

美濃の土豪・仙石家に養子が帰ってきた。越前一乗谷の萩原家より呼び戻されたこの四男こそ、のちの仙石権兵衛秀久である。出迎える仙石家の人々のなかには、嫡男である実兄の新八郎がいた。文武に秀でたこの兄。権兵衛も大好きなこの兄が、当然家督を継ぐはずだった-。だが、時代は風雲急を告げる。虎視眈々と美濃を狙う織田信長が勢力を急拡大し、美濃中の侍は選択を迫られていた。信長率いる織田家か、龍興が君臨する斎藤家か-。仙石家の選んだ道とは…。そして新八郎と権兵衛の「センゴク兄弟」はどんな運命を辿るのか…。そんななか、全国を震撼させた竹中半兵衛の稲葉山城乗っ取り事件が起こる。名手・東郷隆が挑む、渾身の本格歴史小説。

感想・レビュー・書評

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  • 漫画「センゴク」の原作者によるスピンオフ小説。美濃の土豪から木下配下に着くまでのプレリュード部分。

  • 仙石と戦国を掛けたか。
    新八郎久勝と権兵衛秀久の兄弟。
    漫画で少しは知っているだけ。
    信長の美濃攻略で話は終わった。外伝的な位置づけか。

  • 某青年マンガ雑誌で連載されている「センゴク」こと仙石権兵衛秀久と、その兄ながら家督を継がなかった新八郎の2人の兄弟の若かりし頃(美濃斉藤家~尾張織田家)の話です。ちょっと話ができすぎている気がしました(笑)
    私の中での仙石秀久とは、秀吉軍の無能な軍監で「戸次川の戦い」で島津軍の伏兵に引っかかってコテンパンにやられた張本人という認識です。
    さしたる武功もない平凡な武将だったと思うのですが

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著者プロフィール

東郷隆/横浜市生まれ。国学院大学卒。同大博物館学研究員、編集者を経て、作家に。詳細な時代考証に基づいた歴史小説を執筆し、その博学卓識ぶりはつとに有名。1990年『人造記』等で直木賞候補になり、93年『大砲松』で吉川英治文学新人賞、2004年『狙うて候 銃豪村田経芳の生涯』で新田次郎文学賞、12年『本朝甲冑奇談』で舟橋聖一賞を受賞。その他著書多数。

「2022年 『妖変未来記』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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