チェンジメーカー

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  • Amazon.co.jp ・本 (258ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062158688

感想・レビュー・書評

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  • ネタバレ多しです。

    |世の中の様々な事は、意外と少数の人たちの意志で動いている。

    |チェンジメーカー・・・世の中をより良い方向へ変えて行きたい、という強い想いを持ち続け、世界を変えていく変革者

    |重要なことは、住みたい社会、暮らしたい未来をビビットに描き、
    それが今とどのように違い、何がギャップで、障害が何かを見極めること。

    |チェンジメーカーになろうとすると、必ず足を引っ張る人間が現れる。
    自分が行動を起こさなくていい理由、変わらなくてもいい理由を、常に探し続けている人にとって、チェンジメーカーの存在は、自分の無能ぶりが顕になり、存在意義を疑われるため。
    だからこそ、チェンジメーカーは"したたかである"必要がある。

    |"地動説"を見つける。
    天動説→地動説への考え方の変化には、世代交代が大きな要因として上げられる。天動説が正しいとされていた時代から、天動説には論理破綻していることが多々見られた。そして、若い世代では、すでに地動説が正しいという認識が広がっていた。
    つまり、天動説を信じていた人が考えを改めて、地動説を信じるようになった訳ではなく、始めから地動説が当たり前だと受け止める若い人が増えていった。天動説を信じる高齢者が亡くなり、地動説を信じる人が主流となった。

    |日本の高齢化による宿命
    人間のパフォーマンスが最も高いのは、20代後半~40代前半。
    その頃、日本人には、高いポストにつくことは難しい。老人が席を譲らない為である。そして、若い人をトレーニングする機会の損失が問題となる。
    老人の為の、老人による政治など。

    |年寄り国家の弊害
    老人の欠点・・・
    1)変化への対応力がない。(変化=今までの自分を否定)
    2)失敗力が無い。(老人には、失敗しながら成長する発想が欠如)
    3)我慢力が無い。(今さえ良ければ、それでいい、という意志決定)

    |Why?を5回で本質を探る。

    |老人は、会社で仕事に熱中しすぎることで、会社にしか居場所を築けない為、不安な気持ちから、仕事にしがみつこうとしている。

    日本の高齢者の不幸感が増す要因
    1)家族からの疎外感
    2)地域からの疎外感
    3)友人からの疎外感

    |高齢化の解決方法
    高齢者を排除するのは、愚の骨頂。
    良い付き合い方を見出すべき。まずは高齢者の住みよい街、環境を作り、
    高齢者の不安を軽減して上げる、などを考えることが、頭の使い道がある発想。"歳を取るほど、幸福度が下がる日本"、を変えていくことが重要。

    |ボウリングの1番ピンを狙う
    問題を解決するには、一番重要なポイントを抑える必要がある。
    高齢化の解決をする方法として、親世代との関係を再構築する、ことが1つの提案。
    親世代と関わることで、親→子世代へ、労働時間や金銭の移動が行われる。また親もそれを不快には思わない。
    親だけでなく、高齢者予備軍の上司世代にも、定年後、孤独にならないよう、プライベートを充実出来るように働きかける。(自分もいずれ同じ立場になる)

    |なぜ麻生"太郎"、小沢"一郎" なのか・・・
    それは、親が選挙に出馬した際、覚えてもらいやすい、書きやすい名前だから。
    政治の問題は"昔のなごり"を変えられないこと。

    |アメリカのホテル王の言葉・・・
    従業員を大切にしなさい。従業員に接したように、従業員はお客様に接することになる。

    |若い世代の選挙への意識
    投票率の高い世代を助ける政策が増えるのは、当然のこと。
    変えていくには、若い世代の投票率を高めるしか方法は無い。

    |SMART
    Simple, Mesurable. Achievable ,Result-based,Time-Oriented

    |35歳独身限界説
    結婚生活を通じて得られるメリット
    1)生産性の向上・・・ワーク・ライフ・バランスを考えざるを得ない状況
    2)パートナーという他人との学び合う機会
    3)ダイバーシティ(多様性)の理解

    |社会人に求められる能力
    20代・・・どこの部署でも対応可能なコミュニケーション能力、問題解決能力
    20代後半・・・所属部署での、自分にしかない武器を見出す
    30代・・・会社に利益をもたらす。成果を上げる。
    管理職・・・自分を活かし、周りをも活かす能力。
    独身の仕事だけの人間は、ワーク・ライフ・バランスを考えるキッカケがなく、部下にも仕事だけの人生を押し付けてしまいがちになる。

    |日本人の結婚に対する意識改革
    男性・・・家でのシゴトを"手伝ってあげようか"は間違い。
    根底に、男はシゴト、女は家事、という考えが抜けていない。

    女性・・・専業主婦は、海外では非常識なことで、日本で成り立っていたのは
    高度経済成長期だけ。すでにそんな夢物語は捨てるべき。

    |目的思考、ではなく、同調思考
    なぜこんな会議や資料が必要なのか?理由は、昔からこのやり方だから。
    目的思考に変えていく。

    |意欲のある人、ない人の1時間
    ダラダラとシゴトをする人には無駄が多すぎる。
    解決方法・・・一人当たりの総労働時間の規制しかない。

    時間が有限であることを自覚させるには、プライベートで必要な時間を算出して、そこから逆算して仕事の時間を考えるようにすること。

    |マッキンゼーの特徴
    効率的な見本となる業務方法・・・ベストプラクティスとして表彰。
    その方法を世界中の支社に広げる。

    日本では、効率的なシゴトをすれば、別のシゴトが振られる悪循環に陥る為、忙しいふりをしたほうが自分の為になる、という意味不明な状況。

    労働一神教から抜け出し、"自分の資源、時間を最大限に有効に使う方法"を考え続ける。

    |転職によるキャリアアップ
    転職する時は、1)自社 2)市場 3)自分 の3つの視点から捉えること。

    また転職までのシナリオを常に思い浮かべる。
    転職は"リセットではなく、チューニングだ"。転職は目的ではなく、手段。

    |スキルを身につける習得段階
    1)体系化した知識・・・フレームワーク
    2)多くの経験・・・一般的に1万時間の法則
    3)具体的な経験

    転職で聞かれる質問として
    "あなたの今までやってきた中で、会社に最も利益をもたらした活動と
    そこで行ったあなたならではの活動内容”を教えて下さい。に答えられるように。

    |単純なコインの裏返し政策はダメ

    |非正規雇用を増やした理由
    高齢者の就職をしやすくした=若者を切り捨てた(政府の考え)

    会社の寿命が、昔は人間<会社だったが、
    今は人間>会社となったことで、終身雇用制は破綻している。

    しかし、高齢者優遇の政策から、高齢者は会社にしがみつき、
    若者には就職しやすい構造が無い。
    若者が就職出来ない理由を、"精神論"に置き換えるのは、全くの検討違い。
    構造の問題にある。

    |少子高齢化を解決しつつあるオランダが良い見本
    日本が直面する問題を、既にオランダが解決しようと先進的な動きを見せている。

    |革新的な技術の発明により、既存の既得技術が廃業状態に。
    テレビ→インターネットの出現で、ほとんど不要に
    ガソリン車→電気自動車の出現で、未来には不要に?

    |環境変化に適応するには・・・
    1)変化を味方に
    2)早め早めの対応
    3)自己否定をする
    4)ビジネスモデルを生む仕組み

    |成功は復讐する。
    過去の成功は、忘れて自分のビジネスをぶち壊すような発想が、
    新しい成功を生み出すキッカケになり得る。

    |マッキンゼーのプロジェクトマネージャー時代のシゴト方法
    シゴトを取り掛かる前に、ダミーパックを作る。
    ダミーパックとは、簡単な報告書で、目次をイメージしてから、シゴトを始める。
    目次を考える=最終的な資料の完成をイメージすることが出来るため、
    資料を作り始めてから、やり忘れを防ぐ事ができる。

  • 勝間さんは最近職業をきかれるとチェンジメーカーですとこたえられるそうです。
    「本当はこうなったらいいのに」を「本当にする」ための10の処方箋、
    ネットで話題沸騰「35歳独身限界説」のすべてがわかる!
    これであなたも勝間和代になれる・・・?

  • 感想は、今の会社を転職したくなった 笑

    自己否定をして、変化すること。
    紀伊国屋。アマゾンに取られるくらいなら、自分でネット通販して、ビジネスモデルを変えれば良かった。衝撃的な考え方だった。

    自分の市場価値を正確に把握すること

    コインの裏返し的な考え方はダメ

    whyを5回繰り返して問題の本質を知る

  • 自分としては初勝間本。
    誰もが感じている日本社会の課題をズバズバと指摘。
    指摘するだけ、評論するだけなら誰でもできるが、それに対する具体的な対応策を、誰でもできるレベルの細かいところまで提案しているのがすごいと思った。(政治のくだりとか)実際にその対策が有効かどうか疑問を呈する人はいるかと思うけれど、論じているヒマがあったら、とにかく変えるために考えて、動いてみて、やってみたらどうか、というのが全体的なメッセージなのかな、と思った。

  • いろいろ言う人はいるけれども、これはこれで納得していいんじゃないかな、っていう内容。もちろん過去の本との重複や彼女ならでは自分語りの多さは気にかかるところですが、まぁそれはそういうものと考えるしかないでしょう。やっぱり特に女性に刺さるように書いてあるのではないかなぁ、と。過去ほどの強さはないもののサラっと読める感じで僕はいいと思います。

  • こうなったらいいな将来像をビビットに描き、現在とのギャップや障害を見極める。課題さがしから入るより好きな発想だな。

  • 勝間流の日本再生計画書。シルバー資本主義=年寄り国の弊害。前例主義=なごり政治の弊害。SNSで政治を監視しよう。結婚のすすめ=35歳独身限界説。35歳以降になり独身のデメリットが顕在化する。労働一神教から抜け出せ。仕事一色で配偶者、家族、友人、地域との関係が薄れ、退職後も仕事にしがみつく。こういう人は自分のお葬式を想像しよう。転職必勝法はコモディティ企業でなくスペシャリティ企業を選ぶ。会社の寿命は個人の人生より短い。社内転職もある。個人の事情も球に変わる。終身雇用神話もなくなるだろう。男女共同参画社会へ。

  • 企業社会、日本社会を変えていくのは自分たちだと思え!という非常にアグレッシブな本だと思う。

    不便だ不当だと、文句ばかり言っていないで、自ら変えていけ!変化の種になれ!ということだと思われ。

    まぁ、私もそう思いつつ、日本の一般的な社会規範から多少逸脱した生き方をしてると思われますが…これで社会は変わりますかね?寧ろ、排除されてるとしか思えない場面が多いんですがね…と思うのであります。

  • ずばり、勝間和代さんは、チェンジメーカーだと思う。
    変える必要があるかどうかに関係なく、変えることから利益を得ている。

    WEBの利用、ツウィッター、などなど、
    使う道具を変えて、勝間和代さんのノウハウ本を購入すると、
    勝間和代さんのところにかすかに利益が入っていく。

    マスプロモーションで、薄く、広く利益を集める。
    現代のIT社会の寵児だろう。

    チェンジすればするほど、儲かる人と、
    チェンジすればするほど、支払う人がいることが分かれば、
    本書を読んだ価値があると思われる。

  • ここ半年くらいで勝間さん本、5冊目くらい。私は好きです、勝間さん。

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